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2023年の運勢はどうなる? 『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦2023』著者インタビュー【前編】

  • 藤本こずみ

2023.01.06

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最新刊発売を記念して水晶玉子先生にインタビュー

占いファンの皆様、お待たせしました! 大人気占術研究家・水晶玉子先生の最新刊『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2023』が9月26日に発売。

この書籍、「毎年の発売が楽しみ!」「必ずゲットしている!」という方も多いのでは? 今年も、LEEwebで水晶玉子先生にインタビュー。最新刊の注目ポイントから2023年の運勢まで、たっぷり語っていただきました。

『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦2023』はここがすごい!

シリーズ累計56万部を突破した、『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦』。その大きな見どころは、27の“本命宿”別の365日メッセージつきカレンダー。1年間の月運と日運、そして毎日の開運アドバイスが読めて、「当たる!」「役立つ!」と大評判。

私も毎年スマホに画像を保存し、ことあるごとにチェックしているのですが、最新刊の2023年版ではここが大幅にリニューアル! 水晶先生に、その理由と新しいポイントについて聞きました。

「昨年のLEEwebの取材でもお伝えした2022年のキーワードは、“浄化”と“刷新”。古いものを打ち壊して新しいものを立ち上げる、“スクラップ&ビルドの年”になる、とお話ししました。

『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦』は、2017年版の発売以来、毎年小さなリニューアルを重ねてきましたが、今年は大きく“刷新”するべきタイミングだと考え、たくさんの方からいただいた声を反映したんです。

具体的には、この本の軸であるカレンダーを充実させるべく、月運をボリュームアップ。ページも増やして、日運も見ていただきやすくしました」

水晶先生が飛び出すAR動画も必見!

さらに、開運アドバイスに関してはこれまでにないサプライズ特典も!

「時代が変わりつつある今だからこそ、新しい技術を取り入れたチャレンジをすることに。2023年版は、AR動画を見ていただける特典つき。無料アプリ『COCOAR』で指定マークをスキャンすると、私が飛び出してきてお話しします(笑)。2023年全体のメッセージと、27宿別の開運アドバイスを視聴していただけますので、ぜひご覧くださいね」

初めての楽しい仕掛けにワクワク! 早速、私も試してみました。指定マークをスキャンすると……いつものわが家に水晶先生が登場! 窓辺に水晶先生、テーブルに水晶先生、手乗り水晶先生(笑)。

とっても新鮮、そしてありがたい気持ちに。AR動画は2023年12月31日まで視聴できるそう。迷った時や悩んだ時に、何度もチェックしたいですよね。



2023年は、”小さな繰り返し”が大きな力に

予想外の出来事が起こった2020年、混迷が続いた2021年、2022年。これから迎える2023年は、一体どんな1年になるのでしょうか。

「2020年から始まった時代の転換期は、今も続いています。大きな何かが切り替わるには、時間がかかるもの。2023年は、まだ過渡期だと言えるでしょう。

オリエンタル占星術では、2023年は“井宿(せいしゅく)”の年。“井”は、文字通り“井戸”を表します。きれいな水脈を探すために、ひとつのものを“深掘り”して、毎日井戸から水をくみ上げるように、大事なものを“取り戻す”――。小さなことの繰り返しによって物事が進んでいくような1年になりそうです。

また、2023年の干支は、“癸卯(みずのとう)”。うさぎは、一匹一匹は弱いけれど、強い繁殖力で命をつなぎます。ここからも、小さなものの集結や反復が、大きなパワーになることが読み取れますよね。

“癸”は、陰の水の気、雨のイメージで、十干の一番最後の気。つまり、ひとつのサイクルが終わっていく時期だと考えられます。

そして、西洋占星術では、2023年に、幸運の星・木星が12星座の最初である牡羊座から牡牛座へ。試練の星・土星は、水瓶座から12星座の最後である魚座へ。ここにも、“終わりと始まり”のサインが出ているんですね。

さらに、西洋占星術で注目すべきは、この後、2024年~2026年の間に、長い時間ひとつの星座に滞在する、破壊と再生の星・冥王星、癒しと幻想の星・海王星、改革の星・天王星が、次々に隣の星座へ移動すること。この星たちの大移動が終わる頃には、人々の中にこれまでとはまったく違う価値観が生まれ、新しい世界が広がっているのではないかと思います」

開運の秘訣は、古いものと新しいものを取捨選択すること

それでは、2023年に幸せを手にするには? 気になる開運の秘訣を尋ねると――。

「激動の2020年以降、私たちは混沌とした世の中を生きています。どこに向かうのか、何を信じていいのか、わからないまま変化に立ち向かわなければいけない場面も多かったのではないでしょうか。

井戸の水は、清らかでないと飲めないし役に立たない。濁った水を濾過するように、2023年は混沌とした世界を少しずつ美しく整えていくべきタイミング

そのためには、古いものと新しいものを”分別すること”が大切です。今の自分には不要なもの、アップデートして守っていくもの、これから取り入れて育てていくもの――それらを、丁寧に取捨選択していくことが重要になってくるでしょう」

何にでも前向きに取り組み、新しい未来を思い描いて

続けて、2023年を迎えるにあたっての心の持ち方も教えてくださった水晶先生。

2023年は、“終わりと始まり”が巡る、転換期の真っ只中。そう言うと、恐れを抱く人もいるかもしれません。人間は、変化を怖がり、それまでのスタンスからなかなか抜け出せないもの。でも、それは当然のことですよね。自分が積み重ねてきた経験は大事なものですから。

大切なのは、古いものを捨て去ることではなく、新しいものを受け入れることこれから訪れる動きや流れを否定的にとらないで、試してみる、乗ってみる。そこでわかることもあります。私が、『恥ずかしいけれどありがたい機会!』と、“AR玉子”に挑戦したみたいにね(笑)。何事にも前向きに取り組み、楽しい未来を思い描けば、きっと運気はよくなっていきますよ

水晶先生の愛ある言葉に触れると、心が明るくなりますよね。ぜひ『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦2023』で、詳しい運勢もチェックしてみてください。【後編】では、LEE読者向けの開運アドバイスをお届けしますので、どうぞお楽しみに!

書籍情報&オンラインイベントも開催決定!

『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2023』

水晶玉子・著 ¥1760 集英社

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●すいしょう たまこ 占術研究家。西洋・東洋の枠を超え、多様な占術を研究、執筆。空海が日本に伝えた宿曜経に現代的な解釈を加えた『オリエンタル占星術』で、絶大な支持を得る。『MEN‘S NON-NO』『CLASSY』などの雑誌連載や、『オリエンタル占星術』『新ペルシャン占星術』『運景』などの占いサイトも大好評。

藤本こずみ Kozumi Fujimoto

ライター

1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。

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