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福島綾香

多忙な家族の「あれやらなきゃ」をサブスクで解決!新サービス「Yohanaメンバーシップ」とは?

  • 福島綾香

2022.10.02

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忙しい毎日を救う、新たなサブスクを発見

仕事・家事・育児にと、忙しいLEE世代の毎日。頭の中はタスクでいっぱい…という日も多いですよね。

夕飯の献立どうしよう、なくなったアレ買わなきゃ、美容室予約したいし、次の旅行も計画したい、子どもの誕生日プレゼントも考えて、友達に出産祝いも贈って…

常に頭の片隅に「やらなきゃ」があって、でも毎日に追われて、なかなかやれなくて。結局ベストなタイミングを逃したり、満足に調べきれず妥協して選んだりすることも。

あぁ、私の代わりに誰かがやってくれたら、どんなに助かるか…

…なんと、それが実現できるサービスが、日本でスタートしたというのです。

えっ?どういうこと?と気になり、先日の発表会に参加させていただきました。この「追われている感」から私たちを解放してくれる、忙しい家族の生活を救う新サービス、要チェックです!

次世代ファミリーコンシェルジュサービス「Yohanaメンバーシップ」

忙しい家族の暮らしを専門チームがサポートするという、次世代ファミリーコンェルジュサービス「Yohanaメンバーシップ」

パナソニックホールディングス株式会社の子会社であるYohana(ヨハナ)が、2022年9月15日(木)から神奈川県を皮切りに、日本でサービスを開始しました。

「Yohanaメンバーシップ」キービジュアル

なんと、献立を考える、週末のお出かけ先を探すなどの日常的なTo-doを、専門家のチームに依頼すれば解決してくれるという、他に類を見ないサブスクリプション型のサービス。例えば以下のようなタスクを、いわば「頼んで代わりにやってもらえる」のです。

「Yohanaメンバーシップ」アプリ画面

・1週間の夕食の献立を考える
・家族の好みに合うミールキットの調査と手配
・重要なイベントのリマインダー
・旅行のプランニングや手配
・家族や友人へのプレゼント選び
・子どもの誕生日パーティーの企画
・おすすめの絵本の紹介、習い事の提案
・信頼できる料理代行やプロクリーニングの手配 など

ユーザーは、専用アプリに依頼内容を入力すればOK。スペシャリスト・リサーチャー・ガイドで構成される専門チームがTo-doを請け負い、サービスの提案や手配をしてくれます。
「Yohanaメンバーシップ」相関図
2021年に先行ローンチされたアメリカ・シアトルでは、1000家族以上が約2万件のTo-doをYohanaに依頼し(2022年6月現在)、週8~10時間以上のゆとりを取り戻せたというユーザーの声も。

日本でのトライアルでも100家庭以上が体験し、満足度92%という結果に。時間の余裕って、本当にプライスレスですものね…評価の高さにも納得です。

ちなみに気になる価格は、月額¥18000(税込)。サブスクリプションなので、To-doは定額で頼み放題です。さらにキャンペーンとして、2022年12月12日までに申し込むと、1年間月額¥8000で利用可能に。

現在は神奈川県限定での展開のため、同県在住者しか申し込めませんが、サービスは今後拡大予定。
神奈川県以外の方もウェイトリストに登録しておくことは可能で、居住エリアでサービスが開始され次第、順次案内をもらえるそうです。

コロナ禍のステイホームで苦労した日々をきっかけに

ヨーキー松岡さん

ヨーキー松岡さん

YohanaのCEO 兼創業者は、パナソニックホールディングス株式会社の執行役員でもあるヨーキー松岡さん。

子どもの頃からテニスが好きでプロを目指し渡米したものの、ケガで夢を断念。その後テクノロジーを学び、研究者となり、Googleの副社長など数々の要職も務めました。さらには4児の母、妻、高齢の両親を持つ一人娘でもあり、家庭とキャリアを両立したユニークな経歴をお持ちです。

充実した日々の中、突如起きたのが新型コロナウイルスのパンデミック。

「生活が一変し、仕事も家でする、子どももみんな家にいる…。もう無理!と思ったところ、周りにも大変な思いをしている家庭がたくさんあることに気付いたんです。ならば、テクノロジーの力で解決できないかと開発したのが『Yohanaメンバーシップ』。タスクのオンパレードから解放されて、多くの人がより健康で幸せな生活を送れるようになれたら」とのお話でした。

コロナ禍のステイホームで、四苦八苦したご家庭はとても多いはず。あの奮闘の日々が、サービス開発のきっかけかつ原動力となったのですね。

藤田大法さん

藤田大法(ふじた ひろのり)さん

また、Yohana LLC ジャパン プロダクトリードの藤田大法さんからはこんなお話が。

「家族旅行に行ってみたらアクティビティは事前予約が必要だったとか、年末の大掃除は自分でしようと思っていたけど手が回らず、業者に頼もうとした頃には空きがなかった…なんてこと、ありますよね」うっ、耳が痛い…。

「やりたいけれど後手後手になりがちなことを、Yohanaは先手先手で提案します。早めに動けば、選択肢が増えたり、安価にサービスを受けられたりすることも。"あ、これやるの忘れてた"から"Yohanaがリマインドしてくれるから安心"に変われば、忙しい毎日に余裕ができ、充実した時間を過ごせるはず」

自分がラクできて、家族の時間や笑顔も増える好循環が生まれれば、より豊かな暮らしに繋がりそうですね。

松岡さんと藤田さん

神奈川県からサービスを開始したのは、松岡さんが育ったゆかりの地であり、ターゲット層の家庭もサービスを提供できる企業も多いことが理由だそう。今後の展望については「現在は共働き世帯向けですが、日本は高齢社会なので、いずれ対象の拡大も検討したい」とのお話も



核家族や共働き家庭が増える日本の救世主に

サービスを知った個人的な感想としては、「すごく良い…なんと便利…!」の一言。

私は在宅で比較的融通が利く働き方をしており、子どもも1人ですが、それでも仕事・家事・育児を回していると、頭の片隅には常に何かタスクがあって、この「追われている感」が本当に嫌で…。

特に旅行のプランニングや出産祝いの手配など、少しイレギュラーなTo-doは「今晩やろうと思ったのに、また子どもと寝落ちてしまった…」などと出来ずじまいになりがち。これを専門チームが解決してくれて、時間にも心にも余裕が生まれたら、本当にプライスレスだなと感じます。

月額利用料には、もちろん手配してもらったサービス料は含まれませんが、それは自分で頼んでも同様にかかるもの。調べる手間が省けるうえ、先述した通り早め早めに対応できることで質の高いサービスを確保できたり、安価に頼めたりすることもあると思うと、とてもありがたいですよね。

暮らしのTo-doをコンシェルジュが解消してくれる、画期的なサブスク「Yohanaメンバーシップ」。
早くサービスが拡大し、日本全国の忙しい家庭を救ってくれるサービスとなることを期待したいと思います!

「Yohanaメンバーシップ」公式サイト

福島綾香 Ayaka Fukushima

ライター

宮城県仙台市出身。夫、息子(2018年9月生まれ)と3人暮らし。これまでフリーペーパー、旅行情報誌などの編集を経験。趣味は食べること、旅行、読書、Jリーグ観戦。

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