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ディープな大阪・新世界エリアを味わい尽くす!週末に家族で楽しむマイクロツーリズム【OMO7大阪 by 星野リゾート・前編】

  • 藤本こずみ

2022.07.09

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「OMO7大阪」で「なにわラグジュアリー」を体感!

このところ、話題の“マイクロツーリズム”。コロナ禍で注目されている、自宅から約1時間圏内のご近所旅行、わが家も楽しんでみたい!

そう思っていたところ、この春「OMO7大阪(おもせぶん)by 星野リゾート」がオープンしたという情報をキャッチ。

場所は、大阪の中でもディープな新世界エリア。自宅からはまさに小一時間の距離です。これまでこの周辺に宿泊したことはなく、面白い経験ができそう~と、ワクワクしながら家族4人でお泊まりしてきました!

JR新今宮駅の目の前に位置する、「OMO7大阪」。一際スタイリッシュな外観なので、目立つこと目立つこと!

早速、中へと向かう7歳息子と3歳娘。このゲートのモチーフ、何だと思います? 奥の直線にご注目。

そう、答えは「たこ焼き!」。面白&おしゃれですよね(笑)。

「OMO(おも)」は、星野リゾートが全国に展開する都市ホテルブランドで、テーマは、地域と一体となって街を楽しみ尽くす旅を追求すること。

「OMO7大阪」の場合は、「笑い」と「おせっかい」を取り入れた大阪らしいおもてなしと、洗練された空間と上質なサービスという、対照的な2つの要素を掛け合わせた、「なにわラグジュアリー」を合言葉にされているのだとか。

このゲートに足を踏み入れた瞬間から、まさにそんな「遊び心×ホスピタリティー」の世界が幕を開けました!

広いリビングで話が弾む「いどばたスイート」へ

今回、宿泊したお部屋は、約60㎡の「いどばたスイート」

リビングの中心に、大きなテーブルとソファが配置されており、壁には大阪の観光スポットが描かれた「OSAKAボード」が。「どこ行く?」「何食べる?」と”井戸端会議”のようにおしゃべりしているうちに、旅の楽しみが広がっていきます。

ベッドは、部屋の四隅に分かれていて、プライベートスペースが確保できる作り。家族だけでなく、グループで利用しても落ち着けそう!

まだ子どもだけで寝たことのない息子と娘は、「今日は(兄妹)二人で寝てみようかな⁉」と言っていましたが……。

夜になると、息子は夫、娘は私のもとに。子どもだけで寝るのは、次の機会に持ち越しとなりました(笑)。

 

「ご近所アクティビティ」でディープな街歩きを満喫!

今回の滞在で楽しみにしていたのが、「ご近所アクティビティ」

これは、ホテルから徒歩圏内の街との出会いをサポートする、OMOブランドならではのサービス。

私たちは、大阪の下町を歩く「ほないこか、ツウな新世界さんぽ」に参加しました。料金は無料。基本的には前日22時までの予約が必要ですが、当日でも空きがあれば申し込めます。

フロントなどがあるパブリックエリア「OMOベース」「ご近所マップ」前で、ガイドしてくださる「OMOレンジャー」と待ち合わせして、いざ出発!

「新世界さんぽ」は、ホテルから徒歩3分ほどの「ジャンジャン横丁」からスタート。

入口からディープな雰囲気が漂っています~!

両側には、庶民派価格の串カツ屋さんやお寿司屋さん、ミックスジュースが有名な喫茶店、歴史ある囲碁・将棋クラブ、射的などが楽しめるゲームセンター……

レトロなお店がズラリ。大人も子どももキョロキョロしてしまいます。

商店街を抜けると、新世界のシンボル・通天閣やビリケンさんも!

子どもたちは、「ビリケンさんの足の裏をなでるといいことがあるんだって」と教えてもらい、ビリケンさん探し&タッチに夢中。この日は小雨が降っていたのですが、二人とも元気いっぱい。

歩けば歩くほどディープ度が増す「新世界さんぽ」。後半は、「新世界市場」へ。

テレビでもおなじみ・有名なアニマル柄の婦人服屋さんで、試着をさせてもらったり”アメちゃん”をいただいたり(笑)。

とても1時間程度とは思えない、まるでアジア旅行をしたかのようなトリップ感!

関西人なのに知らなかった「ツウな新世界」に大満足のアクティビティでした。

 



ホテルでは大阪にまつわる日替わり講座も

このほか、夜にはホテルで、大阪の歴史や文化に触れる「『なにわ』ってなんやねん講座」にも参加。

ご近所さんをスピーカーとして招いて開かれる日替わり講座で、この日は下町温泉「入船温泉」の方に銭湯の魅力を教えていただくという内容。こちらも無料で、飛び込み参加可能。子どもたちも一緒に、気軽に体験することができました。

 

伝統や工夫を感じられる、大阪らしさ満点のディナー

大阪といえば、「食の都」、「天下の台所」、「食い倒れの街」。ホテルでの食事にも期待が高まります。

ディナーコースは二種類あり、夫は大阪の郷土料理がテーマの「Naniwa Neo Classic(なにわネオクラシック)」、私は新世界の名物・串カツから着想を得た「Naniwa KUSHI Cuisine(なにわ串キュイジーヌ)」をオーダー。

大阪の伝統や工夫を感じられるこれらのコース、見たことも食べたこともないメニューでいっぱいだったんです!

 

たとえば、1品目。

「Naniwa Neo Classic(なにわネオクラシック)」では、大阪の郷土料理の「箱寿司」を華やかにアレンジした前菜が!

酢飯の代わりにアボカドやクスクスが敷き詰められ、その上に魚介や卵が並べられた、色鮮やかな一品。

「Naniwa KUSHI Cuisine(なにわ串キュイジーヌ)」では、5種類の串カツが登場。

カニクリームコロッケやエビフライなど、揚げ物の定番メニューが上品&斬新に変身。1口ごとに想像を超えた味と食感を楽しめます。

 

個人的に一番心に残っているのは、コース中に何度も”サプライズ”があったこと。ごく一部ですが……

ドーム状の器を開けると、煙の中から、フグのお造り・てっさが主役の美しい料理が現れたり。

「デザートがわたがし!?」と驚いていると、ミックスジュースのソース(!)をかけることで、中からシューアイス&フルーツ串が出てきたり。

親子で、「わぁ~!」と歓声を上げるシーンがいっぱいでした。こんなユニークな演出も、大阪という土地柄を意識したものなんでしょうね。

ちなみに、息子は子ども向けコース、娘は幼児向けメニューをいただいたのですが、どちらも「めっちゃおいしかった!」とのことで、食の細い二人がほぼ完食。

早々にお腹がいっぱいになったようで、「最後まで座っていられるかな⁉」と心配になった瞬間、スタッフの方がお絵描きセットを貸してくださいました……神対応!

一流の空間や料理を、子連れでも満喫させてもらえるのが「OMO7大阪」の懐の深さ!

 

大充実のマイクロツーリズム、1日目はもう少しだけ続きます。

次回は、滞在中にいろいろな時間を過ごさせてもらった、「OMO7大阪」自慢のガーデンエリアのご紹介を中心に、旅の後半の模様をお届けしたいと思います。

「OMO7大阪」後編はこちら!

都市ホテルながら広大なガーデンエリアが魅力!子連れ旅にもママ会にもおすすめ【OMO7大阪 by 星野リゾート・後編】

 

「OMO7大阪(おもせぶん)by 星野リゾート」

住所/大阪府大阪市浪速区恵美須西3丁目16-30

電話番号/0570-073-099(OMO予約センター)

「OMO7大阪 by 星野リゾート」公式サイトはこちら

藤本こずみ Kozumi Fujimoto

ライター

1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。

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