海外旅行ができなくなって約2年。また日本の外に出られるようになったら、みなさんはどこの国や地域に行きたいですか？　私は台湾の夜市かタイの屋台に行って、麺類をすするのがささやかな望みです。そんな私の希望に応える「亜州太陽市場（あしゅうたいよういちば）」が東京・吉祥寺にオープン。アジア各国の食品を取り扱う店の品揃えがどんなものか、チェックしてきました。

パルコと東急百貨店の間くらいに立地し、駅からも近い「亜州太陽市場」。

東京・大久保の韓国食材店に代表されるように、アジア食材店はどこかの国に特化したラインナップが一般的。その点「亜州太陽市場」は韓国や台湾、中国、タイ、ベトナム、インドなどアジア12の国と地域の食材が集結しているのが最大の特徴です。

全部アジアの食材だけ！　圧倒されます。

ネオン管や多言語サイネージでアジアの猥雑感をイメージした店内には、なんと1400以上もの食品が！　インスタント麺をはじめとする麺類、調味料、お菓子、冷凍食品、アルコールを含むドリンクのカテゴリに分かれています。それぞれの品揃えがすごいんです。

読めない言語の商品は、パケ買いしても楽しいかも。

例えば麺だけで約200種類！　アジアのインスタント麺といえば、韓国の「辛ラーメン」と映画「パラサイト」に登場した「チャパゲティ」と「ノグリ」くらいしか知りませんでしたが、国産インスタント麺をこんなに揃える日本のスーパーもないんじゃないか、というくらいの豊富さ。しかも各メーカーのアイコン商品だけでなく、バリエーションまで揃う現地のスーパー顔負けの品揃えです。

「ヤムヤム トムヤムクンラーメン」。

タイの屋台でも使われる「ヤムヤム トムヤムクンラーメン」もあるので、自宅でも現地の気分が味わえるはず。

多彩な調味料で、レシピのバリエーションが広がる！

スウィートチリソースだけで何種類あるんですか……？

日々の食事作りがマンネリになりがちな人におすすめなのが、240種類が揃う調味料。スウィートチリソースやオイスターソース、ココナッツクリームなどおなじみのものもありますが、初見のものもたくさん！

「白雪牛 プルコギダレ」。

「コキタ サンバルギラー」。

肉に和えるだけで本場の味が楽しめる「白雪牛 プルコギダレ」もあれば、どのくらい辛いのか想像もできず、ドキドキな「コキタ サンバルギラー」まで棚の端から端までチェックしたくなります。日本とはひと味もふた味も違う調味料を使えば、レシピにバリエーションが出そう！

インドやタイを中心としたカレーも豊富。レトルトはもちろん、ルゥもあります。

インドカレー専門店でしか食べたことのない、サグカレー（ほうれん草）やダルカレー（豆）のレトルトも！

本場のカレーを食べるなら、タイ米やジャスミンライスじゃないと雰囲気出ないですよね。その点もご安心を。

精米だけでなく、レトルトのジャスミンライスもあります。

タイ米やバスマティライスを中心に、お米の取り扱いもあります。

大人のお楽しみ、アルコールもこんなに。

この冷蔵庫を見るだけで、アジアのコンビニを思い出すのは私だけですか？

あぁぁ、現地で飲んだことのあるビールばっかり。結局、早くアジア旅行に行きたい気持ちが高まってしまう〜。

お店に訪れれば、海外旅行気分も味わえる「亜州太陽市場」。貴重なアジアのワンストップグローサリーストアなので、ぜひ一度遊びに行っては。

「亜州太陽市場」吉祥寺店

住所／東京都武蔵野市吉祥寺本町2-2−7
営業時間／11:00〜19:30

「亜州太陽市場」公式サイトはこちら！