PCやスマホ、タブレット……家にいると、電子メディアに触れる時間が長くなりがち。

今増えている大人の眼精疲労について、その原因と対策を、医学博士・森岡清史先生にうかがいました！

目の疲労を軽減させるための簡単なコツとは？編集部おすすめの疲れ目ケアアイテム6選も！

この記事は2021年3月7日発売LEE4月号の再掲載です。

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日常的な予防と緩和がカギ！
在宅眼精疲労の4つの原因と対策

目が乾く、なんだかピントが合いづらい…
「ただの疲れ目」とスルーしてしまいがちだけれど、目は一生使い続ける器官。ケアをしつつ、一定ライン以上に悪化しないようにしたいもの。疲労軽減4つのコツを、今日からさっそく取り入れて！

在宅眼精疲労対策_01
だらだらと“ながら”仕事→メリハリ＆適宜休憩を！

「余計なものがないオフィスと比べ、自宅で仕事をしているといろいろ誘惑が。その結果、区切りなくだらだらと仕事を続け、結果としてディスプレイを見る時間も増えてしまいがちに。
休憩を適宜入れ、休憩時は画面の前から意識的に遠ざかって、使いすぎた目を休ませる時間を設けましょう」（医学博士 森岡清史先生）

在宅眼精疲労対策_02
コンタクトを一日中装着→朝はメガネで12時間ルールを！

「コンタクトレンズは本来、遠くをよく見るためのもの。コンタクトをつけた状態でPC画面など近い距離を長時間見続けると、目の筋肉に負担が大。
できれば午前中は近い距離を見やすいメガネにして目の負担を減らすこと、またコンタクトの装着時間は12時間以内を目安にしましょう」（医学博士 森岡清史先生）

在宅眼精疲労対策_03
同じ姿勢での作業→1時間に1回は休むべし！

「仕事に集中していると2時間も体を動かさない、なんてこともザラですが、同じ姿勢でモニターを見続けて目の周りの筋肉が疲れてくると、血流が悪くなります。
1時間に1回は休憩を入れ、伸びをしたり肩を大きく回したり、上半身の筋肉をほぐして血流をよくするといいですよ」（医学博士 森岡清史先生）

在宅眼精疲労対策_04
画面と室内が明るすぎる→目に優しい明るさ調整を

「モニターの表面から出ている光が明るすぎると、目にとって大きな負担になります。
また室内が明るいとモニターが反射して見えづらく、それを見ようと頑張るためにそれもまた疲れ目の原因に。PCやスマホは明度を落とし、室内灯は自然光に近い暖色系の色みの光にするなどの調整を」（医学博士 森岡清史先生）

目に優しい食べ物は？抗酸化作用のある栄養素を含むものが◎！

目の筋肉が疲労すると活性酸素がたまるので、抗酸化作用のある栄養素を積極的にとりたい。
抗酸化作用のあるのはビタミンA・C・E、アスタキサンチン、ルテイン、セレンなど。食品から十分な量と種類をとることは難しいので、市販のサプリなども上手に活用して。

編集部ピックアップ
目の疲れにはこれがきく！おすすめケアアイテム6選

 

おすすめ疲れ目ケア_01
Zoff SMART Skinny／Zoff

軽量フレームで長時間でも疲れない

好きなフレームに度付き・度なしにかかわらずBL（ブルーライト）カットレンズを無料でつけられる。カット率は透明度重視の33％と、しっかりカットの50％と選べる。￥11000（セットレンズ代込み）

おすすめ疲れ目ケア_02
JINS SCREEN／JINS

ブルーライトのほか紫外線までカット！

ツルの先端を自分で曲げて調整できるから、長時間つけても違和感や痛みを感じにくく快適。BLカット率は25％、42%の2種類。￥5500　子ども用もあり（￥3300）

おすすめ疲れ目ケア_03
目もとエステ EH-SW68／パナソニック

温度設定は3段階！しっかり温めて潤す

38℃、40℃、42℃の3段階に温度設定ができ、リズムタッチとスチームも調節可能。リラックスや就寝前などシーンに合わせて使える。市場想定価格￥25000前後

おすすめ疲れ目ケア_04
サンテPCコンタクト／参天製薬

コンタクト×PC作業による目のダメージをケア

コンタクトの長時間使用による角膜の傷の修復を促進する活性型ビタミンB２を高濃度配合。PC作業等による目の疲れや炎症をケア。12ml￥880

おすすめ疲れ目ケア_05
めぐりズム 蒸気でホットアイマスク／花王

目元にじんわり気分リラックス

袋から出すとすぐ温まるので、場所を選ばず使えるのがうれしい。座り姿勢でも寝姿勢でも、目元にピタッとフィット。ラベンダーの香り 5枚入り オープン価格

おすすめ疲れ目ケア_06
ロート養潤水α／ロート製薬

角膜ダメージや目の疲労を寝ている間にケア

角膜細胞の修復をサポートする成分を配合。寝る前に差すと、就寝中に目の疲れやダメージをリセット。コンタクトを外した後にもおすすめ。13ml￥968

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まんが、イラストレーション／とやまちさと　取材・原文／遊佐信子
この記事は2021年3月7日発売LEE4月号『オンライン時代の目が危ない』の再掲載です。
※商品価格は消費税込みの総額表示（2021年3/7発売LEE4月号現在）です。