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上紙夏花

主婦に人気⁈『田村淳の大人の小学校』で友達作り!オンライン交流の魅力とは

  • 上紙夏花

2021.05.16

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大人になってからの新しい友達って素敵!

 

みなさん、突然ですが……最近、新しい友達はできましたか?大人になってからの新しい友達ってどのくらいいますか?長引くコロナ禍で〝新しい生活様式〟の中、〝新しいコミュニティ〟で〝新しい友達を作る〟ことは、なかなかハードルが高いですよね。でも、いい方法がありました!「それはオンラインで友達を作る」ということ。

 

以前に暮らしのヒントで紹介しましたが、筆者は中国の大学にオンライン短期留学をしました。学生同士、住んでいる地域も年齢も職業もバラバラだけれど、毎日同じ時間に同じ場所(オンライン)で学んでいるとどんどん仲良くなります。授業の時間外にもZoomで集まったりして、卒業後も連絡を取り合っているんですよね。それが中国語学習のモチベーションに繋がっています。参加するまでは「リアルで会えないから、友達はできないだろうな」と思っていたのですが、それは間違いでした。

 

その経験からオンライン上でのコミュニティに興味が湧いてきました。そんなとき、ロンドンブーツ1号2号・田村淳さんの『田村淳の大人の小学校』を見つけたのです。淳さんといえば、多忙な中、慶應義塾大学のメディアデザイン研究科科で大学院の修士課程を修了されたこと、2人の娘さんの子育てについてなど、とても注目されていますよね。絶えず学ぶことを続けながら、新しいことに挑戦する淳さんの熱い想いはどこからくるものなのかが気になり、『田村淳の大人の小学校』4期生募集のタイミングで入学してみました。

 

実は主婦層が新しいコミュニティを求めている

株式会社スタメン 取締役FANTS事業部長 森山裕平さん。「田村淳の大人の小学校はFANTSの中ではシンボリックな存在。一方的な情報発信をするためのものではなく、双方性のコミュニティを作り出すことを目指しています」

 

『田村淳の大人の小学校』は株式会社スタメンの『FANTS』というアプリを使用しています。このFANTSはサブスクリプション型のオンラインファンサロンの開設、運営がスムーズに行えるよう、システム・プラットフォーム・企画・ノウハウを一括で提供するサービスです。最近よく耳にするようになった、オンラインサロンですが、いまどのような盛り上がりを見せているのかをスタメンの森山裕平さんに伺いました。

 

「学校や会社、家庭や地元とはまた違う〝第三の場所〟を求めている人が増えています。その証拠に、ある大手料理教室に通う人の入会理由を聞いてみると、料理を習いたいというよりも、本当の理由は〝友達作りやコミュニティ参加が目的〟だといいます。つまり、これまでとは違う新しいコミュニティに属したいということですよね。とくに主婦層にその傾向が見られ、今まではリアルな料理教室などにそれを求めていたのですが、新型コロナウイルスの影響もあり、オンラインサロンにその場を求める人が多くなったんですね」と森山さん。

 

オンライン空間であれば時間や場所に制限されないコミュニティなので、家事の合間や子どもが寝た後など、自分の都合の良いときに参加できるというところが、主婦だけでなく、幅広い年齢層に受け入れらている理由のひとつなのでしょう。私自身も洗濯物を畳みながらZoomでのホームルームに参加したり、子どもが寝てからほかの参加者の投稿をチェックしたり……と生活の中で気負うことなく楽しんでいます。

 

オンライン会議の経験者も多くなり、会ったことがない人とオンライン上で話すことに抵抗が薄れたことも、オンラインサロンが盛り上がった理由だと、森山さんは語ります。「今でこそ、ネットショッピングは当たり前になりましたが、初めはみんなネットでの買い物に抵抗がありましたよね。お店に足を運んで買うことが当たり前な時代でした。でも、もうネットショッピングがない時代には戻れないと思いませんか?それと同じように、コミュニティに属することだって、リアル一択の時代から、オンラインコミュニティが選択肢になる時代がもうそこまで来ているんです」

 

 

『田村淳の大人の小学校』では、各分野の専門家の特別講義を受講できるほか、オリジナルのお米やビールを作ったり、校舎としてトレーラーハウスを作ったり、新しいゲームの開発やお悩み相談までなんでもあり。「やってみたい!」と思ったことは誰もが提案できるという、みんなが対等な空間なのが素敵。入学式のときに淳校長が「どうしても揉め事は起きます。でも、すぐに辞めちゃダメだよ(笑)そこから解決していくときに学びがあったり、絆が深まるから」と言っていたことが印象的でした。確かに、境遇の違う大人がたくさん集まっていれば、意見が違うのは当たり前。それでも、何かを作り上げていく中で、それぞれの人を尊重し合って物事を進めるということを、利害関係のない間柄で経験できるのはオンラインサロンならではですね。

 

大切な人と共有する〝遺書動画サービス〟ITAKOTO

 

 

『田村淳の大人の小学校』のプロジェクトのひとつに、「ITAKOTOプロジェクト」というものがあります。みなさんが誰かに遺しておきたい言葉を書き込んでいて、興味深く読んでいたのですが、このプロジェクトとは別に、淳さんが2020年8月にリリースした遺書動画サービスのアプリ(iOS向け)『ITAKOTO』というものがありました。多忙を極める淳さんが寝る時間を削ってでも、大学院で学びたかった理由……それはこのサービスを多くの人に活用しもらうことだったのです。

 

大切な人に向けて、遺言を動画で残すことでこの世に〝いたこと〟を遺すことに特化した動画共有サービス。アプリに従って撮影した遺書動画をアップロードすると、指定した相手に動画URL付きのメールが送られます。受け取った相手はWeb上で動画を見られるという仕組み。なんと、URLメール1通までは、無料で送れるんです! 有料プランは月額120円(税込)からと気軽に始められます。動画の長さや画質、送れる遺書の数でいろんなプランが用意されています。

 



親との別れの日は容赦なく訪れる

 

このアプリがリリースされてすぐ……実はがんで闘病中だった淳さんのお母様が天国に旅立ったのです。「親が死ぬのはずっと先のことだと思っていた」という淳さんはどんなお別れをしたのでしょうか。淳さんの幼少期からお母様とのお別れまでのことが綴られた書籍『母ちゃんのフラフープ』が5月31日、ブックマン社より出版されます。

 

淳さんへのインタビューの様子と『田村淳の大人の小学校』に実際に入ってみた感想は、次回お届けします!

 

上紙夏花 Natsuka Uegami

ライター/ビューティープランナー

1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳

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