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上紙夏花

東京で楽しむ!ランチもOKの台湾料理店3選

  • 上紙夏花

2021.04.23

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日本から約4時間の飛行で到着する、台湾。あんなに近いと思っていた台湾が、この1年強でとても遠い存在になってしまいました。でも、東京にある台湾料理店を楽しむことならできます! ゆっくりディナーはもちろん、サクッとランチ利用もできて、テイクアウトが可能なお店もあるので、しょんぼりしてないで、こちらでちょこちょこ東京の台湾をご紹介していきますね。

 

台湾ワンタンとクラフトビールが楽しめる!

都営三田線白山駅A3出口から徒歩1分。台湾でよく見かける窓枠「鐵窗(ティエチュアン)」がかわいいらしい!

 

今年の2月、都営三田線白山駅前にオープンしたばかりの、台湾ワンタンのお店、『also(オルソー 鶯嵝荘)』。江戸川橋で人気の台湾料理店『フジコミュニケーション』の2号店です。alsoの看板メニューは「台灣餛飩(台湾ワンタン)」!もちろん、皮から手作りですよ。台湾に通っていろいろなお店の味を研究する様子をSNSで発信されていたので、オープン前からずっと楽しみでした!

 

こちらは広々とした2階。1階にもBarのような雰囲気のハイテーブル・ハイチェアの席があります。

 

台湾でも盛り上がりを見せているクラフトビール。いろいろなクラフトビールが楽しめることも、ポイントが高いです!「カンパイ!ブルーイング」とのコラボビールで、ワンタンの皮を入れて発酵させた「霞坂ワンタンhazy ipa」というビールもあるそうです。(私もまだ飲んでいないので、次回トライします!)

 

こちらはハーフサイズのフルーツサワー Hazy DIPAと台湾SUNMAIハニーラガー。ビール以外にも、ナチュラルワインもあれば、セルフサービスで冷蔵庫から取り出す、台湾のソフトドリンクの代表選手的な「黒松沙士」や「蘋果西打」などなど、とても充実しています。

 

どうですか!?この、台灣餛飩のちゅるんとしたワンタンの皮!ツヤツヤぷるんとしたセクシーな薄い皮を噛めば、中からジュワッと具材の旨味があふれ出す。この瞬間がもう、たまりません!

 

 

私は台湾旅行では水餃子や小籠包を食べる機会が多かった気がします。ワンタンはノーマークでした。ワンタン麺みたいな感じで、麺類に乗せられていたり、スープに浮かぶワンタンしか食べたことがなかったので、お皿に乗せられたワンタンは新鮮な印象でした。すっかり台湾ワンタンの魅力にハマってしまいましたね!

 

ベーシックな豚肉のワンタンはもちろんのこと、キノコ(すごくぎっしり!)のワンタンが超おすすめです!ほかにも、海老、旬野菜などがあり、どれもこれも唸る美味しさでした。写真右下の切り干し大根の卵焼きも心に残るお味です。

 

そのほかにも、台湾の夜市の味を思い出す「鹽酥雞(台湾クリスピー唐揚げ)」や「葱油餅のハムチーズ焼き」などのほかにも、台湾小吃(小皿料理)が豊富に揃っています。ランチメニューやテイクアウトメニューも充実していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

絶対食べてほしいのは、写真右下の葱油拌麺!お腹がいっぱいでも食べたい麺です。左上のスパイスポテトで台湾を思い出す!という人は台湾通だと思います(笑)。鹽酥雞の紙袋のデザインに夜市の思い出がよみがえりますね。

 

ちょい呑みしたいな!という方には、台湾小皿料理がピッタリです。台湾キムチ、きゅうりのさっぱり漬け、きくらげの甘酢和えなどなど、ヘルシーで美味しいおかずがありますよ。

 

 

感染症対策としても優れているのが、注文方法!テーブルごとに置いてあるQRコードを自分のスマホで読み取って注文します。何を頼んだのかもわかりやすく、割り勘にも便利です。お店のInstagramから席の予約やテイクアウト注文もできるようなので、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

also(鶯嵝荘)Instagram

住所:東京都文京区白山5-32-13
TEL:03-5615-9969

 

ディープな台湾を感じたいときはココ!

美しい文字で書かれたメニューの下には、台湾の映画などのポスターがびっしり!決して広いとは言えない店内ですが、この雰囲気、好きです。

 

JR新橋駅烏森口出口から徒歩3分、コスパ最高の『台湾料理 香味』があります。店構えは昭和っぽさもありつつ、台湾人の老板(店主)と老娘(おかみさん)の掛け合いを聞いていると一気に台湾にトリップできます。味つけは台湾の調味料を使っていて、濃くなくてちょうどいい家庭料理のやさしさが感じられました。

 

 

台湾料理の中でも、炒め物の美味しさってなんだか特別だと思います。比較的薄味で日本人好みのものが多いですよね。写真右上の「ヤリイカの長ネギ炒め(葱爆花枝)」、最高でした!柔らかくて大ぶりなヤリイカに甘味のあるネギがまとわりついて、箸が止まらない美味しさです。

鮮やかな一皿は、「マコモダケと肉炒め(茭白筍)」。台湾から直輸入したマコモダケは食感も楽しいですね。はずせないのが、「排骨飯」(写真右下)。華美ではないのですが、素朴な中にも華のある味でした。やっぱり台湾の調味料が表現する味なんでしょうね。

もうひとつ、台湾らしいのが腸詰の食べ方。薄くスライスした生のニンニクが乗っています。台湾産のニンニクかどうかはわかりませんでしたが、辛みが感じられる本場の味でした。

 

 

私の大好物を発見しました!揚げパン(銀絲巻)です。老板のおすすめで、貝の炒め物のスープをパンにつけていただきました。細いひも状になったパンにスープがよく染み込んでなんともいえない美味しさです!

 

台湾料理 香味

住所:東京都港区新橋3-16-19

TEL:050-5484-6697

 

 

酸菜入りの火鍋が渋谷で味わえる!

 

本格的な台湾火鍋と台湾クラフトビールの火付け役、TAIHU BREWINGのビールが味わえるお店『AKUBI(アクビ)』は、今年の2月にオープンしました。渋谷駅と代官山駅のちょうど中間あたりにあります。明るくて美しい店内!お店のお兄さんが丁寧に説明してくれるので、火鍋初心者という人にもおすすめです。

 

 

〝うまみ〟にこだわった麻辣(赤)と白湯(白)2種類の無添加の火鍋スープがひとつのお鍋で味わえます。(お一人様用の小さな鍋もあるそうで、その場合は2色どちらかのスープを選びます)

 

スープが美味しく飲める薄めの味付けで、食べ進めていくと、薬膳スープ感が出てきて身体が喜ぶ感覚!お野菜もモリモリ食べられて大満足です。

 

 

沙茶醤や腐乳を足して食べることができますよ!一気に台湾の味になります。そして、うれしいのが、酸菜です。白菜を発酵させて酸味を出したものなのですが、蓋付きの器にぎゅっとたくさん入っています。これを途中から鍋に足して味変して食べると、これまた本格的な味に。

 

 

Taihu Brewing(タイフービール)も数種類楽しめます!台湾でよくあるあの、スモーキーな梅のジュースもありましたよ。台湾ドラマ『未來媽媽』のロケ地としTaihu Brewing(臺虎精釀)のBARが出てきて、ずっと飲みたいと思ってたんです!これからは渋谷に行けば、このビールと火鍋が食べられると思うと、ホッとします。

 

AKUBI(アクビ)Instagram

住所:東京都渋谷区猿楽町2-13 F93daikanyama1F

TEL:03-6433-7987

 

この3軒のほかにも、「東京の台湾」をご紹介したいと思いますので、ぜひまた覗いてみてくださいね!

上紙夏花 Natsuka Uegami

ライター/ビューティープランナー

1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳

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