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バースデー写真をスタジオで撮影。準備やリクエストは?【記念日フォト】

  • 藤本こずみ

2021.02.28

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子どもたちのバースデーフォトを撮影

先日、数日違いで誕生日を迎えた子どもたちの記念写真を撮りに行ってきました。

撮影をお願いしたのは、昨年のステイホーム中のイベントを通して知った、兵庫県西宮市の家族フォトスタジオ・KaLaMa No Mori。

わが家の子どもたちは、6歳&2歳。「走り回ったりぐずったりしないかな?」と心配もしていたのですが、光と緑がいっぱいの開放的なスタジオと、優しく和やかなスタッフさんたちのおかげで、自然な表情を残すことができました。

今回、撮影前にスタジオに問い合わせたり撮影後にスタッフさんから教えていただいたりしたことの中には、子どもの写真を撮る際のヒントがいっぱい。そこで、プロによるスタジオ撮影と自分でのおうち撮影、どちらにも参考になる方法をシェアしたいと思います。

スタジオ撮影をするなら何を用意すればいい?

特別な日にお願いしたい、スタジオ撮影。洋服や持ち物に迷った経験のある人もいるのではないでしょうか? KaLaMa No Moriのマネージャー・大下美江子さんにアドバイスをいただきました。

「私たちのスタジオでは、洋服も小物も持ち込み自由。服装は、きれいめのおめかしバージョンと、カジュアルな普段着バージョンの2パターンを用意される方が多いです。それ以上になっても構わないのですが、お子さんが小さい場合は、何度も着替えると時間も長くなり負担になってしまうので、2パターン程度がベスト。おめかしバージョンでは、ネクタイやヘアアクセサリーなどの小物をプラスするだけでも雰囲気が変わりますよ。普段着バージョンでは、いつものお子さんらしい、お気に入りの洋服を着ていただくのが一番。兄弟でおそろいの洋服を着たり、家族で色を合わせてリンクコーデをしたりして来ていただくお客様も多く、それもおすすめです」

わが家も、このアドバイスを取り入れてスタジオへ。1パターン目は、息子はジャケットと蝶ネクタイ、娘はチュチュとスタイとヘアピンでおめかし。2パターン目は、ボーダーとデニムでカジュアルに。ちなみに親は、どちらにも溶け込めるように、ネイビー×白×黒のシンプルな服装にしました。

また、洋服以外のアイテムも持ち込みOKとのことだったので、どのようなものがいいかをうかがうとーー。

「その時にお子さんが気に入っているおもちゃや絵本と一緒に撮影すると、いい記念になると思います。バースデー撮影の場合は、その年のお誕生日プレゼントをお持ちになる方もいらっしゃいますね」

今年のわが家の子どもたちへの誕生日プレゼントは、IKEAの大きなぬいぐるみ。キャラクターものに決まるとばかり思っていたので意外だったのですが、お店で二人が抱いて離さず、連れて帰ってきたサメとイヌです。アドバイスを聞いて、二人が「家族が増えた~♪」と可愛がっているこの子たちと一緒に行くことにしました。

なにしろぬいぐるみが大きいので、着替えと合わせると「一体どこへ……?!」という感じの大荷物に(笑)。でも、スタジオのナチュラルなセットに、インパクトとオリジナリティーが加わり、わが家ならではの1枚を撮っていただくことができました。子どもがもっと小さい場合は、緊張しがちな場面でも、おなじみのおもちゃがあることで落ち着く、という効果もありそうですよね。

家族の宝物になる1枚を撮ってもらうには?

スタジオでの撮影の場合、気になるのが子どもの機嫌や状態。

「ご予約の際に人気があるのは、午前中など早めの時間帯。私たちの場合は、休憩を取ったり場所を変えたりしながら、1時間程度で撮影を終わらせるようにしています。お食事やお昼寝などのタイミングが決まっているなら、そこを避けていただけると安心。でも、寝ていたり泣いていたりする赤ちゃんの写真も、可愛いですし思い出になると思いますよ」

こちらのスタジオでは、カメラマンさんおすすめのポーズやアングルで撮影するほか、家族からのリクエストにもできる限り応えるようにしているそう。

「最近は、Instagramなどでいろいろ研究されていらっしゃるお客様も多く、私たちのほうが流行やブームを教えていただくことも(笑)。先日は、1歳の誕生日を迎えた赤ちゃんが手づかみでケーキを食べる“スマッシュケーキ”の撮影依頼があり、試行錯誤しながら挑戦しました。リクエスト可能なスタジオの場合は、ご希望の雰囲気の参考になる写真を見せて相談すると、撮る側もイメージしやすいと思います。私たちのスタジオでは、時々、赤ちゃんの足の指にお父さん・お母さんの指輪をはめたカットを撮るのですが、喜んでいただくことが多いですね」

 

たしかに、とっても素敵! 子どもの写真というと、笑顔のアップやポーズをとっている全身のカットばかりになりがちですが、手足などのパーツに寄って“今だけ”の1枚を残すのもいいですよね。私も、自分で日常の写真を撮る時にも意識してみようと思います。

次回は、撮影の際にバースデープランナーさんに教えていただいた、飾りつけのヒントを公開。これからスタジオ撮影のご予定がある方、おうちで子どもの記念写真を撮りたい方の参考になれば嬉しいです。

 

取材協力・一部写真提供/KaLaMa No Mori

 

 

 

 

藤本こずみ Kozumi Fujimoto

ライター

1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。

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