「月3万円黒字術」で心も暮らしもラクになる!

【LEE読者4人の「副業事情」を大公開!】校正、視聴モニター・・・収入や始めたきっかけは?

LEE編集部

働き方はその方次第! LEE読者が実践している副業事情を大公開!

実際に副業にチャレンジして、月に1万~5万円ほどの収入を得ている読者の4人にお話を聞きました。「始めたきっかけは?」「本業と両立する方法は?」などなど、それぞれの働き方からヒントが得られるはず!

「月3万円黒字術」で心も暮らしもラクになる!
◆【副業の始め方・探し方・気をつけたいこと】副収入だけでなく将来のキャリアアップも!
◆【固定費・ラテマネー・副業】「削る」と「稼ぐ」で月3万円の黒字化を!

この記事は2021年2月5日発売LEE3月号「『月3万円黒字術』で心も暮らしもラクになる!」の再掲載です。


教えてくれたのは
フリーランス協会 求人ステーション 統括コーディネーター 葛谷美里さん

フリーランス協会 求人ステーション 統括コーディネーター 葛谷美里さん

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 求人ステーション統括コーディネーター。インテリジェンス(現パーソナルキャリア)等を経て、2018年に独立。福岡を拠点に人事領域の個人事業主として活動中。

Aさん(35歳)
副業:日本語の校正

  • 収入:月1〜4万円ほど
  • 仕事量:単発で依頼がくるため不定期。仕事があれば1日1~3時間ほど。
  • 家族構成:夫(35歳)
  • 本業の手取り年収:妻・約100万円、夫・約400万円
  • 本業:カフェのスタッフ

2つ目の収入源として在宅で続けられる仕事がうれしい!

Q
始めたきっかけと見つけ方は?

「夫の転勤による引っ越しが多く、在宅での仕事を探していました。クラウドソーシングサービスに登録したものの、好きな分野の仕事が少なく、単価も安くて断念。そんな話を翻訳者の知人にしたら、翻訳された日本語を読みやすく校正する仕事があると教えてもらいました。未経験だけど試しに始めてみたらおもしろくて、もう1年になります」(Aさん)

Q
本業との両立は?

「カフェの立ち仕事から帰ってくると眠いときもありますが、『今日は1件だけやろう』と負担にならない範囲で両立できています。15分ほどで終わるもの1件で500円。月に数十件で1万~4万円の収入です。スキマ時間で取り組めて、1日がものすごく充実していると感じます」(Aさん)

Q
コロナ禍で、副業に対する思いは?

「外出自粛期間中にカフェが1カ月間休みになり、お給料を60%ほどいただけましたが、この先どうなるだろうという不安がありました。でも、自宅でできる副業の仕事があって、心の支えになりました。先行き不透明な時代だからこそ、仕事を複数持つことは大切だと痛感!」(Aさん)

Q
副業を今後どのように生かす?

「もともと雑誌などを読む習慣があって、読みやすい文章かをチェックするこの仕事は向いていると感じ、ぜひ続けていきたいです。家にいながらできる仕事があることがわかり、将来的にはカフェの仕事を減らし、在宅でできる別の仕事にもチャレンジしようと思っています」(Aさん)

読者へのアドバイス

家にいるときのスキマ時間にちょっとだけ仕事に取り組むだけで、お小遣いにもなり、相手にも喜んでもらえてやりがいがありますよ!

Bさん(39歳)
副業:パン製造

  • 収入:月5万円ほど
  • 仕事量:土日朝7時~昼12時。たまに13時くらいになることも。時給は1050円。
  • 家族構成:長男(18歳)
  • 本業の手取り年収:約400万~500万円
  • 本業:製造メーカー勤務

憧れだったパン作り、副業で経験を積めて将来的には独立も!?

Q
始めたきっかけと見つけ方は?

「今まで歯科助手や飲食店勤務など興味のあった副業に挑戦。そんな中、老後の働き方も考えて将来的には好きなパンに携わることもしてみたいなと。学校に通うことも考えましたが、仕事として学ぶことができればと考えて求人をリサーチ。土日限定希望だと書類落ちもよくありましたが、新規開店のパン屋さんに無事採用してもらえました」(Bさん)

Q
本業との両立は?

本業が平日、副業が土日の午前中とはっきり分かれているので、時間としては両立しやすいです。ただ覚悟はしていたものの、休日の午後しか休みがなく、どちらも体力勝負の仕事なので疲れがたまります。そんなときは土日の午後に買い物に出かけてリフレッシュしています」(Bさん)

Q
副業のメリットは?

本業とはまた違うやりがいがあり、スキルも身につきます。双方の仕事のストレスも解消できている気がします。コロナ禍で“派遣切り”にあった知人から、私の副業のことを聞かれました。万が一本業がダメになっても、もうひとつの収入源があるという安心感も大きいと思います」(Bさん)

Q
副業を今後どのように生かす?

「将来的に子どもが独立して必要生活費が少なくなったときに、収入は多少下がっても、大好きなパン製造をメインにする働き方もいいなと考えるようになりました。やりがいはきっと大きいと感じます。将来的にどう生きていくか、今がその準備期間になっていますね」(Bさん)

読者へのアドバイス

人生は一度きり。ひとつの仕事を極めるのも素敵ですが、本業とはまったく違う仕事も経験すると人生の幅が広がると思います。

Cさん(38歳)
副業:テレビ番組視聴モニター・ウェブライティング

  • 収入:月1万5000円ほど
  • 仕事量:月4~6本の番組視聴をして、通勤中に感想を書く。子育て体験談執筆も。
  • 家族構成:夫40歳、長男4歳、長女2歳
  • 本業の手取り年収:妻・約340万円、夫・約440万円
  • 本業:英会話講師

スキマ時間を活用できて充実、新たな出会いもあり!

Q
始めたきっかけと見つけ方は?

「下の子が生まれた約2年前の育休中に、時間があるので自宅で何か挑戦したいと思っていたところ、テレビ番組モニターの募集を見かけて応募。指定された番組を観て感想を送る仕事で、月に4~6本で8000~1万円くらいです。また、子育てサイトの記事作成の求人も見つけて応募し、月に2本ほど書いています。1本1000~2000円です」(Cさん)

Q
本業との両立は?

「英会話講師の行き帰りのバスで、片道30分の間にスマホで感想や原稿を書いています。今まではなんとなくSNSを見ていましたが、その時間で副収入を得られてうれしいです。番組を観るときは自宅ですが、それ以外はほぼ通勤中にできてしまうので、両立しやすいですね」(Cさん)

Q
副業のメリットは?

「新しいテレビ番組を知ることができて、感想が番組に役立てられていると思うとうれしいです。子育てサイトの体験談の仕事も含めて、いずれも本業にできるほどのスキルや収入ではありませんが、本業とは違う人と出会えて、新たな世界を知る喜びを感じています」(Cさん)

Q
副業の収入は何に使っている?

「副収入は今のところ触らないようにして、貯めています。どんどん増えていくのがうれしいですね。夫が沖縄出身で、家族で帰省するときにお金がけっこうかかるので、『コロナが落ち着いていつか帰省するときに使えたらいいね』とみんなで楽しみにしているんです」(Cさん)

読者へのアドバイス

モニターや原稿作成の仕事は、移動時間でもある程度はできるので両立はそれほど大変ではないと感じます。まずはサイトで登録してみては?

Dさん(33歳)
副業:ホームページ制作の手伝い

  • 収入:単発で10万円ほど
  • 仕事量:週3くらいで1日3~4時間ほど。2カ月くらいで1つのHPを制作。
  • 家族構成:夫36歳、長男5歳、長女1歳
  • 本業の手取り年収:妻・約350万円、 夫・約650万円
  • 本業:メーカー勤務

育休中に家でできる仕事としてトライ、復帰後も役立ちそう!

Q
始めたきっかけと見つけ方は?

「長男の育休中は、育児も大変でしたが、社会から分断された疎外感を覚えました。長女の育休中は、復帰に備えて何かしておきたいという思いを知人に話したところ、HP制作のサポートを頼まれ、まったくの未経験でしたが挑戦することに。たまたま育児関係の会社のHPだったので、親の視点でのアイデア出しで役立つことができました」(Dさん)

Q
副業をやってよかったことは?

「本業が総務で、HP制作は未知の世界でしたが、パソコンのスキルが上がりました。育休が終わってこの4月から職場復帰ですが、本業でも必ず役立つと感じます。育休中でも社会とつながりを持てたことで、仕事への意識やスキルなどを磨くことができたのもよかったです」(Dさん)

Q
副業をやって大変だったことは?

「第2子で女の子だからか、家にいても静かで仕事に集中しやすいのですが、それでも泣いたりしたときに仕事に集中できないことも。未経験の分野でプレッシャーがありましたが、HPのユーザー目線でアイデア出しをするなど、自分ができる精いっぱいの力を注いでいます」(Dさん)

Q
副業を今後どのように生かす?

「将来、今の自分の仕事がAIにとって代わられることがあったら、自分はほかに何ができるのか。今のうちに幅広い経験をしておくことで、今後の身の振り方についても考えられると思います。転職は大変ですが、副業なら試しに少しだけ始めることもできるなと実感しています」(Dさん)

読者へのアドバイス

もし育休中の方がいたら、社会とのつながりを持つ意味でも副業をするメリットは大きいと思います。余裕があったら、体験してみてください。

「月3万円黒字術」で心も暮らしもラクになる!
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イラストレーション/沼田 健 取材・原文/西山美紀

この記事は2021年2月5日発売LEE3月号「『月3万円黒字術』で心も暮らしもラクになる!」の再掲載です。

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