家族で見直す、考える「防災チェックリスト」

家庭の防災対策4つのポイント&知っておきたい災害役立ち情報5つ

LEE編集部

家族の情報の整理や連絡方法の確認、家の中でできる防災対策……

いざというときに慌てないために、災害が起きる前にできることを、NPO法人ママプラグ代表理事の冨川万美さんにうかがいました。

知っておくと役立つ、防災にまつわる情報もピックアップ!

今後の防災対策にぜひ役立てて。

この記事は2019年8月7日発売LEE9月号の再掲載です。


実はこんなことが大切だった!
家族の特性や情報の整理と連絡法の確認が最重要ポイント

災害が起きる前にできることは?

災害が起きる前にできることというと、防災グッズをそろえたり、本棚に突っ張り棒など耐震性を高めることに意識が向きがち。でも、最も大切なのは「家族の現状を把握すること」だと言います。

「アレルギーなど特別なニーズがあると、避難所での過ごし方が変わります。

家族みんなの持病や行動、性格の特性を一度書き出してリストにしてみて。人見知り、枕が変わると寝られないなど、性格面の細かいことですが、それが原因で避難所で寝つけず不眠症になるなど、トラブルにつながることもあります。

“オーダーメイド防災”と呼んでいるのですが、情報をまとめることで、いざというときに必要なものや、確認すべきことも明らかに。下のチェック項目を参考にして、ぜひまとめてみましょう」(NPO法人ママプラグ 冨川万美さん)

この現状を踏まえて、災害時の連絡法を具体的に見直してみて。

「保育園や幼稚園に通っている場合は、預け先との連携が不可欠。小学生、中学生の場合は、ひとりで帰宅したり、習い事や塾に行くケースもあると思うので、その際にどう連絡を取るのか確認を。

子ども用の携帯は災害時には通話はできないかもしれませんが、GPS機能で居場所がわかるので、移動が多い場合は持っていると安心感も。

また、近所のママ友と防災ネットワークを作ることも大切で、中継地点で友人の家に身を寄せることもひとつの選択肢です。身の安全が確保できるように、ママ友同士で連携しておいて、それを子どもにも共有するのがおすすめです」(NPO法人ママプラグ 冨川万美さん)

わが家のオーダーメイド防災を考えよう!

家族それぞれの特別なニーズなどを整理することは、オーダーメイド防災に不可欠。
4つのポイントで書き出してみましょう。

家庭の防災見直しポイント01
持病、アレルギーなど家族の特別なニーズはありますか?

「パパは花粉症、近眼、毎日帰宅が遅い」「ママは頭痛持ち、潔癖症」など、病気、抱える体の症状、行動、性格の特徴まで書き出すと、必要なグッズも見えてきます。

また、特に子どもは「この毛布があれば寝られる」といった習慣やクセも明らかにすると、慌てずに持ち出せて役立つことも。

家庭の防災見直しポイント02
いざというときの連絡の取り方を決めていますか?

災害が起きる前にできることは?2

災害時、携帯電話は通じないことが多いので、それ以外の連絡方法を相談。
夫婦ならLINEのほか、SNSのアカウントを複数持っておくと◯。熊本地震の際はツイッターが大活躍したそう。子どもは公衆電話を使って連絡、通学路にある友人の保護者に連絡を頼むなど、具体的に共有を。

家庭の防災見直しポイント03
家族みんなの1週間の予定を把握していますか?

特に把握しておきたいのが、1週間の大まかなルーティンの予定。
月火木は娘が塾で帰宅が22時過ぎ、パパは金曜日は残業が多いなどまとめておくと、いかに家族で一緒に過ごす時間が少ないかわかり、驚くことも。これを踏まえたうえで、連絡の取り方も見直すことができます。

家庭の防災見直しポイント04
家族の交友関係を知っていますか?

家族の予定を把握して

特に小学生や中学生は、親が知らないうちに友達と出かけていたり、家に遊びに行っていることがあります。クラスでは誰と仲がいいのか、どの辺りに住んでいるのかなど、日頃の会話の中でいいので確認しておくと安心です。
夫も会社で親しい人などは把握しておきましょう。

これは知っておきたい!防災トピックス01
災害用伝言ダイヤルの使い方を確認

災害用伝言ダイヤル

携帯電話もSNSもつながらない場合に、連絡手段として使える災害用伝言ダイヤル(171)。
公衆電話で無料でかけられて、30秒の伝言が残せます。災害時でなくても、毎月1日、15日、正月の三が日、8月30日〜9月5日の防災週間などに体験利用することができるので、一度試してみても。

これは知っておきたい!防災トピックス02
自宅周辺のハザードマップをウェブサイトで確認しておく

災害による被害を予測して、地図化した「ハザードマップ」。自分の家の周りは川が近いので水害の危険がある、地盤が弱いなど、知っておくだけでいざというときに対応できます。
また、危険度の高い災害に合わせて、防災グッズをそろえることもできるので、一度家族でハザードマップポータルサイトで確認しておくと安心です。

これは知っておきたい!防災トピックス03
防災アプリは情報が充実した分母の大きいものを

災害情報アプリはたくさんありますが、情報の分母が大きく、しっかり更新されているアプリを選んで、スマートフォンですぐに見られるようにしておきましょう。
『Yahoo!防災速報』『NHKニュース防災』『東京都防災アプリ』などがおすすめ。

Yahoo!防災速報

『Yahoo!防災速報』
無料でダウンロードできるアプリ。地震、津波、豪雨などあらゆる災害に対応、災害が起こる前にプッシュ通知でお知らせも。

これは知っておきたい!防災トピックス04
小さい子どもがいる人は母子手帳アプリも活用を

小さい子どもがいる場合は、避難時にも母子手帳は必須。
持ち歩きが大変、避難時に紛失してしまった場合に役立つのが母子手帳アプリ。健康診断や予防接種の記録を入力してデジタル化できるものや、原本を撮影するだけで必要なデータを保存できるものも。
かかりつけ医以外の診断時に予防接種の情報はマストなので、ぜひ取り入れたい。

これは知っておきたい!防災トピックス05
災害時に無料で開放されるWi-Fiのつなぎ方を知っておく

災害時にスムーズに安否確認や情報収集ができるように、無料で開放される公衆無線LANサービスが「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」。
Wi -Fi設定をONにして、「00000JAPAN」のSSIDを選ぶと利用可能に。ただWi -Fiスポットの設置場所は地域により異なるので、各社のホームページなどで確認を。


イラストレーション/藤田マサトシ 取材・原文/野々山 幸(TAPE)
この記事は2019年8月7日発売LEE9月号『家族で見直す、考える「防災チェックリスト」』の再掲載です。

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