疲れやすいあなたはもしかして「繊細さん」?

うちの子も「繊細さん」?【接し方例5つ】気をつけるポイントは?

LEE編集部

自分自身が非HSPで身近な家族がHSPの場合は、対応が家族仲や子育てに影響する可能性大。

今回は、子どもが「繊細さん」あるいは「繊細さんかも?」と気づいた場合について、HSC子育てカウンセラーの高野さんにお話をうかがいます。

この記事は2021年1月7日発売LEE2月号の再掲載です。


あなた自身はそうでなくても、身近にいることも
子どもが「繊細さん」の場合の接し方

教えてくれたのは… HSC子育てカウンセラー 高野あゆみさん

高野あゆみさん

HSCに関する情報発信、HSCママのお茶会、個別相談などを行う「HSC幸せ子育てサロン」主宰。自身もHSPであり、長女がHSCとわかったことを契機にカウンセラーに。

子どもを変えるのではなく"こうあるべき"を手放してみて

子どもが繊細さんの場合は「HSC(CはChild)」といい、気質はHSPと同じですが、「HSCは身近な大人からの影響を受けやすいため、親がどんなかかわり方をするかがとても重要」と高野さん。

「この服イヤ、これ食べたくないから始まり、園や学校に行きたがらないなど、ママからしたら『育てにくいな』と感じたり、発達に課題があるのかと心配になることもあるでしょう。うちの長女もそうでした。

親はどうしても子どもにこうあってほしい、社会的にはこうであるべきという理想を求めてしまいがちですが、そうした固定観念をどれだけ手放せるかが、HSC子育てのカギになると思います。

HSCが持って生まれた気質であることを理解し、『この子にとってのベストは何か』という視点で接することができれば、親も子もお互いに自分らしく、もっと幸せに暮らせるはずです」(HSC子育てカウンセラー 高野あゆみさん)

子どもが「繊細さん」かも?気づくポイントは?

  • □ 赤ちゃんのときよく泣いたり、なかなか眠らなかったりする子だった
  • □ かんしゃくをよく起こす
  • □ 幼稚園や保育園、小学校に行きたがらないことが多い
  • □ 大勢が参加する行事を渋る
  • □ 初めて行く場所に対して警戒心が強い

「繊細さん」な子どもへの接し方_1
公園に行きたがらず、家の中でばかり遊びたがる

子どもとの接し方01

高野あゆみさん
本人に行きたい気持ちがあれば時間帯を選んであげて

「子どもの大きな声や動き回る様子、遊具の順番待ちなど、HSCにとって公園は刺激の洪水。行きたくないのはキャパオーバーで疲れてしまうからかも。無理に行かせなくていいのです。
でも本当は公園で遊びたい、という気持ちがあるなら、ほかの子がいない夕方などを選んで」(HSC子育てカウンセラー 高野あゆみさん)

「繊細さん」な子どもへの接し方_2
集団生活が苦手で、友達が少ないよう

高野あゆみさん
学校と子どもの気質を共有。小規模な集団を選ぶのもあり

「園や学校への行き渋りで『HSCかも』と気づくことは多いです。
HSCにとって、ほかの人に合わせなくてはならない集団生活は想像以上にたいへんなもの。できる範囲で寄り添ってもらえるよう、子どもの気質を先生と共有しましょう。小規模な園や学校を選択するのも手です」(HSC子育てカウンセラー 高野あゆみさん)

NGな接し方

「あの先生はわかってくれないから」など、子どもが学校を苦手と感じる原因を、周囲の人のせいにするような言い方は×。子どもが周りの人を信頼しづらくなってしまいます。

「繊細さん」な子どもへの接し方_3
ちょっとしたことですぐ怒ったり泣いたり

子どもとの接し方02

高野あゆみさん
イヤだった気持ちを否定せず寄り添って共感してあげて

「HSCの持つ高感度アンテナはささいなことに反応し、感情が高ぶります。泣きわめいたりしているときは、ひとまず黙って鎮まるのを見守り、鎮まったら『イヤだったんだね』など共感を。
共感してもらえた経験を積み重ねていくと、何がイヤなのか子どもが言葉にできるように」(HSC子育てカウンセラー 高野あゆみさん)

NGな接し方

人が多い場所などでは早く静かにしてほしいと「うるさい」「周りに迷惑でしょ」と怒ってしまいがち。
ですが、高ぶっているときは火に油。さらにパニック状態になってしまいます。

「繊細さん」な子どもへの接し方_4
大人の気持ちがよくわかり、「いい子」すぎる

高野あゆみさん
親が自分をオープンにすれば安心して気持ちが出せる

「相手の心を読むのが得意なHSCは、親の期待もわかってしまうんですね。ただ"いい子"でばかりいると『自分はどうしたいのか』がわからなくなってしまうかも。
親だって失敗もするし面倒くさがりだし、などトホホな面も見せていれば、子どもも安心して気持ちを前に出せるように」(HSC子育てカウンセラー 高野あゆみさん)

NGな接し方

「楽しかったでしょ」「いつもいい子でえらいね」など、親の「こうであってほしい」という気持ちを乗せたような言葉がけは、子どもの素直な気持ちや感情にフタをしてしまいます。

「繊細さん」な子どもへの接し方_5
少し注意されただけで大きくダメージを受ける

高野あゆみさん
無理になぐさめようとせず気持ちをそのまま吐き出させて

「相手の言葉の意図を深読みし、口調などにも敏感なため、実際以上に"怒られた"と感じてしまうのもHSCの特徴。そんなときに『そんなに気にしないで大丈夫』はあまり効果がありません。
本人が話したいタイミングを待って、落ち込んだ気持ちを吐き出させてあげて」(HSC子育てカウンセラー 高野あゆみさん)


撮影/伊藤奈穂実(高野さん) イラストレーション/meppelstatt 取材・原文/遊佐信子
この記事は2021年1月7日発売LEE2月号『疲れやすいあなたはもしかして「繊細さん」?』の再掲載です。

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