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佐々木はる菜

おしゃれな編み物が世界的ブーム!5歳娘もハマった、スペイン発【we are knitters】冬休みにもオススメ

  • 佐々木はる菜

2020.12.24

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編み物キットを世界でオンライン販売する【we are knitters】

欧米で編み物ブームを引き起こすスペイン発ブランド

Instagramフォロワー約63万人!世界15か国で展開する【we are knitters】。

今、ヨーロッパを中心に欧米の若者たちの間で編み物が人気を集めていることをご存知ですか?

今回ご紹介する【we are knitters】は、若い人たちにも編み物文化を広げたいという想いのもと、2011年にスペインで生まれた編み物キットブランドです。

編み物に必要なものがすべて入ったキットが届き、テクニックやコツは動画で丁寧に紹介。初心者から上級者まで幅広く楽しむことができることが魅力です。
これまでの編み物のイメージを覆す、色鮮やかな編み糸やデザイン性の高さからSNSなどで話題を集め、現在はヨーロッパ、北米、南米、日本、韓国等15か国以上で広く展開しています。

子どもにもオススメ!冬のおうち時間にトライしたい

今年は特にコロナ禍のロックダウン中にハマる人が増えたそう。また、ヨガなどでおなじみの「マインドフルネス」効果が期待できるという興味深い話も…

また私が興味を持った大きな理由のひとつが、子どもと一緒に取り組めるキッズ向けの商品があるということです。

手や指を使って集中して物を創る編み物は子どもの発達に良いとされているそう。
今年は帰省やおでかけなども例年のようにはいかず、寒い季節でおうちで過ごすこともさらに増える中、一緒に楽しく取り組めるものがあったら親子共に良い時間が過ごせるのではないかと考えました。

編み物に必要なものが全て入ったキットが自宅に!

自然素材の毛糸と、ハンドメイドの編み棒

購入方法はとても簡単で、日本語サイトにアクセスし、お気に入りのアイテムを見つけたら、糸の色・説明書(編み方レシピ)の言語・編み針を選ぶだけ!

子ども達は編み物初体験、私は子どもの頃に母から少し習った程度…ということで一番簡単な「Dinka Scarf」というキットを選びました。

我が家に届いたキット。編み糸、編み針、編み方レシピがおしゃれなペーパーバッグの中に。私たちが頼んだ編み針は直径15mmと太め。バッグは全て再利用可能な再生紙から作られています。

箱を開けた瞬間、可愛い毛糸玉に娘は大興奮!早くやりたがって、落ち着かせるのが大変でした(笑)

 

毛糸のカラーも素敵なものばかりで種類豊富!どの色にするか悩んだ結果、「マシュマロカラー」「スポッテッドブルー」「手染め」をチョイス。温かな手ざわりでした。

おしゃれで手軽なだけでなく、編み糸は100%自然素材、木製編み棒もハンドメイドと、商品全てにおいて「サスティナビリティ」を重要なテーマにしている点も素敵だなと感じ、そのことは子ども達にも伝えることができました。

8歳5歳兄妹、初めての編み物体験

動画やブログを参考に練習

説明書でもある紙のレシピもわかりやすいのですが、初心者の私達には動画がとても参考になりました!こちらは最初の「作り目」を作っているところ。

最初は編み方や編み棒の扱いが難しかったようで、後ろから抱き抱えるような感じで一緒に編みましたが、2往復くらい進めると体が覚えるのか、5歳娘でもなんとなく理解してくれました。

一列の目は10くらいしかないため、子どもだけでもテンポよく進めていけます。棒が太いおかげで編みやすい反面、5歳娘の手にはちょっと大きく、たまに棒が滑って網目が抜けてしまう…そこで机の上に棒を置いてやってみたら、スムーズになりました!

少しずつ編み目が増えていくと、この笑顔!

かなり集中して取り組んでいたため、初日はここまでで終了。特に5歳娘はきれいな色の毛糸やそのふわふわした手ざわりに夢中で、その後も毎日少しずつ進めています。

国際的にも注目される理由

キットの金額は6,500円〜26,000円ほど。

【we are knitters】のアイテムは全てオリジナルデザインでだそうで、ロングセラーとなっている人気商品には、カーディガン、スヌード、赤ちゃん用のブランケットなど様々なものがありますが、トレンド感はありつつもシンプルでスタイリッシュなので、長く愛用できそうなものが多いと感じました。

Facebookでは60万以上のファン、Youtubeは約7万3千人フォロワー!

【we are knitters】は、単に編み物キットを販売するだけではなく「体験を提供する」ことを大切にしているといいます。
天然素材の材料を使い、自分で編んだ作品をハッピーな気分で身につけること、そしてそれをSNSなどで発信すること、その全てを楽しんで欲しいという考えや、編み物を通して新たなコミュニティを発信したいという想いは、今の時代を牽引する未来志向のサービスだと感じます。

私自身も編み物をしたのは実に25年ぶりくらいでしたが、編みはじめるともっと進めたくなり、いつもならばなんとなくスマホを手にしてしまいそうなタイミングで、替わりに編み棒を手に取ることが増えました。
編んでいる間は無心になれること、また毛糸や木の温もりにほっとさせてもらい、とてもリラックスできる時間となっています。不安なニュースも多く、大勢で集まることや帰省、旅行などが難しいご時世だからこそ、冬休みや年末年始に是非オススメしたいと感じました。

今年の冬は親子一緒に身も心もポカポカする「編み物」にトライしてみてはいかがでしょうか?

【we are knitters】

佐々木はる菜 Halna Sasaki

ライター

1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。

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