ステイホーム期間中、学びの形はどう変わった？

LEEおなじみのオンラインレッスンの主催者に、あらためてレッスンでの工夫や気づきを取材！

オンラインでどんなことが学べるのか、そのメリットを探ってみました。

この記事は2020年10月7日発売LEE11月号の再掲載です。

ライフスタイルプロデューサー 村上 萌さん
週末野心学 オンラインイベント

コミュニティメディア「NEXTWEEKEND」代表。webサイトの運営をはじめ、週末野心学のイベント、ECストアなどをプロデュース。

https://nextweekend.jp/

週末の楽しみのためにレッスンを活用して

「季節の楽しみと小さな工夫」がコンセプトのNEXTWEEKENDが開催する「週末野心学」。代表の村上萌さんは、以前からオンラインに注目していたそう。

「2018年からオフィスでのワークショップの動画配信をスタート。ただ当時はリアルなレッスンあってこそで、オンラインはサブ的な要素が強かった。ステイホーム期間に、本格的にオンラインメインのレッスンを始めました」（ライフスタイルプロデューサー 村上 萌さん）

「贈り物上手になる、基本のカリグラフィーレッスン」の様子。憧れの素敵な字体を学べる講座として注目。

オンラインだからこそ、キットが届くアナログさを大切にしたい

週末野心学の特徴は、先にオンラインショップで必要なキットを購入して、実践ができるところ。

「オンラインは手軽だからこそ、申し込んだまま結局やらなかった、なんてことも。事前にキットが届くと、やる気になるという声も多いです。

実際に顔を合わせられないからこそ、ひとつひとつアイテムを箱詰めしたり、手書きのインビテーションをつけたりと、丁寧さ、アナログさは大切にしたい。

レッスンの内容も季節を感じて、暮らしが少し豊かになるようなものを選んでいます。この夏は『夏のハーブファーム講座』が人気に。農家の方に農園から配信をお願いしました」（ライフスタイルプロデューサー 村上 萌さん）

この夏に人気を集めた「夏のハーブファーム講座」の際のキットと農園からのレッスンの様子。自分でわざわざアイテムを購入しなくてもすぐに実践できる。

「先行き不透明な今の時代、少し先の週末に楽しみがあると、日々の支えになるはず。これからも生活に好循環をもたらすような、おもしろいオンラインレッスンを増やしていきたいです」（ライフスタイルプロデューサー 村上 萌さん）

取材・原文／野々山 幸（TAPE）
この記事は2020年10月7日発売LEE11月号『オンラインだから続けられる「大人の学び」』の再掲載です。