普段の買い物や、家で過ごすときの何気ない習慣が、お金が貯まるかどうかの分かれ道に！

そこで、LEE読者が実践している節約アイデアを調査。家計への貢献度はどのくらいか、実践ハードル（ストレス度）は高くないかを、ファイナンシャルプランナー笠井裕予さんにジャッジしてもらいました！

この記事は2020年3月7日発売LEE4月号の再掲載です。

ファイナンシャルプランナー笠井裕予さんに聞く
続けられるマネーハックのコツは？出費が「消費・浪費・投資」どれにあたるか考えてみて

毎日、何気なくやっているお金にまつわる行動も、人によって様々。ファイナンシャルプランナーの笠井裕予さんにチェックいただいたところ、実践ハードル＝ストレス度についても、0～★★★と、幅のある回答に。

「お金の使い方って、その人の人生の目標や生き方、価値観と直結するものなんです。なので、その人がどんなことに重きを置いているかによって、ストレス度や家計貢献度も変わってきます」（ファイナンシャルプランナー笠井裕予さん）

同じことにお金を使っても、生き方や目的で無駄遣いかどうかは変わる

「お金の使い道を“消費”“浪費”“投資”の3つに分けることで、無駄遣いを見直す方法があります。これも何が“消費”で何が“浪費”かは人によるもの。
例えばネイルサロンに通うことも、人前に出て講演をする私にとっては必要経費。生活に欠かせない“消費”にあたります。
将来お金に変わるものは“投資”にあたりますが、お金をかけて資格取得をしても、結局キャリアアップの役に立たなければ“浪費”ですよね」

“浪費”を減らすためにも、マネーハックを実践する前に、まずは“自分の生き方”を明確にしておくのが大前提。

「目標が定まるとお金を使う前にひと呼吸おいて、“これって本当に必要？”と考えられるように。楽しみながら習慣にできるマネーハックを取り入れてみましょう」（ファイナンシャルプランナー笠井裕予さん）

読者の節約アイデアをプロが診断01
衝動買いストップ！普段の買い物をお得にするための工夫は？

これいいですね。実践できると貯金できそう！

紙に書き出すのはいい習慣ですよね。目標を決めるうえでも役に立つと思います。（笠井裕予さん）

子どもがモノの大切さを学ぶきっかけにもなりますね

読者の節約アイデアをプロが診断02
お金とは直接関係ない？いいえ、日常の習慣にも貯まるコツあり！

これができるのは、かなりの節約上級者ですね。（笠井裕予さん）

時間の使い方を見直すとお金の使い方も変わります。（笠井裕予さん）

イラストレーション／HARUKA HAYASAKA　取材・原文／古川はる香
この記事は2020年3月7日発売LEE4月号『貯まる人が習慣にしているチリツモ「マネーハック」』の再掲載です。