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高木綾子

【実録】引越しの経済的・体力的負担の軽減に努力している4つのこと

  • 高木綾子

2020.02.28

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もうすぐ3月。新しい年度に向けての準備が本格的になる、バタバタなシーズンの到来です。現在、我が家も引っ越し準備の真っ最中。

実は、長距離の引っ越しは初めての私。そして、昨年は「引っ越し難民」が問題になるなど、色々な不安があったため、年末から少しづつ情報を収集してきました。

しかし、調べれば調べるほど年度末の引っ越しは、経済的にも体力的にも負担が大きく、長距離となると尚更のこと。都内から香川への引っ越しは、どの業者でも1日で作業を終えることができず、数日かけて行うことになるため、高額で、日程の調整も難しくなってしままうのです。

そこで、今回は、我が家が少しでも引越しの負担を軽減するために現在進行形で努力していることを紹介したいと思います。

その①
はじめての長距離引っ越し
見積もりは出来るだけ多くの業者に依頼し、選択肢を増やす

今までの引越しでは、色々なサイトで平均3社位の業者比較を推奨していたため、見積もりを依頼するのは2、3社程度。

しかし今回は、引っ越し見積もりの問い合わせだけでも合計8社、実際の訪問見積もりは5社と多めに取りました。

全てが訪問見積もりに至らなかった理由は、長距離の場合、中小の引っ越し業社では受け付けてもらえないところが多く、大手でも香川には支店がないといった理由で取り扱ってもらえない業者があったためです。

金額だけでなくスケジュールも含めて判断

実際の訪問見積もりは、長距離が可能だった5社に依頼。ただでさえ面倒な訪問見積もりを多くの業者に依頼した理由は、金額だけでなく、スケジュールの比較のためでした。

都内から荷物を送り出した後、新居側にも受け取るために誰かが居なくてはなりません。その為にベストな条件の業者を選ぶ必要があります。

選択肢が多い中で、スケジュールと金額の比較が出来たため、より負担が少ないプランを選ぶことができました。

訪問見積もりは大抵30分ほど。我が家の場合、複雑な家具も無かったので、平均1社30分ほどの見積もりでした。
5社行なっても合計3時間くらい。必ず家にいる時間帯(我が家の場合夕方〜夜)に来てもらったので、それほど負担になりませんでした。

その②
引っ越しの作業はハイシーズン料金を避けて行う

業者の設定にもよりますが、私が依頼しているところはどこも3月中旬以降はハイシーズン料金のため、通常の1.5〜2倍程度にも!!そもそも長距離引っ越しは、何十万もかかってしまうため1.5倍でもかなりの負担に…

しかし、既に移転先に家が確保できている場合は、ピーク前に荷物を送ってしまうのも方法の一つ!

賢くレンタル業社を活用

我が家は、引っ越し先の家がすでに決まっていたので、必需品を残し3月前半に、荷物のほとんどすべてを送ってしまうことにしました。3月末までは、終了式や仕事が残っているので、残りの期間はレンタル布団&家電で都内で過ごす計画です。

最後はレンタル品を取りに来てもらい、残しておいた必需品をダンボールに詰めて香川へ配送。

レンタルは業者や物にもよりますが、我が家は布団に洗濯機などの家電をいくつか予約。そこに残した必需品の配送料を合計しても数万円に収まる予定です。

現在の試算では、3月末のハイシーズン料金で一気に引っ越すのと10万円以上の差が!

毎日使うこの電動自転車も先に引越し先へ送ります。今回は利用しなかったのですが、電動自転車も2人乗り、3人乗りをレンタルできるサイトがありました。都内の長期滞在にも便利そう!と、レンタルサイトを見ていると様々なアイデアが!

その③
意外な落とし穴!?粗大ゴミの排出は計画的に

業者に頼まず、自分たちで自治体の指示に従い粗大ゴミを出す場合は、事前に予約が必要。

実は我が家、前回の引っ越しの粗大ゴミ出しで大失敗してしまいました…

引っ越しの1週間前にゴミ出しを予約しようとしたのですが、この時期は3週間前まで予約はいっぱい。管理人さんに泣きついて、ゴミ置場に2週間近く大きな家具を置かせてもらったため、他の住民の方に迷惑をかけてしまったのです。

今回はそのようなことがないように、事前にきちんと予約を。月の半分はワンオペ育児な我が家。夫がいる貴重な日に予約をし、2人で3回に分けて排出しています。少しづつでもかなり疲れるので、何度かに分けたのは体力的にも大正解でした。

搬出時には面倒くさがらずに必ず事前に台車を借ります。軍手は滑り止めつきのものを買っておくべし!

 



その④
新しい家具や家電選び 引越し前は張り切り過ぎずに最小限に

何かと準備に忙しいこの時期。現実逃避のためにインテリアショップに駆け込むかたも多いのでは?

前回私はその一人でした。新しい生活が嬉しくて、妊娠中にもかかわらず引っ越し前に体力をだいぶ消耗した苦い思い出が…

今は、ネットやカタログなど、実際に転居先に移ってからでもインテリアグッズは選べる時代。振り返ると、お店を吟味して廻るのも、引っ越してからでも十分できたとのではないかと思います。

今回、この時期の買い替えは、「優先順位をつけて最小限に」をモットーに。フェアのお知らせが届いて、あれこれ気になってもグッと我慢。ダイニングテーブルとチェアだけの新調に留める予定です。

新たな生活を想像して選ぶよりも、転居先で、年季の入ったモノたちと現実の間取りを見つめながら…じっくり考えればいいかな?それも移住先の楽しみの一つに加えようと思います。

子供が寝た後は、雑誌を見ながら、想像を膨らませるひとり時間を楽しんでいます。

ここまで準備をしたら、後はスケジュール通り引越しを待つだけ。

今引越し準備真っ最中の方も、これからの方も、少しでも参考になりますように!

そして皆様が、無事に引っ越しが終了し新しいスタートが迎えられますように!

高木綾子 Ayako Takagi

ライター/LEEキャラクター

1981年生まれ。百貨店バイヤー、ヴィンテージショップなどファッション業界を10年経験。その後、LEEキャラクターになったことをきっかけに同世代の女性に役立つ情報を伝える仕事に興味を持ち、ライターの道へ。夫の仕事の関係で2020年より東京から香川へ移住し、ファッションや子育てのほか、四国地方についても執筆。2児の女の子ママ。

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