わが子の「学校へ行きたくない」に親ができること

子供の不登校、親の対応は?【不登校新聞】編集長 石井志昴さんに聞く

LEE編集部

小学校高学年~中学生で増える、長期間におよぶ不登校。

不登校新聞編集長 石井志昴さんに、不登校の現状や、実際に不登校になるとどうなるのかをうかがいました。

●この記事は2019年10月7日発売LEE11月号の再掲載です。


最も不登校が多いのは思春期。小学生も増えています
もしも子どもが実際に「不登校」になったら・・・?

20年以上取材を続け、不登校の現状に詳しい、不登校新聞編集長 石井志昴さん。昨年、不登校者の人数は過去最多に。

2018年10月の最新データでは、不登校者数は14万人。5年連続増加し続け、過去最多という数字に

 

「20年前に比べると1・5倍に増えていて、中学生で100人に3人、小学生は1000人に3人ほどの割合です。中学生に比べるとまだ小学生は少ないのですが、ここ数年は、小学生の不登校の伸び率が高いといわれています」(石井志昴さん)

● 不登校の人数は過去最高の14万人

文部科学省が公表した「平成29年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」によると、不登校の人数は小学校、中学校合わせて14万人。グラフを見ると、ここ5年でどんどん増加中。

そこまで増えているのは、なぜでしょうか?

「今の学校の仕組みが、子どもには合いにくいんだと思います。病気以外の任意では休むことができず、休んでも授業の遅れなどを自分でカバーしないといけない。大人の有給休暇のように自分の希望で疲れたときなどに休めないことで、無理をしてしまうんです」(石井志昴さん)

ただ、不登校の本当の原因を探ることはとても難しいそう。

「中学生の不登校の原因のデータでは、友達との関係が半数。これ以外の疲労感、無力感、朝起きられない、勉強についていけないなどは、不登校の原因なのか、学校に行きたくないからこれらが結果として表れているのかわかりづらいんです。
また、文部科学省の不登校のデータは先生がとっているので、不登校の原因で『親』が多く、『先生』は少ないという結果が……。子どもの真意はつかみづらいのが現状です」(石井志昴さん)

不登校新聞編集長 石井志昴さん
NPO法人全国不登校新聞社が発行する『不登校新聞』のスタッフを経て、2006年から編集長。自身も当事者で、先生や校則、いじめなどを理由に中学2年生から不登校になり、フリースクールに通った経験がある。

不登校新聞とは?
日本で唯一の不登校に関する新聞。1998年に創刊。当事者視点を大切にし、これまで1000人の不登校経験者が登場。2014年、生前の樹木希林さんへの取材も話題に。
不登校新聞ウェブサイト http://www.futoko.org/

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