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佐々木はる菜

【鎌倉発チョコブランド「ca ca o」】世界も注目のスーパーフード「カカオニブ」の魅力とは?

  • 佐々木はる菜

2020.01.16

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「神の食べ物」とも呼ばれ、美容と健康の宝庫であるスーパーフード「カカオニブ」、皆さんは召し上がったことがありますか?
昨年、鎌倉発アロマ生チョコ専門店「ca ca o」のカカオニブとカカオビネガーを友人からプレゼントされたことをきっかけに、すっかりこちらのお店のカカオの虜になってしまった私。バレンタインを前に今回はそんなカカオ製品について、日常生活への取り入れ方を中心にご紹介すると共に、世界にも認められる製品作りの背景にある想いについても伺ってきました!

我が家で活躍しているカカオ製品たち!左から、カカオバター・カカオビネガー・カカオニブ・ニブはちみつ。

日常の食卓への取り入れ方をご紹介!

チョコレートの風味が濃厚なカカオニブは、カカオ豆の胚乳部分を砕いて作られた非常に栄養価の高いスーパーフード。手軽にダイレクトに栄養を摂れるため、昨年注目を集めたラグビー日本代表選手の皆さんも、栄養価の高さからこちらのニブを愛用しているそう!
実は最初にカカオニブをプレゼントしていただいた時は食べ方がわからず少し戸惑い、まずはそのままポリポリと食べていました。友人に訪ねてみると使い方は本当に自由とのことで、最近はナッツのような感覚でサラダにかけたり、パンにチーズと一緒にのせてトーストしたりするのがお気に入りです。苦みと香りがアクセントとなり美味しく、普通のサラダやパンが一気にランクアップします。

お客様がいらっしゃる時などはちょっとおしゃれな雰囲気も演出でき、話のネタにもなります(笑)

子ども達にとっては苦みが少し気になるようで、アイスやグラノーラにかけたり、家でバナナシェイクを作る時に混ぜてチョコレート味にしたりして楽しんでいます。

そしてカカオビネガーはいわゆるフルーツビネガーの一種で、お酢なのに驚くほどチョコレート感があってほんのり甘く、そのまま飲んだりヨーグルトやサラダにかけたりすることはもちろん、ビールやウィスキーと混ぜるのもオススメです!
お酢だけに活用方法も幅広く、友人はドレッシングや唐揚げを作る際の漬け込みなどにも使っていると話していました。私の一押しはピクルス作りで、香りと風味が増してより複雑な味わいになり、ホームパーティーへの持ち寄りで持参した際は、色々な方に作り方を聞かれました。

パルプと呼ばれるカカオの白い果実部分を使用し、無菌状態から発行させて作るという工程が技術的・コスト的に難しく、こちらのカカオビネガーの商品化は世界からも注目を集め、星付きのレストランなどでも使われているそう。

私ははちみつが好きなため、毎日ヨーグルトにニブと一緒にかけて食べていたのですが、その話を友人にしたところ勧められたのが写真右の「ニブはちみつ」。国産の栄養価の高い生はちみつを使っているところにも惹かれました。
また最近大活躍しているのが、コイン状の見た目も可愛く使いやすい「カカオバター」です。バターは好きなものの健康にあまり良くないイメージがあり避けることが多かったのですが、油分の95%がオレイン酸で、カカオポリフェノール、ビタミン、ミネラルを豊富に含んでいて美容・健康効果が高いと知りこちらも試してみることに。私はシンプルにパンにのせて焼き、香りと風味を楽しむことが好きですが、お菓子作りなど幅広く活用できるそう!

ヨーグルトはもちろん、ニブハニーをトーストにのせても美味!カカオバターは、焼くとバターが溶けてカカオの香ばしい匂いが漂います。

世界にも認められる、高品質な製品作りへの想いとは?


“チョコレートを通して、いつもの日常をより豊かで幸せに。”という想いの元、日本ブランドとして日本人の舌にあわせて作られたチョコレートを販売している鎌倉発アロマ生チョコ専門店「ca ca o」。
美容と健康に良いカカオの力を活かしたコスメ製品など、チョコレートに留まらない様々な製品があることが印象的で、今回、運営する株式会社ジャーニーカンパニーのPRご担当である岡のぞみさんにお話を伺いました。

チョコレートからコスメまで、幅広く質の高い製品作りを実現できている大きな理由のひとつは、コロンビアに広大な自社農園を持っていることだといいます。

「もともとカカオの原産はアステカ文明の古来メキシコです。インカ帝国の王が飲む特別な不老不死の秘薬だったと言われており、その後ヨーロッパに渡ってからも美容と健康に良い貴重なものとして取り扱われてきました。そんなカカオの効能を最大限に活かしながら味や香りの良い製品を作ることは非常に難易度が高いため、自社農園を持ち、カカオの栽培からチョコレートの加工まで全て現地で行うことで高い品質を保つことができています。」

また売り上げの一部をコロンビアに寄付し、学校建設や水路開拓などにも取り組んでいるそう。

「社会貢献という目的もありますが、より良いものを継続的に作るためには、お客様はもちろん、社員や生産者の皆さんといった商品を取り巻く方々が笑顔で幸せである必要があると考えています。その想いから自社ファームがあるエリアに、中学校と小学校以下の子ども達が通う学校を2つ造り、2016年の設立当初50人から始まった生徒数も現在は約400名にまで増えました。
コロンビアを訪れる際には必ず学校に行き子ども達と交流をしたり、現状や課題についてヒアリングしたことを改善やコロンビアの学校の運営に活かしたりする中で、2018年には、海外企業として初めてコロンビア政府の認定マークを授与されました。この4月には新しい校舎も完成する予定です!」

「即位の礼」で、各国元首の機内手土産に!おいしさにため息が出る生チョコ

「ca ca o」の生チョコは、昨年のG20大阪サミット2019、第7回アフリカ開発会議、そして「即位の礼」の際に各国元首への機内手土産に選ばれたそうです。
2020年の新商品をお試しさせていただきましたが、まさに「びっくりするほどおいしい」という一言。丁寧な商品作りが伝わってくる繊細な味わいと香り高さ、そして美しいパッケージから、全てにおいて濃やかな「日本らしさ」も感じ、特別な日のプレゼントや目上の方への御礼などにもぴったりなのではないかと感じました。

左上から時計回りに「MUSCAT」「FIG」「KYOHO」「MERCI」(バラ)。

美容と健康に良いカカオ本来の力を体に摂りいれることのできる製品、そして背景に様々な想いをのせて大切に作られたチョコレート。世界から注目を集めているカカオ製品、気になった方は是非チェックされてみてくださいね!

ca ca o 公式webサイト

CACAO 365

佐々木はる菜 Halna Sasaki

ライター

1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。

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