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スーザン史子

ホンダのフリードに新グレード「クロスター」登場!

  • スーザン史子

2019.11.29

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新グレードの「CROSSTAR(クロスター)」

ファミリーにピッタリの小型ミニバン、ホンダ・フリードがマイナーチェンジしました。

車幅をおさえた5ナンバーサイズで、7人までの多人数乗車を可能にしたモデルというのは、トヨタ・シエンタとこのフリードしかない、といっても過言ではありません。

日常的な使い勝手よし、趣味やファミリーでの遠出にも重宝する、大人気のモデルですよね。

「CROSSTAR」は、3列シートの「FREED」、2列シートの「FREED⁺」どちらにも設定されている。

現行型は2016年に登場。3年ぶりのマイナーチェンジでは、フロントまわりのデザイン変更を中心に、シンプルで上質感のあるデザインを目指したほか、走りの良さという部分でも直進安定性や燃費面での向上をはかっています。

注目したいのは、新たなバリエーションとして、クロスオーバースタイルの「CROSSTAR」というグレードが設定登場したこと。

フロントグリルや、バンパーなどの裾まわりには「CROSSTAR」専用パーツがほどこされ、よりたくましくアウトドアの雰囲気にも馴染むデザインになっています。インテリアでは、シート素材もクロスター専用になっています。

「CROSSTAR」の運転席まわり。

さらに使いやすく進化

「FREED」全体としてみると、使い勝手の面でも向上しています。

これまでは助手席側のスライドドアにのみ、片足での開閉操作(ハンズフリースライドドア)ができるようになっていましたが、オプションで運転席側にも設定することができるようになっています。

自宅駐車場が狭く、片側にぴったり寄せて開閉しなければならないといった場合でも、荷物の出し入れや乗り降りが便利に。お出かけの際のイライラがなくなるって、ほんと助かりますよね!

そうそう、これは余談ですが、冷蔵庫のドアも一緒。先日、引っ越しの際に冷蔵庫のドアの開閉位置を右開きから左開きに変更して、グンと使いやすさがアップしました! クルマも冷蔵庫も、毎日のことなので、使いやすさは大事です!

新型「FREED」。フロントまわりを中心に“凛”としたたたずまいを感じさせるデザインに仕上げている。

 

2列目シートの「FREED⁺」のラゲッジスペースに、純正オプショナルパーツを取り付けると、収納スペースが自由にアレンジできる。

走りの面では、ホンダのミニバンでは初めてとなる「ブレーキ操作ステップダウンシフト制御」を採用しています。これは、スピードの出やすい下り坂やカーブを走るときに、クルマが自動的に適切なエンジンブレーキをかけて、乗員に安心感を与えるというものです。

スピードが出過ぎると、ついあわててブレーキを踏み込んだりしてクルマの挙動がギクシャクしてしまいますよね。そういう時のためのお守りといったらいいでしょうか。クルマの挙動を安定させながら、スムースな加速も得られるお助け装置ですね!

安全運転支援システムのホンダセンシングも、さらに使いやすく進化しています。

 

コンパクトカーがどんどんサイズアップしていくなかで、5ナンバーサイズを保ちながら多人数乗車もできるモデルっていうのはすごく貴重ですよね。

フリードからフリードへの乗り換えを考えている方も多いと思います。新しいグレードの「CROSSTAR」もあわせて検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スーザン史子 Fumiko Susan

カージャーナリスト

出版社にて雑誌編集に携わった後、自動車ジャーナリストに転身。女性誌や専門誌、web等で、主に車関係の記事を執筆。10年に息子を出産、ママ目線での車の使いやすさにも注目するかたわら、安全運転講習の講師を務めるなど、クルマ生活に役立つ情報を提供している。日本自動車ジャーナリスト協会会員。

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