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遊びながら食育を学べるキャンプ場『THE FARM』とは?

  • 川口ゆかり

2019.11.20

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こんにちは。

キャンプをこよなく愛するライター川口ゆかりです。

 

3月下旬から11月までほぼ毎週末、キャンプという我が家。

いままでたくさんのキャンプ場に行ってきましたが、

上級キャンパーであるママ友に勧められて参加したキャンプ場

『THE FARM』が想像をはるかに超えた空間で

「ここはいままでで1番かも……!」と。

 

本当はナイショにしておきたいところですが、、、

せっかくならLEE読者の方にも共有したい!と思い、

ご紹介したいと思います。

 

来年の春からキャンプを始めたいと

思っている方も上級者の方もぜひお付き合いください。

 

THE FARMとは?

『THE FARM』は、都心から車で約1時間半とアクセス良好な

千葉県香取市にある農園リゾート

自分のテントを持ち込んでのキャンプサイトはもちろんですが、

関東最大級のグランピング施設も揃っていることでも話題なんです。

私たちが利用したのは農園の中のキャンプ場”広々サイト”。1区画8名まで利用可能なので、お友達同士や2家族でのキャンプにおすすめ。

普通のキャンプ場は1サイトが広々していても、お隣が気になるくらいの

距離感がありますが、ここのキャンプ場はお隣との間隔がほかの

キャンプ場に比べてとても広く、120㎡もあること。

これだけの広さがあれば、大型の2ルームテントを張って、

さらにタープを張ってもゆったりと過ごせます。

 

10~40mほどの距離には、屋根付き(お湯が出る)炊事場も完備。

24時間利用可能のゴミ捨て場やウォッシュレット付きのトイレも。

女性や小さな子連れでも気持ちよく利用できますよ。

 

また何といっても1番の魅力は、アクティビティの充実

野菜の収穫体験やカヌー、ジップスライダー、施設内にはカフェや

露天風呂まで完備されているので、『THE FARM』だけで

充実した時間を過ごすことができるんです。

 

宿泊者は無料!野菜の収穫体験が楽しすぎる

『THE FARM』の特徴の1つは、敷地内に広大な畑があること。

山や川が隣接したキャンプ場はあれど、美しい畑が広がるサイトは

ほかにないですよね。完全持ち込みのキャンプエリアには薪1束&

季節の野菜を収穫できるアクティビティ付き!

 

1年を通じて50品目以上作付けしているので

春夏秋冬、どの季節に行っても収穫体験が楽しめるんです。

軍手や靴カバーの貸出も完備されており、手ぶらでOKなのもありがたい。

 

私たちも滞在中に野菜の収穫体験にチャレンジしました。

この日は、さつまいも・ラディッシュ・ネギの3種類。

 

まずは、さつまいもを。スタッフの方がお手本を見せてくれてくれるので、

初心者でも大丈夫!!

「これ、大きそうじゃない?」「自分で掘ってみる?」想像しながら

収穫していくのが楽しいこと。子どもたちも目を輝かせます。

途中、「虫がいるー!」なんて、うれしい?遭遇も。

お次はラディッシュ。こちらはさつまいもと違って、深く埋まっておらず、

土の上に少し赤い頭部分が見えている状態。簡単に収穫できるだけに

いかに大きなラディッシュを採るか、みんなで目を凝らします。

1家族10本まで。実際に収穫してみるとなかなかの量。

このほかに、長ネギも収穫!

 

畑から収穫した野菜はそのまま夜ご飯で使うこともOK。

採れたてを味わえる、なんて贅沢な!

子どもの食育にもなる収穫体験

スーパーにはきれいに泥を落とされた野菜しか並んでいません。

野菜がどのようにできているのか、それを知ることで食べ物への興味や大切に思う

気持ちが湧いてきますよね。またどの野菜もスーパーで普段食べるものとは違い、

青臭さや苦味もなく、パクパク食べれることに感動しました。

 

遊び感覚で体験しながら学ぶ楽しさを覚えさせたい

まさに『THE FARM』は私が目指している子育てを

実践できる場でもありました。

 



 

簡単、美味しいがうれしいキャンプ飯

今回は4家族計15名が参加。最年少は1歳ほどの小さな赤ちゃんです。

参加者のなかに外苑前でフレンチレストランを経営しているパパがいたので、

お肉類はすべてそのパパが手配してくれ、いい火加減で焼いてくれました。

焼きたてをまな板の上でカットして、熱々のうちにいただく。

こんな豪快な料理ができるのも、キャンプならでは!

この日は雨が降ってきてかなり寒かったので、子どもたちにはシチュー、

おでんやアヒージョ、参鶏湯と4家族それぞれが得意料理を分担する

豪華な晩ご飯となりました。

 

朝ご飯はカフェで。そんなキャンプも悪くない!

一泊ということもあり、そんなに食材を購入していかなかったので、

朝ご飯は敷地内にあるカフェでいただくことにしました(有料)。

 

畑で採れたばかりのフレッシュなサラダバーにスープ、自家製カレーやパンと

どれにしような目移りしてしまうほど種類豊富なビュッフェ。

子ども用のお皿やカトラリー、椅子などもそろっているのもうれしいポイント。

「お腹いっぱいだよね」とか言いながら、食べ過ぎてしまったのは、ここだけの話。

 

子どもが夢中になる遊具が盛りだくさん!

キャンプはハードルが高い、という方におすすめなのがグランピング施設『THE FARM CAMP』。絶景のロケーションのなかで手ぶらで気軽に楽しめる、まさに新しいスタイルなんです。たとえば(右下)”THE FARM CAMPアスレチック”はデッキの上り下りを階段だけでなく、滑り台やボルタリングで遊びながら楽しめる。ここに泊まるんだよ、なんて言った日にはうちの元気玉たち、どうなってしまうんだろう(笑)。

LEE世代に『THE FARM』を強くおすすめしたいのは、アクティビティが揃っているところ。

ブランコや平均台、ターザンロープもあるので、子どもたちが遊びに困ることはありません。

いままでたくさんのキャンプ場に出向きましたが、ここまでテントの近くに

充実した遊具があるキャンプ場はここだけだと思います!

小江戸の風情を感じる千葉・水郷佐原へ

通常、キャンプ場撤収後は現地解散が多いのですが、

一緒にキャンプをしていた俳優のパパから

”近くにある佐原がすごくいいよ”というプチ情報をもらい

帰りがてらみんなで千葉県香取市にある佐原をぶらり観光してみることに。

「お江戸みたけりゃ、佐原へござれ」で有名な佐原は、

利根川水運の中継基地として発展し、商人の街として栄えた場所。

現在でも川沿いを中心に江戸情緒あふれる古い町並みが残っています。

 

まずは、天明2年(1782年)創業の老舗蕎麦屋『小堀屋本店』へ。

戸口、格子窓などタイムスリップしたかのような店内で、

昆布を加工した黒きり蕎麦をいただいて(子どもは普通のお蕎麦に)

 

創業350年、製油一筋という『油茂製油』さんでは

自家製のごま油やラー油を購入。

このほかにも、佐原を代表する老舗『いかだ焼本舗 正上』へ。

こちらは創業寛政12年、醤油屋がはじめた佃煮屋さん。

名物の佃煮にも惹かれましたが、私は熟成されたお醤油を購入。

なんだかもったいなくていまだ使っていませんが、お正月など

親戚が集まる時に出してみようと思っています。

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アクティビティが充実したキャンプ場で非日常を楽しむもよし、

小江戸を寄り道してみるもよし。

千葉県香取市にはたくさんの魅力が溢れていました。

 

来年のキャンプシーズンにはぜひ『THE FARM』を。

きっと新しい発見ができるはずです。

川口ゆかり Yukari Kawaguchi

ライター

1977年生まれ。LEEでは私服コーデや収納企画など、登場するたび話題に。2児の母としてトレンドをプチプラと賢くMIXしたスタイルが大好評。

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