NYで子育て

【NYで子育て】ハロウィンでもらうキャンディーは寄付

先生も仮装して授業する1日

10月31日は「ハロウィン」でしたね。娘(8歳)は9月に入った途端、「どうしよう、9月になったのにまだハロウィンで何になるか決まってない」と悩むほど、子供にとってはビッグイベントです。

ニューヨークといっても、私たちが住むのはマンハッタンではなく、マンハッタンの東側にあるイーストリバーを挟んだクイーンズ地区のアストリア。特に戸建てが多い郊外のような地域でのお子様ニューヨーカーの「トリックオアトリート(Trick or Treat、お菓子くれなきゃ、イタズラするぞ!という意味です)」がどんなものだったのかご紹介しますね。

当日、娘が通う公立小学校では仮装しての登校は禁止(小学校に付随している幼稚園では仮装してもオッケーです)。ですが、先生は仮装しているという矛盾に笑えます。

娘の担任の先生はチョコレート菓子「M&M’s」の青いチュチュを着て授業をしていたそう。また、宿題をなくすため、授業中に宿題をやらなきゃいけないなど慌ただしい1日を過ごしたのち、待ちに待ったトリックオアトリートの時間です。

帰宅後に衣装に着替え。娘はアメリカでも公開になったアニメ「メアリと魔女の花」のメアリになりました。もちろん、衣装としては売っていないので、ZARAとユニクロで似た洋服をゲット。スーパーマーケット、Trader Joe’sで2.99ドルだったススキをホウキに見立て「メアリ」の完成です。

アニメ「メアリと魔女の花」のメアリになった娘。ススキを茶色のリボンで巻いてホウキに。

さあ、お菓子を入れるかぼちゃバスケットを持って出発です。

 

トリックオアトリートのルール

家の前に飾り付けをしていると「ピンポン」してもオッケー。

戸建てが多いこの町に引っ越して着たときは、どの家をノックしていいのかわかりませんでしたが、ハロウィンの飾り付けをしているお家はノックしてオッケー、飾り付けしてないお家はノックしてはいけないという「ルール」があります。

早速、派手に飾り付けをしているご近所さんへ。

まずはこちらのお宅。「X―ファイル」の曲がかかってまさに、Spooky(怖いとか、気味が悪い、というような意味でハロウィン時期にはよーく使います)。家の前の木にもお化けがぶら下がっており、夜はさらに怖さが倍増します。こちらはもうすでに玄関前に家主が仮装してキャンディーを持って待っていてくれるので、子供が「トリックオアトリート!」といってお菓子をもらいます。

BGMは懐かしの「Xーファイル」。

玄関で髪のながーいお化けがブランコに乗っているのはこちら。大人も怖い。

 

ミイラがぶら下がっているお宅も。家主のおじさん、ドラキュラに仮装してキャンディーをくれましたが、「ミイラを下げるのも時間かかったけど、下ろすのも時間かかるよー」と笑っていました。

 

この他にも、ピンクの魔女に変身しているおばあちゃんが出迎えてくれるお家も。「トリックオアトリート」というと、「いい魔女なの?悪い魔女なの?」と聞いてくれます。娘が「いい魔女です」と答えないとお菓子をくれません。子供からお年寄りまでみんなが仮装を楽しみます。

家だけではなく、商店でもお菓子をくれます。馴染みの店だったら「棚から好きなお菓子持っていっていいよ」と言われて大好きなお菓子をゲットしたり、フローズンヨーグルト屋さんでは作りたてのイチゴチョコをくれたり、ジェラート屋さんでは、ハロウィン時期限定フレーバーを超ミニサイズでもらえたり、これでもか!っていうぐらいのお菓子のオンパレード。

色合いがなんとも言えずアメリカン!な期間限定フレーバー4つ。

子供がお菓子をもらっている間、親は付き添いつつも、待ち合わせをしているお友達のお母さんとメッセージのやりとり。「今どこ?」「そこで落ち合う?」など入念にやりとり。スムーズに合流するために抜かりありません!

こちらは近所でも有名な「お化け屋敷」。前の庭いっぱいに飾り付けしています。去年、娘は怖くてなかなか玄関にたどり着かなかったほど。地下室のほとんどはハロウィンの飾りをしまっておくんでしょうね。広くて羨ましい。

 

中にはアイディアマンも。2階から玄関にロープのようなものを渡し、釣り竿のように2階のお兄さんがくるくる機会を回すと、トレイに乗ってお菓子がおりてきます。毎年、バージョンアップして「機械化」が進んでいるので楽しみの1つです。

 

学校からは安全を促すレター

安全で楽しくトリックオアトリートを楽しむため、娘の学校では「SAFE SAFE SAFE」と書かれた安全のしおり、のようなものが配られました。その中で書かれているのは、

 

  • 必ず親が付き添うこと
  • 未包装のお菓子はもらわない、食べないこと
  • ジャンクフードや砂糖のお菓子の食べ過ぎに気をつけること
  • 歩いているときに、視界を妨げるようなマスクをつけないこと
  • 道路を渡るときには十分注意すること

 

など。

通い慣れているお店とはいえ、未包装のお菓子ももらって食べてしまっていたので、気をつけないといけないのかもしれません。

 

234個のキャンディー、総重量なんと2.5キロ

また、例年オレンジのかぼちゃ型のかごにお菓子を入れている子が多かったですが、今年はいろんな色を見かけました。ハロウィン前に友人がSNSでシェアしていたのですが、青色のバスケットは「自閉症」であることを表しているのだそうです。

青色は、自閉症への理解を深めるために使われるシンボルカラー。自閉症の子を持つ親御さんがSN で自閉症の子のトリックオアトリートへの理解を求めるためにアップしたのがきっかけで拡散していました。近所で見かけることはありませんでしたが、どんな子でも安全に楽しめるようになると最高ですね。

デーンと山盛りお菓子!これを種類別に分けながら数えるときが、至福のようです。

さて、今年は3時間ぐらいかけて近所を練り歩きお菓子をもらった娘。楽しみは帰宅後にどんなお菓子があるか、何個あるか数えること!

今年は234個!(もらってすぐ食べた分が入ってないので、実際はもうちょっとあったかも)。試しに体重計に乗せてみたら2・5キロもありました。

 

キャンディーは「寄付」

みなさん、ハロウィンのお菓子はどうしていますか?

最初は頑張って食べてましたが、1年経ってもまだ残っていたり、クリスマス前に作るジンジャーブレッドハウスの飾りに足したとしても残るし、勿体無いと思いつつ捨てたこともありました。

でも、今年はお菓子を寄付することに。私は「Candy Donation(お菓子の寄付)」を行なっている歯医者に持って行くことにしました。

娘が食べたい好きなお菓子は残しておき、半分以上は歯医者さんへ。すると、代わりにこんなキットがもらえました。

 

歯医者さんにお菓子を寄付するともらえた歯磨きセット。

私が寄付した歯医者さんでは、集めたお菓子はファーストフードチェーンのマクドナルドが運営するチャリティー団体「Ronald McDonald House」に寄付されるそう。他にも、軍隊にお菓子を届ける団体などもあり、キャンディーの寄付は一般的に行われています。

楽しくお菓子も無駄にならずに終わった今年のハロウィン。中学生になると「トリックオアトリートは卒業した」なんて先輩ママの声も聞くので、娘と楽しむハロウィンもあと数年かもしれません。

ライター/ライフコーチ

Writer Profile

Sachie Tanabe

1979年、北海道生まれ。スポーツ紙記者を経て2006年にアメリカへ。2011年にニューヨークで長女を出産。イヤイヤ期と仕事の両立に悩みコーチングを学び、NPO法人マザーズコーチジャパン認定講師に。趣味は地ビール探しとスポーツ観戦。夫と娘(8歳)の3人家族。

NYで子育て

  • 第1回 【NYで子育て】ハロウィンでもらうキャンディーは寄付

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