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藤本こずみ

『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦2020』著者インタビュー!2020年の運気は?

  • 藤本こずみ

2019.09.26

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9月26日に発売された書籍『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ366日メッセージつき 開運暦2020』

 

今年で4年目となる同シリーズは、「当たる!」「役立つ!」「面白い!」と話題を集め、累計36万部を突破する大ヒットを記録しています。

 

今回は、著書の占術研究家・水晶玉子先生に、これから迎える2020年をよりハッピーに過ごすためのヒントを教えていただきました。

 

 

2020年はいろいろな変化が起きる運気の曲がり角

 

東京オリンピックが開催され、日本中でドラマチックな出来事が起こりそうな2020年。

オリエンタル占星術で見ると、どのような年になりそうでしょうか。

 

「2020年は、オリエンタル占星術でいうと“畢宿(ひっしゅく)”の年。“畢”には“終生”という意味があり、その星の年ということは、生涯変わらないと思っていたことに変化が起こるような時期ーーある意味、大きな運気の曲がり角だと考えられます。東京オリンピックが開催されるということもあって、経済やライフラインや働き方など、様々な場面で変化の兆しを感じている人も多いのではないでしょうか。たとえば、支払いのキャッシュレス化が進んだり、交通機関の計画運休が実施されたり、テレワークを導入する会社が増えたり。そんな風に、『ずっと当たり前だと思っていたけれど、今の時代には合わなくなってきたかも』というようなことに、新しい動きが出てくる予感がします。生活の基盤に関わることだけに、大きな出来事によって瞬間的に切り替わるというよりは、あちこちで小さなことが少しずつ移り変わっていくイメージ。でも、その変化が合わさった時、世の中がずいぶん変わったと実感することになりそうです」

 

そんな1年を迎えるにあたって、心がけておいたほうがよいことは――。

 

「いろいろな変化が起きやすい時期なので、社会の動きに対しては敏感になるべきだし、ならざるを得ないでしょうね。周りの変化に『乗らなきゃいけない』『遅れちゃいけない』と焦る必要はありません。ただ、ぼーっと過ごしていると、何も知らずにびっくりしたり損したりすることがあるかもしれないので、世の中が動いているということには意識を向けて、自分なりの情報収集をしておいたほうがいいと思います。

一人一人の生活においては、“これから長い時間をかけてやっていきたいこと”を見つけるのにぴったりの年。これも、運命的な出会いが待っているというよりは、あれこれ試行錯誤する中で『もしかしてこれかな?』という道が見えてくることが多そうです。やる前から『私には無理!』『それはダメ!』と、ばっさり切り捨ててしまうのはもったいない! 失敗しても続かなくてもいいから、とにかく始めてみることが、幸運をつかむための第一歩ですよ」

 

 

毎日の小さな積み重ねが“本物の変化”につながる

 

続いては、LEE読者の関心が高い“暮らし”について大予測。

2020年、“衣食住”のジャンルでは、どのようなものに注目が集まりそうでしょうか。

 

「“畢宿”の年の2020年には、外見より本質に重きを置く、質実剛健なムードが高まります。

 

“衣”=ファッションでは、素材が重視されるように。さらりとしたインナーやとろみのあるブラウス、はたまたまったく別の新素材を使ったアイテムがヒットするかも。また、アウトドア系の高機能ウェアを取り入れたおしゃれの人気も継続。日々のコーディネートを考える上でも、手触り、肌触りが心地いいものを身に着けるのがオススメです。

 

“食”の分野では、食べることの意味自体が、これまでとは大きく変わってくるでしょう。健康志向が高まり、体にいい食材や調理方法にスポットライトが当たりそうです。人々の関心は、インスタ映えする華やかなメニューから、素材を生かしたシンプルなメニューへ。家庭でも、素朴でやさしい粗食を中心にするといいかもしれませんね。

 

“住”=インテリアでは、“スッキリ”がキーワード。ここでも、シンプルで機能的なアイテムや空間が求められるように。たくさんのものでいっぱいの暮らしではなく、数は少なくても本当に大切なものだけに囲まれた暮らしに、精神的な豊かさを感じる人が増えそうです。思い切った断捨離をするにも絶好のタイミングだと言えるでしょう」

 

 

最後に、LEE世代へ向けてのメッセージをお願いします。

 

「LEE世代のみなさんは、家事に育児に仕事にと、とても忙しい日々を過ごしていることと思います。自分以外の誰かや何かのために動くことも多いでしょう。だからこそ、2020年は、世の中の変化に敏感になって、物事のルールや仕組みを理解することが必要になってくるのではないかと思います。

 

時には、いろいろな変化を前に、取り残されているような気持ちになることもあるかもしれません。でも、“これから長い時間をかけてやっていきたいこと”を探して、毎日小さな工夫や努力を積み重ねていれば、それがきっと一番納得のいく“本物の変化”につながるはず。これまでやりたかったことやできなかったことがある人は、学び直しや再チャレンジをしてみるのも一つ。年を重ねた今だから分かること、できることも、きっとあると思いますよ。

 

日常生活では、ほんの少しでも“自分の好きな時間”を持つのが、“畢宿”の年らしい過ごし方。例えば、コーヒーを飲みながら本を読んでいるとホッとする、というようなささやかな幸せが見つけられたら素敵! ハードな毎日の中でもそんな時間を大切に、ハッピーな2020年を過ごしてくださいね」

 

 

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藤本こずみ Kozumi Fujimoto

ライター

1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。

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