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佐々木はる菜

新サービス「MAUCHI(マウチ)」を取材!家事代行や家電レンタル..生活を快適に!

  • 佐々木はる菜

2019.09.26

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「家事代行」という言葉が存在しない時代から家事代行サービス産業の確立を目指し今年で20年目を迎える株式会社ベアーズ。そのベアーズが、くらし全体を支える「MAUCHI」(マウチ)という新サービスを始動しました。
今回の記事では、女性の社会進出や高齢化などから今では時代に求められるサービスとなった「家事代行」の最先端についてご紹介していきます!

記者発表会には、ベアーズで実際に活躍するスタッフ「ベアーズレディ」の姿も!

イチ主婦としてまず興味を惹かれたのはやはり、家事代⾏サービスが10分500円からと短時間・低価格で利⽤できることでした。例えば洗濯物たたみや食器の片づけ、お風呂の排水溝掃除や上履き洗いといった“ちょっとした家事サポート”を、家事のプロフェッショナルである経験豊富なMAUCHIスタッフに気軽にお願いすることができます。
また、部屋にいながらコストコでの買い物やマンション備品の購入を頼むことも可能。
さらに、掃除などベアーズが提供する家事代行サービスの他、例えば「洗濯代行」「家電レンタル」など様々な専門のサービス提供会社と提携しており、それらの連携サービスを一括して利用できることも特長のひとつで、それら全てがMAUCHIのアプリ内で注文~決済まで全て完結するという手軽さが大きな魅力です。

以前記事でも取り上げさせていただいた洗濯代行サービスを行う「WASH&FOLD」さんの他、整体師さんやヨガなどのトレーナーの方を派遣する訪問ケア、絵画・家具・家電・おもちゃ・アウトドア用品など各種レンタル、スマートロックなどなど、MAUCHIに賛同する様々な企業が参加。現在商談中の連携サービスは50社ほどで、今後も拡大予定だそうです。

「丁寧なサービス×ITの便利さ」で叶える、信頼と感動

お話を伺う中で心に残ったことのひとつが「家の中に入って行うサービスだからこそ、“いかにお客様との信頼関係を築くか”ということを一番大切に考えています」という言葉でした。
現在先行でサービスを行っている場所が大型マンション中心だという理由もその点にあるそうで、マンションのコンシェルジュデスクなどにMAUCHIスタッフが常駐して住民の方と普段から対面でコミュニケーションを取り、その“顔見知り”のスタッフが家に来てくれて直接サービスを提供してくれるという点を強みにしているそうです。
困りごとの相談はもちろん、アプリのログインサポートやサービス不具合への緊急対応など機械にはできないきめ細やかな対応や、決まったメニューには当てはまらない相談に対しても可能な限り応えるといったフレキシブルさが印象的でした。

一方でアプリは独自のニーズ調査の仕組みを持ち、住んでいるエリアや家族構成、ペットの有無などユーザーそれぞれの属性に併せて必要な情報を必要なタイミングでメニュー表示してくれるそうで、チャット機能上の会話や利用実績などの情報も蓄積しながら進化していくということにも驚きました!

気軽に使える仕組みで、日々の暮らしをもっと快適に!

実際のアプリ画面を見せていただきましたが、操作は項目を選択するだけと想像以上にシンプル!慌ただしい中でも簡単に活用できそうだと感じました。

10分500円「ちょこっとサービス」は、当日の申込でもOK。
例えば、子どもの準備に手間取って家を出る時間ギリギリになってしまいお皿の片づけができなかった…そんな時に、さっとスマホアプリでお願いすることができます。お出かけ前にマンションの入り口でスタッフの方に鍵を預ければ、出かけている間に頼んだお片付けを済まし、帰宅時にまた鍵を受け取ればOK。代金は登録しているクレジットカードで決済されるので、荷物を抱えたり子どもたちがいたりするような中で、こまごまとしたお金のやりとりが発生しないスムーズさも良いと思いました。

気に入ってもっと利用したいと思えば、しっかり家の掃除をお願いするようないわゆる通常の家事代行サービスも、アプリから頼むことができます。

また今の時期だと網戸の張替えだけお願いしたり、キャンプの片づけを頼んだりと上手に活用されているご家庭も多いそう。家族でキャンプに出掛け帰り着き、みんな疲れている中で小さな子どももいる…そんな時にスタッフの方がキャンプ用品をきれいして部屋まで届けてくれたら、ものすごく嬉しいだろうなと思わず羨ましくなってしまいました!

他にも、提携会社と連携しているからこそ、運動会シーズンを前に家電レンタルの会社で一眼レフを借りるといった使い方もアプリ内で簡単にできるそうで、まさに“くらし全体を支える”サービスだと感じます。

「MAUCHI」を通じて、より豊かな人生をお手伝い

発表会で登壇された、株式会社ベアーズ 代表取締役社長 髙橋健志さん

これまで20年に渡り日本の家事代行サービスを牽引してきたベアーズ。利用してくださる方は皆、家に来てくれる「ベアーズレディ」を信頼し、家の困りごとを相談する秘書のように思っているといいます。そうやってお客さまから伺う様々な要望に応えてきたからこそ、創業当初の掃除から次々とサービスの幅を拡げ、今では料理やキッズシッター、高齢者支援など様々なお手伝いをされているそうです。
そしてその中でベアーズの皆さんが常々感じていたのが、家の中の雑務が回らず困っている方が非常に多いということでした。

「めまぐるしく時代が変化し、核家族化や女性の社会進出も進む中で皆さんは日々とても忙しく、毎日の暮らしに必要なことをこなしていくだけでも本当に大変です。何かが壊れてしまった、買い物を代行してほしい、粗大ごみを運ぶなど1人では難しい雑務をどうしよう…など困ることはたくさんあるけれど、誰にでも頼めるわけではない…。
家の中の困りごとをなんでも解決し、暮らしの全てをサポートしてくれる存在を作ることはできないか。そんなことを思いついたのが10年ほど前で、8年前から事業化してテストを繰り返してきました。」

また、生き方が多様化し高齢化が進む「100⼈100様100年時代」を迎える中、お客様それぞれが持つニーズに応えて暮らしをまるごとサポートすることで、その方らしいより豊かな人生を送る一助になりたいという言葉も心に響きました。

これまで家事代行を検討したこともありましたが、私にとってネックとなっていたのは価格と「実際にサービスを受けるまでに必要な手間」でした。無理すればどうにか生活が回るからという状況だからこそではありますが、サービス提供会社の比較検討、人のマッチングなどなど色々な手間をかけた上、それなりのお金をかけてまで家に“知らない方”を入れるくらいならば、やっぱりどうにか自分でやろうかな…と利用に踏み切れないでいました。

だからこそ、そういった課題を全て解決する「MAUCHI」は非常に興味深く、使う方の“あったらいいな”という要望を実現したいという考えや、ベアーズだからこそ提供できる丁寧なサービス=「人」の力と、最新の技術を活かした便利なアプリ=「IT」の力を掛け合わせることで、便利さだけでなく「信頼」を形作りたいという想いに感動しました。

今後は特定のマンションだけではなく、そのマンションを“ハブ”として近隣エリアの⼾建住宅へのサービス展開も予定しており、2020年中に東京全域、さらには関東の政令指定都市へ展開を予定しているそうです。
こんなサービスが身近にあったら是非使ってみたいとワクワクさせてくれる「MAUHI」。家事代行の最先端ともいえるサービスの今後を、楽しみにしていきたいと思います!

MAUCHI

佐々木はる菜 Halna Sasaki

ライター

1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。

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