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高見澤恵美

【新発想!】Mieleの新ドラム式洗濯機W1の「驚きポイント3つ」とは?

  • LEE編集部

2019.08.25

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「なぜか乾かない……」ドラム式のお悩み

わが家の洗濯機はドラム式。今使っているものは日本のメーカーのもので、10数年前に買ったもの。乾燥もできるはずなのですが、何時間まわしても生乾きにしかならず、洗濯専用機として使っています(ドラム式は2台目ですが、以前のものも同様の理由で洗濯専用となっていました)。

「乾燥機能に期待してドラム式を買ったのに、うちのドラム式は乾かない……」、そんな矛盾を抱えつつも、洗濯機を日々使っているという人、実は結構多いのではないでしょうか?

大物なので今すぐ買い替えというわけではないけれども、いろいろな洗濯機をみて次回の買い物に備えたい……との思いから、洗濯乾燥機の新情報にはアンテナを張り巡らせています。

そんな中でも、「これは斬新!」と思わず物欲を刺激された新商品と最近出会いましたので、ご紹介したいと思います。

Mieleの新作ドラム式には、そもそも乾燥機能がない!

足を運んだのは、ドイツの高級家電ブランド・Miele(ミーレ)の発表会。

ゲストはLEEでもおなじみ、“洗濯王子”の愛称で人気の洗濯家・中村祐一さん(左)と、オーガニック100%の今治タオルで知られるIKEUCHI ORGANIC代表の阿部哲也さん(右)。

この夏、日本国内で発売が開始されたのは、ドラム式洗濯機「W1洗濯機 WCI660 WPS」です(以下、W1)。

洗濯容量は9kg、メーカー希望小売価格は38万円(税抜)です。

さらに、2020年初頭には「T1衣類乾燥機 TCJ680 WP」が発売されることも決定したそうです(こちらは36万円・税抜)。

新登場のW1、わたし的驚きのポイントをお伝えします。

驚き1:W1=洗濯専用機である

最大の驚きがこちら。ドラム式=乾燥機能がついているもの、という固定観念があったため、まず「洗濯専用機」というところに驚きました……! 乾燥機がついているからこそドラム式なのかと思っていましたが、単体でドラム式でも別にいいわけですよね……。昨年発売された洗濯乾燥機WT1は上位モデルで54万円(税抜)ですが、W1は38万円(税抜)。機能をわけることで、高級家電メーカー・Mieleの洗濯機でも求めやすい価格となっています。

また、来年はじめに発売される「T1衣類乾燥機 TCJ680 WP」が衣類乾燥専用機なので、自動で乾かしたい人はそちらを入手するとセットで使えるようです。両モデルは同一サイズで、2段積みにも対応しているとのこと。上下にスタッキングすれば省スペースで利用することも叶います(別売のスタッキングキットが必要となります)。

海外向けモデルの洗濯機と乾燥機をスタッキングした例。日本の家庭でもこんなふうに重ねられるように!

洗濯機と乾燥機、2台持ちに憧れるけれど、スペースの問題で無理! と思っていた人も、Mieleの2段重ねならばいけるかもしれません。



驚き2:洗濯容量が大幅にアップ!

洗濯乾燥機WT1は上位モデルでも洗濯容量8kg、乾燥容量5kgでしたが、洗濯専用機であるW1(38万円・税抜)は、洗濯容量が9kgにアップ! これ、Miele史上最大の容量だそうです。週に何日かまとめて洗濯することが多いLEE世代にとっても、うれしいニュースですよね。

驚き3:20種類のプログラムの中から最適な洗い方を選べる

求めやすい価格となったW1ですが、容量だけでなく機能も充実しているというから驚きです! 衣類の素材や色、汚れ具合などにより、時間や水温、水量を調整できるプログラムが20種類搭載されており、その日の洗濯物の種類によって、プログラムを選ぶことができるんです。

プログラムは、スマホやタブレットでも選べます。なんと遠隔操作もできるのだそう!

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すごく細かく指定できます。多忙なワーママでも、遠隔で希望通りの洗濯ができそうですね。

もうひとつW1の機能で驚きだったのが、水温を90度まで上げられるという点! これ、洗濯のプロであるおふたりがMieleの洗濯機を愛用する理由のひとつのようです。

「衣服の汚れの多くは皮脂とタンパク質。冷水ではなくお湯で洗うと汚れ落ちが違います。洗った後に臭ったり黄ばむのは、皮脂が残っている場合が多いんです。Mieleの洗濯機は素材によって水の温度帯を変えられるので、黄ばみや臭いがきちんと落ちるんです」(中村さん・左)、「長く使っているタオルが臭うようになったので、元の状態に戻してほしいという依頼をよく受けます。こういう時は、Mieleの洗濯機を使って90度のお湯で洗い、堆積した汚れをデトックスするようにしています」(阿部さん・右)

実は、スペース的には前に扉が開くドラム式がスマートでいいけれど、縦型のほうが汚れが落ちそう……と思っていたのですが、この90度洗濯は魅力的! ドラム式の形状はそのままに、満足のいく汚れ落ちが期待できそうです。

毎日のお洗濯。汚れの度合い、繊維の種類。ざっくりでいいや……と、きちんと確認することなく一緒くたに洗ってしまいがちですが、Mieleのように洗濯のプログラムが豊富だとこだわって洗濯してみたくなりそう。服の数をむやみやたらと増やすのではなく、手持ち服を大切にケアして着る――そんな今の日本人のファッショントレンドにもぴったりの洗濯機ではないでしょうか。


ドラム式なのに乾燥機能がない、Mieleの新洗濯機W1。実は乾燥機とセットでも省スペースで置けたり、汚れがきちんと落ち、繊維にもやさしい洗濯ができたり……と、日本の住宅や洗濯事情との相性もよさそう。汚れ落ちや、洗い上がりの違いを一度体験してみたくなりました。

新しい発想のドラム式に興味を持った方はぜひチェックしてみてください。

Miele公式サイト 公式インスタグラムアカウント(@miele_japan)

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