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川口ゆかり

キャンプ+音楽フェス=”キャンプフェス”を体験リポート! 子どもも大人もキャンプを超えた楽しさが叶う

  • 川口ゆかり

2019.08.16

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こんにちは。

ライター川口ゆかりです。

 

夏休みもいよいよ終盤戦ですね。これから涼しくなる秋口にかけてキャンプデビューする方も多いのではないでしょうか?

キャンプといえば、大自然の中でテントを張り、ゆったりした時間を過ごしたり、みんなでバーベキューを楽しむ。いまや大人気のレジャー。そんなキャンプと音楽フェスがどちらも楽しめる!まさにいいとこ取りエンターテイメントが”キャンプフェス”なんです。

 

夏の太陽の下に響く音楽に身体を揺らし、フカフカの芝生の上で寝転び、時には涼しい木陰でひと休み。そんな非日常を楽しむことができる”キャンプフェス”。聞いたことはあっても、実情がわからず、行動にうつせない……という方も多いはず。そこで今回は、子どもも大人も楽しめる!”キャンプフェス”を体験レポートしたいと思います。どうぞお付き合いください。

 

参加したのはコールマン初の大型キャンプフェス「The Coleman Camp 2019」


今回、私たちが参加したのは、軽井沢から車で約1時間。日本百名山に名を連ねる浅間山や四阿山、草津白根山に三方を囲まれたバラギ湖畔にある「無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場」で7月下旬に開催された「The Coleman Camp 2019」。今年初めての大型キャンプフェスです。

 

2013年からの6年間は都市型の屋外フェスを開催していたそうなんですが、今年はさらにステップアップ!電気も使わない”アナログだけど特別な時間”をコンセプトにした大型キャンプフェスに。

”いつものキャンプとは何が違うの?”

”どんな楽しいことが待っているんだろう”。

高鳴る胸をおさえて、大人4人、子ども4人(9歳.8歳.7歳.5歳)で参加してきました。

Go Social DETOX!

会場には今回のキャンプフェスのコンセプトである、電気も使わない”アナログだけど特別な時間”をつくるべく、「携帯お預かりブース/総合案内」なるものが! まるで海外ホテルのフロントデスクのようなおしゃれな空間! こちらに携帯を預けると、引き換えに木札を渡してくれ、滞在中は自由に出し入れOK。携帯を預ける代わりにオリジナルロゴ入りトートバッグが1組につき1つもらえるという仕組み。

都会の喧騒から離れ、ゆっくりとした時間を過ごすはずなのについついスマホを触ってしまう。そんな私たち現代人に”スマホを置いて、目の前にいる大切な人と深いつながりを持って欲しい”というコールマンサイドのメッセージを感じるようなサービスでした。

 

キャンプ初心者にうれしい!手厚いサポートサービスも

いっしょに参加した友人ファミリーがキャンプ初心者だったこともあり、レンタル品も含まれた”コールマン サポートサイト“を予約することに。元々キャンプ慣れしているご家族なら別ですが、アウトドア経験がない場合、テントを張ることだけでもひと苦労!それだけで、どっぷりと疲れて嫌になってしまう可能性も。

私たちの到着が遅くなってしまったこともありましたが、現地に着くとコールマンのスタッフの方がテキパキと設営をサポートして下さいました。この暑い中、慣れないテントの設営はきついと感じている初心者には、頼もしい存在。神ですね。しかも、この”コールマン サポートサイト”には、ドーム型の最新2ルームテントに寝袋の下に敷くマット、テーブル、イス(人数分)、ランタンにライト、2バーナーまで、大充実のレンタル品が含まれているんです。つまり、自分たちで持参しなければいけないのは寝袋だけ。なんて身軽なの! おかげさまで、自分史上最強にラクちんなキャンプを味わうことができました。

 

キャンプはテントやイスなどたくさんの道具が必要ですが、いっきに揃えてしまうのではなく、こうして実際に経験してから自分に合った道具を購入できるのもうれしいポイントですよね。我が家はテント、イス、テーブルとすべてコールマンで揃えていますが、テントを新調したいと思っていたタイミングだったので、最新のテントを体験できたのはいい経験になりました。



音楽フェスとキャンプフェスの違いとは?

目当てのアーティストを追いかけて、忙しく動き回らないといけない音楽フェスとは違い、心地よい音楽が流れるなか、豊富なアクティビティを楽しんだり、時にはお昼寝してみたり。一緒にアウトドアや音楽を楽しむという、非日常的な空間が味わえるのがキャンプフェス最大のメリット! 音楽フェスのように、もみくちゃにされることもないので、小さな子連れにも安心です。

豪華アーティストが勢ぞろい

音楽フェスというと派手なロックバンドが多いイメージでしたが、ゆるくて心地よい音楽を奏でるアーティストを中心に普段、音楽フェスで見ることができないであろう豪華なアーティストまで!多種多様なラインナップ。実際に観て、聴いて・・・まさに自然を五感で楽しむことができるんです。

ウクレレ片手に全国を旅し、年間約100本ものライブや野外フェスに出演されているmiya takehiroさんは、パパともあって子どもたちのハートをがっちりわし掴み!ノリやすい音楽に自然と体が動き出し、子どもたちは大コーフン!

ゆるくて心地よいお昼のライブを終えた夜も、まだまだライブは続きます。

サザンオールスターズ桑田佳祐さんのサポートギタリストとしても活動されている斎藤誠さん(右)、シンガーソングライターでギタリストのおおはた雄一さん(左)の登場で会場のボルテージは最高潮に! 小雨降る中ではありましたが、ランタンの灯りを眺めながら、しっとりと聴く音楽はもう言葉にならないくらいほど。それはそれは素敵でした。

また、キャンプフェスの大きな魅力は出演アーティストと距離が近いこと!

斎藤さんもおおはたさんも、快く写真撮影に応じて下さり(ちゃっかり、おゃべりもできたりして)なんだか得した気分♡

 

子どもにとってキャンプはすべてが遊び

都会では見過ごしがちな石ころや枯れ木、葉っぱが遊びの道具に早変わりする楽しさ。川で魚を釣って食べる楽しさ。大自然そのものが一番の先生です。テントをたてるところから、子どもたちの遊びは始まっています!

大人がやればすぐ終わるような撤収作業も、ぐっとガマンして子どもたちと一緒にやることにしました。

お料理も同じ。食材を切る、混ぜる、焼く。一緒にやることで親子のコミュニケーションがとれ、絆が深まります。

滞在中に娘のお誕生日があったこともあり、初めてキャンプbirthdayをすることに!

キャンプbirthdayの5大ポイント

  1. キャンプ用のテーブルにクロスを敷いて、ちょっぴりおめかしすること。
  2. 生クリームのケーキ代わりにホットケーキミックスでbirthdayケーキを。
  3. 飾りつけは、バルーンやガーランドで賑やかに!
  4. カトラリーは丸太のプレートなど、自然と調和するものを中心に。
  5. ハンバーガーやフルーツで、ランチ&おやつタイムを兼用する。

いつもと違う環境で、1から子どもたちと一緒につくりあげたキャンプbirthdayは、きっとかけがえのない時間になったはず。子どもたちが大きくなって、この楽しかった思い出が頭の片隅にでも残っていてくれたら、嬉しい限りです!

 

子どもが喜ぶ!体験型ワークショップの数々

音楽以外にもキャンプフェスの見逃せない魅力がバリエーションに富んだワークショップ

湖の美しい景色を眺めながらの早朝ヨガ(無料)に始まり、夕暮れの自然と触れ合うトレックやウクレレのワークショップ、アロマグッズ制作などなど、実に20以上のワークショップが軒を連ねました。

そのなかから、海の貝殻やサンゴをつかったマリンキャンドル体験と、フェスでも大人気だったmiya takehiroさんのウクレレ演奏、野菜がたっぷりのボリュームバーガーを自分たちでつくることができるワークショップに参加しました。どれも500~1500円程度と手軽な値段で体験できるので、夏休みの自由研究にもぴったり!!

ウクレレのワークショップでは、ウクレレの持ち方から音の出し方を教えていただき、楽譜を見ながらみんなで曲を演奏します。この日は偶然にもbirthdayソングを演奏するとあって、誕生日だった娘はうれし恥ずかし。まさにプライスレスな経験に!

 

おいしい体験ができる個性的なFOODエリア

キャンプのお楽しみといえば、ご飯! 自分たちで作るのはもちろんですが、開放的なクラフトビアバーで終電を気にせず、お酒を嗜んだり、とびきりおいしいオーガニックのアイスクリームを食べながらみんなで原っぱに寝そべったり。

味覚を楽しむことが出来るのもキャンプフェスの醍醐味。

カンパーニャの草原を吹き抜けるような爽やかでホップなクラフトビールは、レシピからネーミング、ラベルのデザインまで「The Colman Camp 2019」のためにつくられた完全オリジナル。ほかでは味わえない限定アイテムに出会えるのも魅力ですよね。

パッキングのヒントをプロから学ぶ

キャンプに出かけるときに一番大変なのが装備のパッキングと荷積み。

そんな作業を効率よく行うためのヒントをプロから教えていただきました。

 

1.ケースに入れて整理する

炊事道具やランタンなど、不定形のものを荷積しやすい形にまとめましょう。重いものは下に置き、炊事道具は奥の方に積み込みます。キャンプ場についてすぐに取り出したいイスやテーブル、タープなどはすぐ手に取れるところに収納するのがベター。スマートキャンパーを目指すなら、ダンボールで運んで使い終わったらゴミというのはNGですよ!

2.車載のアイデア

かさばりがちな寝袋を後部座席の足もとに埋め込んで、お座敷状態にする方法! これなら眠くなってしまっても快適。いつも収納に困っていたので、目からウロコでした。

 

このほかにも、

●ガソリンランタンを長く愛用するために自分でできるメンテナンス法

●テント設営・撤収教室

●雨や風対策のコツ

 

などなど、キャンプに役立つ情報が学べるコンテンツが満載!さすがコールマン!

初めてのキャンプフェス体験は子どもはもちろんのこと、自分にとっても、ためになる2泊3日となりました。

 

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いつものキャンプも好きだけれど、もっとのんびりとキャンプと音楽フェスをいっしょに楽しみたい!

そんな方におすすめのキャンプフェス。

これから秋にかけて開催されるキャンプフェスも多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

川口ゆかり Yukari Kawaguchi

ライター

1977年生まれ。LEEでは私服コーデや収納企画など、登場するたび話題に。2児の母としてトレンドをプチプラと賢くMIXしたスタイルが大好評。

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