三浦翔平さんと村井良大さんがピカソとアインシュタイン役で舞台に挑む!

もしもピカソとアインシュタインが出会っていたら?

ピカソとアインシュタイン。アートと物理でジャンルは違いますが、20世紀を代表する超天才同士。彼らが現れなかったら、その後のアートや物理の世界はきっと全く別のものになったでしょう。同時代に生きた二人ですが、実際に会ったことはなかったそう。でも、もしも彼らが出会っていたら? しかも、パリで当時サロン的な役割を果たし、芸術家たちが集った、あの「ラパン・アジール」で――。想像するだけでワクワクする設定の舞台『ピカソとアインシュタイン~星降る夜の奇跡~』が4月25日から開幕します。

俳優としても有名なスティーヴ・マーティンの作品で、日本では19年ぶりの再演となりますが、前回のキャスト、岡本健一さん(ピカソ)、川平慈英さん(アインシュタイン)以外に、ダブルキャストで三浦翔平さん(ピカソ)、村井良大さん(アインシュタイン)が加わりました。それだけではなく、どちらかがピカソとアインシュタインを演じる回では、どちらかがまた別の役を演じるスイッチキャストという、これまたワクワクする仕掛けのお芝居です。

そこで、今回は三浦さんと村井さんのお二人に今回の舞台にかける意気込みを伺ってきました。

三浦翔平
(左)みうら・しょうへい●’88年、東京都生まれ。’07年、第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで「フォトジェニック賞」と「理想の恋人賞」を受賞。’08年、ドラマ『ごくせん』第3シリーズに出演し、大ブレイク。その後、多くのテレビドラマ、映画で活躍している。’11年には映画『THE LAST MESSAGE 海猿』で第34回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。舞台は『SAMURAI7』、劇団☆新感線『髑髏城の七人Season月 上弦の月』に続き、今回が3作品目となる。
村井良大
(右)むらい・りょうた●’88年、東京都生まれ。’07年、『風魔の小次郎』でドラマ初主演し、舞台版でも主役を務める。主な出演作に『仮面ライダー ディケイド』『戦国鍋TV』など。また、『99才まで生きたあかんぼう』『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』『真田十勇士』『RENT』など多数。’18年は『魔界転生』、ミュージカル『あなたの初恋探します』、朗読劇『最果てリストランテ』など、多くの舞台に出演。今や舞台に欠かせない俳優のひとり。

 

――三浦さんは『髑髏城の七人』への出演も記憶に新しく、村井さんは舞台経験豊富でいらっしゃいますね。いずれにしても、映像作品と生の舞台では演じる側の心構えも違うと思います。ちなみに、観る側としては舞台をどんなふうに楽しんでいますか。

三浦:まだ本格的な稽古が始まっていないので、今はどう演じようか考えているところです。観る側としてはエンタメ作品が好きです。この作品もエンタメとしてすごく面白そうだから、楽しみにしています。

村井:僕はたとえば、今回のように歴史が大きな要素となる舞台を観る時は、時代背景をなんとなく把握してから観ます。そうすると舞台を倍、楽しめる。ただそれと同時に、あまり調べすぎないようにもする。というのは、舞台は結局“おはなし”ですから、必ずしも史実に沿っているわけじゃない。歴史の授業でもないし、純粋に舞台を楽しみたい。だから、半分くらい時代背景を頭に入れておく、ぐらいが僕はちょうどいいですね。

――今回の舞台も時代背景や人物像ははっきりしていますが、ピカソとアインシュタインが出会う、というのはフィクションですものね。

村井:そうそう。だから、ピカソとアインシュタインってどういう人だったっけ、とWikipediaなどでふわっとおさらいする程度で(笑)、観ていただくのが楽しいんじゃないかな? それは演じる僕も同じ。ピカソもアインシュタインも史実としてたくさんの記録が残っている人物ですが、史実に沿ったピカソ像、アインシュタイン像を気にしてしまうと、あまり面白くなる気がしません。だから、演じる僕も、史実の把握や役作りという意味では、半分半分でいきたい、と思っています。

三浦:先日、スペインとパリに行き、ピカソ美術館を訪ねてきました。これまでピカソといえば、それこそ“変な絵を描いた人”というイメージしか持っていなかったけれど、ピカソという画家の背景を知ることができたし、“変な絵”だけを描いていたわけではないこともわかりました。ただ、僕も村井くんと同じで、あまり実際のピカソ像にとらわれないようにしたいです。それに、僕が感じたピカソとみんなが感じたピカソだって違うでしょうから、極論ですが、「これが僕のピカソだ!」と言ってしまえば、僕のピカソ像としてはそれが正解になる(笑)。

村井:アインシュタインを調べるうちに、これまでぼんやりと想像していたイメージと違う一面にも気づかされました。アインシュタインというと、舌を出している陽気な写真が有名でしょう? でもあれは彼にしては珍しい唯一のおどけている写真で、他に残っている写真は笑っていないんですって。ユニークで奇想天外な発想をする明るい人だったのか、と思っていたので、意外でした。寡黙な人だったとわかったら、ちょっと身近に感じた。天才というより数学が何より好きな努力家だったんじゃないか、と。それで演じるのがより楽しみになりました。頭でっかちにならずに、僕なりのアインシュタインをお見せできたらいいですね。本人が楽しめていないとお客さんも楽しめない。だから、とにかく楽しみつつ、演じます!

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Writer Profile

中沢明子

ライター・出版ディレクター

Akiko Nakazawa

1969年、東京都生まれ。女性誌からビジネス誌まで幅広い媒体で執筆。LEE本誌では主にインタビュー記事を担当。著書に『埼玉化する日本』(イースト・プレス)『遠足型消費の時代』(朝日新聞出版)など。

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