映画ライター折田千鶴子のカルチャーナビアネックス

覗いてみた~い、婚活世界!! 『美人が婚活してみたら』黒川芽以さん×大九明子監督ガールズトーク

タブーなしの本音満載の人気コミックを映画化

LEE読者の中にも婚活中の方がいらっしゃると思いますが、婚活中でない方も含めて、他の方たちの婚活って実際のところ、どんなことになっているのか興味津々ですよね!? もちろんキレイごとでまとめずに、本音が知りたい、実態が知りたいわけで……。

そんな願いと興味を満たしてくれるのは、多くの女性が“これって私のこと!?”と大いに共感した、ひねくれ&こじらせ女子のバイブル『勝手にふるえてろ!』の大九明子監督。これはもう、期待せずにいられません! しかも『美人が婚活してみたら』なんて、タイトルを聞いただけで、もう観たくてウズウズしちゃいませんか!?

そんなわけで、タブーなしの婚活女性の本音が満載された同名人気コミックを映画化した、大九監督と主演女優・黒川芽以さんにご登場いただきました!

大九明子(右)
1968年、神奈川県出身。明治大学政治経済学部卒業。プロダクション人力舎スクールJCAの第1期生となり、お笑い芸人を志す。その後、製作者サイドへ転身。脚本も手掛けた『意外と死なない』(99)で監督デビュー。主な監督作に『恋するマドリ』(07)、『東京無印女子物語』(12)、『ただいま、ジャクリーン』(13)、『モンスター』(13)、『でーれーガールズ』(15)など。『勝手にふるえてろ』(17)で各賞を受賞。
黒川芽以(左)
1987年、東京都出身。6歳でCMに出演し、ドラマ「鏡は眠らない」でデビュー。主な出演作に、映画『グミ・チョコレート・パイン』(07)、『山のあなた 徳市の恋』(08)、『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(10)、『自分の事ばかりで情けなくなるよ』(13)、『ぼくたちの家族』(14)、『ドライブイン蒲生』(14)、『愛を語れば変態ですか』(15)、『二十六夜待ち』(18)など。公開待機作に『僕に、会いたかった』(5月)、『ダンスウィズミー』(8月)など。    
写真:齊藤晴香

黒川さんが演じるのは、WEBデザイナーのタカコ、32歳。誰もが振り返るほどの美女なのに、付き合う男は実は既婚者だった……というトホホな恋愛体験ばかり。不毛な恋愛が3度も続き、疲れはてたタカコは、親友のケイコ(臼田あさ美)に背中を押され、婚活サイトに登録します。ところが現れるのは、個性的過ぎるオジサンばかり……。

婚活男子を演じるのが、グループ魂でも活動する俳優の村杉蝉之介さんや、お笑い芸人のレイザーラモンRGさん、市川しんぺーさんなど、見るからに“濃すぎる”方々ばかりで、思わず吹き出してしまいます。ところが遂に良さげな男子……と言っても、ちょいダサで非モテ系な園木、シングルズバーで知り合った遊び人風の歯科医師・矢田部が登場し、にわかにドキドキ&ザワザワし始めます。

園木を中村倫也さん、矢田部を田中圭さん、親友のケイコを臼田あさ美さんと最旬俳優がズラリで、そこも見どころ満載です! 果たして、お2人からは、どんな話が飛び出すでしょうか!?

 

人間のどうしようもない部分に可愛さを感じる(大九)

――作品の毒っぽさ、婚活すると決めたタカコがまたもフラフラよろめくダメさ、親友ケイコの毒舌など、大九監督のお得意とされる世界観が広がっていて、すごく楽しかったです!

大九「そもそも原作の「美人が婚活してみたら」ってタイトル自体、既に意地悪ですよね(笑)。原作者のとあるアラ子さんが、友達であるタカコの婚活を題材としてイジりながら描かれていて、タカコの方も、それに怒らずに自分を描かせ、2人で仲良くしているという、そのイジり方がまず面白いな、と思いました。現場にも2人で遊びに来てくれましたよね」

黒川「あれは緊張しましたね! しかも初日だったんですよ。タカコとケイコが居酒屋で喋っているシーンで」

『美人が婚活してみたら』
2018 年/日本/90分/配給:KATSU-do
監督:大九明子 / 原作:とあるアラ子 / 脚本:じろう(シソンヌ)
オフィシャルサイト:http://bijikon.official-movie.com/
3月23日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開

 

大九「そもそも私は、毒のようなものというか、完璧な人よりも、どうしようもないダメっぽいところに人間の可愛さを感じてしまうんですよ。人間的で。メチャメチャ可愛い、そういうダメっぽさを描いていきたいと思っているんです」

――毒っぽ過ぎたり、ダメ過ぎても、観ている方は嫌になってしまう。その描き方のさじ加減が、大九監督のいわゆる手腕ですね。

大九「原作コミックの絵のタッチや、原作にあるタカコさんの“キラキラした感じ”などを再現することに(労力を)持って行かれてしまうのは違うな、と思っていました。ですから映画化に当たっては、一度自分の中のフィルターを通して、“美人というもの”は単なるオマケだ、と。それよりも、30代の独身の女の子が、どんなことに苦労したり、悩んだり、どんなところがダメだったりするのかをチャーミングに活写したい、ということだけを気持ち的には目指しました」

 

 

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