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佐々木はる菜

【LEE4月号お弁当特集を実践!】毎日無理なく美味しく作れる秘訣って?

  • 佐々木はる菜

2019.03.29

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「このあいだから、お弁当がすごく美味しい!ママ、お料理上手くなったんじゃない?」

こちらは、最近私が一番嬉しかった言葉のひとつ、6歳の息子が幼稚園帰りの自転車で言ってくれた一言です。週3で幼稚園児2人のお弁当作っている私ですが、もともと料理の腕にそこまで自信がないということもあり毎回「何を作ろう…」と迷い、メニューを考えるのにも実際に料理するのにも時間がかかっていました。
そんな悩みをすべて解決してくれたのが、3月発売・LEE4月号の特集、『ワタナベマキさんの「絶対飽きないお弁当」1週間』。これまでもいろいろなお弁当の本を見てきましたが、ここまで実践しやすいものは初めてでした。
実際に日々の生活に取り入れたリアルな感想と、6歳と4歳の子どもたちでも感じた「お弁当の変化」について、お伝えしたいと思います。

毎日のお弁当は「繰り返し」でいいんです!

お弁当作りで1番頭を悩ませるのは、メインのおかずをどう決めるかということ。その迷いを払拭し、毎日のお弁当作りを楽しくする秘訣を教えてくれたのが今回の特集でした。

お弁当作りをラクにする近道は、家族みんなが大好きな「鉄板おかず」を決め、“繰り返す”こと。そのローテーションのコツと、繰り返し食べてもおいしい、マキさんならではのレシピが詰まっています。

ルーティーンなのに「絶対飽きない」3つの理由

みんな大好き!「鉄板おかず」が攻略できる

唐揚げやハンバーグ、焼きジャケなど、子どもや夫が大好きな“5大「鉄板おかず」“のレシピは永久保存版!どれも2~4手順で完成とシンプルな作り方なのに、これまで作っていたものよりも断然おいしい。完成度の高さに加え、少しずつ味変してアレンジするテクニックもとても勉強になりました。
また、手早く作ることのできる「サブおかず」や「隙間おかず」のレシピも豊富で、とりあえずこの特集通りにやってみれば、味も見た目も兼ね備えたお弁当を作ることができると思います。

また後半に載っている「楽したい日の『単品弁当』」もありがたく、手抜きに見えないアイデアが満載。どのレシピも、子どもはもちろん大人も満足できるクオリティと見た目に仕上がります。

見た目もボリュームもランクアップさせる小ワザは必見。

② 実践的!「詰め方」「冷凍・解凍」のコツは目からウロコ

料理の手順以外にもタメになることがいっぱい!まず参考になったのが、お弁当をよりおいしく見せるための「詰め方」でした。これまでなんとなく収まりが悪かったおかずがぴたっときれいにはまるようになったことに加え、立体感が出て、開けた時の印象ががらっと変わりました。

また、冷凍ワザも非常に実践的。揚げる・焼くなど調理をする「前」と「後」で冷凍する場合それぞれのポイントが書かれていることや、解凍のコツまで丁寧に説明されていることに感動!お弁当は普通の食事に比べると少量なので、これまでは全てを小さく小分けにしていましたが、ジップロックをうまく活用した方法はまさに「目からウロコ」。日々のごはん作りの中にも役立つ内容で、とても勉強になりました。

③ 「前の日のおかず」活用、心強い「カラフルおかず」などのお役立ちテクも!

前日おかずのプチアレンジや、お弁当には外せない卵のおかずのバリエーションなど、お弁当の“隙間”や“色味”に困った時も、すぐこの特集を開いている私。中でもよく見ているのが、「和えるだけ!お助け『カラフルおかず』」のページです。


メインは茶色になりがちなだけに色味が欠かせないお弁当ですが、赤はプチトマト、緑はブロッコリーか葉物野菜のおひたしや胡麻和え…と素材そのままになってしまうことが多く、黄色は卵頼みという状態。同じ野菜を和えるだけなのに、味も見た目もバリエーションが増え夫にも好評でした。

これまで“断面”をきれいに出せなかった「巻き込む卵焼き」、この特集通りに作ったらスムーズに完成しびっくり!見た目にインパクトも出せる「漬けゆで卵」レシピもオススメです。

お弁当はもちろん、日々のごはん作りにもプラスがいっぱい!

お弁当は日々、時間の限られた朝に作るもの。特に料理の腕に自信があるわけではない私にとっては、ある程度メニューとやるべきことが決まっている方がラク!悩む必要がなくなるし、基本が決まっているからこそ、子どもたちの好みなどに合わせてアレンジすることもできます。

また、載っているのはどれも「王道」と言える人気の高い料理ばかりで、シンプルなのにマキさんのレシピ通りに作ると、私の腕でも味がランクアップすることは驚きでした。実際、お弁当だけではなく夕ご飯のメニューとしてもリクエストされることが増え、中でも特に好評だったのが唐揚げです。特に息子はびっくりするぐらいおかわりをするので、お弁当用にも取っておくことも考え、レシピの3倍量で作るようになりました(笑)

「基本の唐揚げ」はもちろん、人気だったのが「ごまチーズ唐揚げ」

お弁当としてはもちろんですが、繰り返し作ることで自分の味として定着させたいと思えるレシピばかり。「作り続ければ自然と料理の腕も上がる」というマキさんの言葉も印象的でした。



忘れていた「お弁当作りの喜び」を思い出すきっかけにも

以前のお弁当。頑張って作っていましたが、なんとなく平面的…。遠足やイベント時はキャラ弁的なものに挑戦するなど子どもたちを喜ばせたい思いはあれど、毎日はできず。

これまでも自分なりに試行錯誤してきたつもりでしたが、今回の「毎日のお弁当は『繰り返し』でいい!」というメッセージと共に紹介されている内容は、今すぐ実践できるものばかり。記事の内容を参考にお弁当作りをしたら、決して料理上手というわけではない私でも迷わなくなり、日々のお弁当作りのストレスがなくなりました。
何より励みになったのが、子どもたちと夫が喜ぶ姿!家族の笑顔に、私自身がお弁当作りの喜びを思い出し、楽しく取り組めるようになりました。毎日の献立にも活かすことができるアイデアも多く、新生活でお弁当作りが始まるという方はもちろん、ちょっとでも迷ったことがある方は必見の特集だと思います!

新たな生活が始まることをも多いこの時期にぴったりの、盛りだくさんな内容。特別付録には、ル・クルーゼの保冷保温バックも付いています♪

佐々木はる菜 Halna Sasaki

ライター

1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。

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