タブレットで遊びながらアルファベットと数字を覚える『マルボティック』の知育玩具

津島千佳

2019.02.03

ご多分に漏れず、スマホやタブレットが大好きな3歳の息子。主にYouTubeなどの動画を見ているのですが、タブレットをもっと別の、できれば知育に使えるようにはならんものか、と考えていたところ、出合えました。それはフランスのライフスタイルブランド『マルボティック』から発売されている『スマートレター』と『スマートナンバーズ』。
モンテッソーリ教育をベースに、頭と手を使う知育玩具をで遊んだ様子をレポートします。

木製ブロック＆アプリでアルファベットと数字に親しむ

『スマートレター』と『スマートナンバーズ』は、木製のブロック。

右：『スマートナンバーズ』￥5,800（税込）、左：『スマートレター』￥8,800（税込）。『スマートナンバーズ』と『スマートレター』がセットになった『スマートキット』￥12,800（税込）もあります。

これらを活用するためには、App StoreかGoogle Playから専用のアプリをダウンロードします。
ダウンロードしたアプリに合わせて、ブロックをスタンプしていくと数字やアルファベットを学習できる仕組み。食品衛生法に沿い、各種検査に合格しているため万が一舐めても安心というブロックの裏面には、伝導性プラスチックを配置。

これで、タブレットにスタンプした際、それぞれの数字やアルファベットを判断します。
『スマートレター』は4つのアプリを用意。

文字と発音を関連づけて学ぶ『アルファモンスター』。大文字、小文字、筆記体に対応しています。（2歳〜5歳向け）

英語での単語を学び、語彙力を育む『ボキャブブル』。（3歳〜6歳向け）

単語を作って遊び、発音も学べる『ブラブラボックス』。（4〜7歳向け）

英語の発音や綴りを学ぶ「リルリーダー」。（4〜7歳向け）

『スマートナンバーズ』対応アプリは3つ。

0〜10までを学べる『10フィンガーズ』。15カ国の言語に対応。（2〜4歳向け）

二桁の数字と数量の概念を学べる『アップトゥ100』。（4〜6歳向け）

足し算と引き算が学べる『モアオアレス』。（5〜8歳向け）

それではさっそく遊んでいきましょう！

大人も一緒に楽しめるモードも

英語のYouTubeを見ているせいか、息子が先に興味を持ったのは『スマートレター』。『スマートレター』の中でも一番低年齢向けの『アルファモンスター』でブロックをポンポン押していきます。

アプリが発音するアルファベットと同じブロックをスタンプしていくモードでは、最初は手近にあったブロックをとりあえず押していくだけ。でも2〜3日もすれば音を覚えたのが、かなり精度が上がってきました。
慣れてきたので、少しレベルを上げて同じアプリの中から、現れるイラストの頭文字をスタンプしていくモードに。

息子「カバ！」
私「英語でヒポポタマスだね。H！」
などの会話をしながら、息子が押していきます。

正解するとイラストにも変化が出て、これも楽しいポイント。
しかし、私の英語力がないもので…

息子「これ、鳥？」
私「キウイっていう鳥だよ。BirdのBか、キウイって鳥も頭文字、Kだっけ？」
などというやり取りも。山のイラストが出てきてMountainのMかと思ったら、VolcanoのVだったり、私自身も勉強になりました。ゲームとして大人同士でしても楽しいかもしれません。
しかし子どもはどんどん覚えていきますね。こちらも数日後には、簡単な単語だったら正解をスタンプできるようになりました。

このアプリは英語でもイギリス英語とアメリカ英語に分かれているし、フランス語やイタリア語、スペイン語などもあります。

息子の場合、まずは英語ですが、これを通じて他の言語にも興味を持ってもらえればいいな。

あっという間に数字を覚えることができた！

『スマートナンバーズ』で息子が一番夢中になったアプリは『10フィンガーズ』。画面に現れた数字や発音された数字と同じブロックをスタンプするものや、イラストの個数と同じ数をスタンプするものなど、直感的に操作できるので、息子も楽しそう。

ブロックを使わず、現れた数字と同じ本数の指でタッチするモードもありました。

少しレベルを上げて『モアオアレス』にも挑戦。

3歳に足し算、引き算は早いかも知れませんが、いろんな面から数字に触れてもらえればな、と。数字は0〜9までの10つなので、26文字あるアルファベットよりも早く覚えていました。
最近は停まっている車のナンバープレートの数字を指し、
「これ3。これは8」
など、その数字を言い当てるまでに！　また「ABCで遊びたい」と自らブロックとタブレットを持ってくることも。