佐々木はる菜

出産離職組の私が見つけた“ここちよい働き方”・地域女性を応援する会社「ポラリス」の取り組みとは?【前編】

現在ライターとしてお仕事をさせていただいている私ですが、いわゆる「出産離職組」で、現在の働き方に行きつくまで、様々な模索と試行錯誤を5年ほど続けてきました。

再び仕事をしたいという思いは持ちながらも、「一度会社勤めを離れてしまった上に“子育て中”の自分に選択肢はあるのか」「まだ小さな子どもを育てる中で、家族と仕事のバランスをどう取って行くのか」などの現実的な問題から、今後の自分の生き方に関わることまで、多岐に渡る悩み。そんな中、自分なりの答えを見つけるきっかけとなったのが、今回ご紹介する「非営利型株式会社Polaris」(以下、ポラリス)の皆さんとの出会いでした。

地域で子育て中の女性たちが立ち上げた会社

ポラリスのメンバーは皆、子育て中の女性です。私は、住んでいる区の子育てサイトを運営するボランティア活動を通して、ご縁をいただきました。

「働くママ」が増え、昔以上に女性の活躍を期待する流れとなっている現代ですが、日本では今でも結婚や出産・育児をきっかけに離職する女性も少なくありません。そしてそこから「再就職」しようとすると、様々な壁が立ちはだかり、仕方なく働くこと自体を諦めてしまっている方もまだまだ多いという現状があります。

そのような中、「はたらき方は自分たちで創ることができる」と地域で子育て中の女性たちが2012年に設立したのがポラリスです。「誰もが暮らしやすく、はたらきやすい社会の実現」を目指し、特に、仕事をしたいという思いを持ちながらも、様々な制約からそれが叶わない育児中の女性に、身近な地域でできる多様な働き方を提案しています。

私が長男長女を出産した2012~15年頃は、今ほどは「働き方改革」などに象徴される考えが浸透しておらず、子どもと一所懸命向き合う一方で“もうこのまま子育て以外はできないのかも…”という焦りや不安でモヤモヤすることも多い日々を過ごしていました。

また、働き口や預け先などの具体的な問題に加え、一度離職した状況からの再就職に対して色々と心理的なハードルも感じていました。
当時の主な引っ掛かりは、家庭との両立に加え“子どもが病気になった時に預けられるだろうか…”という不安。また周りのママに聞くと、「子どもが少し大きくなってから働こうと思っていたけれど、成長すると今度は、『長期休みだけ対応してくれる預け先が見つけづらい』『既にできている子どもの生活ペースを崩したくない』など新たに問題が出てきて踏み切れない」と、その年齢なりのネックが出てくるようです。

子育てをしながら「仕事をするかしないか」という狭間で悩んでいた当時の私にとって、ポラリスの皆さんが発信する「柔軟な働き方」、そして実際にそれを実践されている様子を目の当たりにしたことは、大きな衝撃でした。

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