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佐々木はる菜

スタジオアリスのマタニティセミナーに感動!ママ応援の素敵なサポートって?

  • 佐々木はる菜

2018.11.22

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お子さんのいる方には馴染みのある、こども専門写真館の「スタジオアリス」ですが、実は、子育てママとそのご家族を応援する「ママのミカタプロジェクト」を今年3月に立ち上げ、店舗などで様々なサポートやセミナーを行っていることをご存知ですか?

働くお母さんも多く、女性が活躍する企業でもあるスタジオアリス。プロジェクトのサポート内容には、ママたちのリアルな声が反映されています。

授乳室の開放、赤ちゃんの身体測定サービス、マタニティセミナーやベビーセミナー、パパ向けの講座など、子育て中のママとお子さんに嬉しいサービスがいっぱい!

今回はその一環でもある「マタニティセミナー」を取材。
「写真」という“想い出をカタチにする場”を通じ、数多くのお子さんやご家族と接してきたからこそ作ることのできる素敵なひとときで、たくさんの感動をいただいてきました。

助産師さんへの相談に加え、マタニティペイントや記念撮影まで!

写真スタジオであるスタジオアリスがこのような取り組みを始めた大きな理由は、セミナー開催などを通じ、親子や子育て家族同士のコミュニケーションの場を作りたいという想いがあったからだと言います。

マタニティセミナーの大きな特長は、毎回10名ほどの参加者で助産師さんのお話を伺うことができる点。妊娠・出産にまつわる悩みを近い距離で助産師さんにしっかり相談できることに加え、安産祈願のためのマタニティペイントをして、マタニティフォトの撮影まで無料でできる、という写真館ならではの内容です。
また、開催場所となる店舗は全国にあり、もともと子連れでアクセスしやすい立地に出店しているため、妊娠中や赤ちゃんと一緒でも参加しやすい点も魅力だと感じました。

取材で伺った店舗は、ファミリー向けのショッピングモール内に。

今回のセミナーが行われたのは、1歳までのお子さんを対象とした撮影を行う「スタジオアリス Baby!」という新しい業態のお店。小さなサイズの衣装やマタニティドレスを豊富に取り揃えていることや、スタジオのセットも赤ちゃん専用に小さく作られている点などが特長で、あまりの可愛さに仕事を忘れてつい歓声を上げてしまうほどでした。

マタニティドレスは、色もデザインも豊富。小上がりのようなスペースに作られたセットのサイズ感もたまりません。

そんな和やか雰囲気の中、スタジオ内で助産師さんの周りに集まり、まずはママとお腹の赤ちゃんに向けて絵本の読み聞かせからセミナーがスタートします。

参加しやすくアットホームな雰囲気。ママ同士の出会いの場にも!

今回の参加者は6名。初産で自分の妹と一緒に参加される方、もうすぐ「お姉ちゃん」となる上のお子さんを連れていらっしゃる方など様々でした。

自己紹介も兼ねて、絵本の内容に沿って「〇〇さんの赤ちゃんこんにちはー」とみんなでお互いのお腹に声がけしたり、一緒に手遊びをしたり…皆さんすぐに笑顔に。

アンケートで事前に伺っている質問なども踏まえながら、気になる安産のポイントについて、運動について、安産のツボ、体を冷やさない工夫、出産時に心がけてほしいこと、そして病院の先生とのコミュニケーションのとり方や、旦那さんの巻き込み方など、具体的かつ不安を和らげる内容が多く、皆さん熱心に耳を傾けていました。
出産を通じて助産師さんの素晴らしさを実感する方は多いと思いますが、産む前に近い距離でお話を伺ったり質問したりできる機会は、とても貴重ですよね。

一通りお話が終わった後は、個別に質問も受け付けます。

「企業さんが助産師を呼んでこのようなセミナーを開くところはまだ少ないと思います。出産を控えたママたちと近い距離で話す機会は私にとっても貴重で、一般的なお話に加えもう一歩踏み込んだアドバイスなども入れるようにしています。質問などもしやすい雰囲気なので、なるべく不安を解消し、マタニティライフやこれから始まる育児をより楽しむことができるような内容を心がけています。」

そう話してくださったのは、助産師の谷口さん。
そして参加者の皆さんに感想を伺ったところ、同様の言葉を多数いただきました。

「病院の母親学級も参考になりましたが、人数が多かったためこちらから質問などはしにくくて…今回は気になることを色々と伺えて、不安より楽しみが大きくなりました!」
「可愛いお店の中で明るく楽しい雰囲気で、お店のアクセスも良く参加しやすかったです」
「初産なので、2人目、3人目ママの話を聞くことができて参考になりました」

参加者同士で話が盛り上がり、近くに住んでいる方とアドレス交換していた方も。
出産前後はどうしても赤ちゃんメインの生活で世界が狭くなりがちなので、ベビーセミナーなども含め、ママ友作りの良いきっかけになるという声にも納得でした。

お腹と赤ちゃんと、ご家族と…記念写真撮影は感動のクオリティ!

その後、順番にマタニティペイントをしてもらい、事前に選んでおいた好きなドレスで写真撮影へ。

ドレスは、よく見かけるセパレートタイプの他、二の腕やお腹などをすこし隠しながら撮影できるタイプなどデザインが豊富でびっくり!レースがふんだんに使われたもの、落ち着いたクリーム色のドレスなど様々で、皆さんウェディングドレス選びのように楽しそうでした。

姉妹や旦那さんと一緒に撮る方も多いそうで、背景などを変えながらそれぞれ4ポーズほど違うパターンで撮影されていました。そして完成した写真は、ベビーシャワーブックというアルバムとポストカードにしてプレゼントしていただけます。
また、私が素敵だと思ったのは生後30日頃の赤ちゃんを撮影する「ニューボーンフォト」という撮影メニュー。産後、マタニティフォトのポストカードを持ってくると、赤ちゃんと一緒に写真を残してもらえるそうです。

©Studio Alice

皆さんそれぞれ想い出深いひとときを過ごしていましたが、今回最も心に残ったのが2歳くらいの上のお子さんと一緒に参加されていたママの撮影風景でした。
撮影時、セミナー開始から1時間ほど経っていたこともありお子さんが少しぐずっていたため、「こどもは時間がかかるので、ドレスは着なくて大丈夫です」と遠慮されていたママさん。その時の、スタッフの皆さんの言葉がとても胸に響きました。

「妊娠中は刻一刻と身体も赤ちゃんも変化していきます。そして、一生の中から見ると、とても特別で短い時間です。産後はなかなかゆっくり写真を撮ったりできないし、お姉ちゃんとの想い出にもなるので、是非おふたりで着替えて撮影しませんか?」

撮影が始まると、スタッフさんのアプローチですぐ笑顔になったお姉ちゃん。さすがお子さん専門のスタジオアリスだと感心しました!

おふたりでお揃いのような白いドレスを着て、楽しそうに過ごされている撮影風景を見ながら、私自身がふたり目を妊娠していたとき大変だったことや、産後、上の子が環境の変化を乗り越えなければならないことなどなど、自分のふたり目妊娠出産前後のことを思い出しました。
”このお姉ちゃんは後から写真を見たら絶対嬉しいし大変な時に励まされるだろうな、ママにとってご家族にとって、これってものすごく貴重なプレゼントになるな”と感じ勝手に涙ぐんでしまうくらい、素敵な光景でした。

スタジオアリスのマタニティセミナーは2011年から、ベビーセミナーは2015年から開催しており、これまで全国でたくさんの親子が参加されてきました。
生まれてきたお子さんが少し成長した時にマタニティフォトを見せると、「この大きなママのお腹の中に本当にいたんだよ」ということや「あなたが生まれてくるのをすごく楽しみにしていたんだよ」ということがお子さんに伝わり、すごく喜ぶそう。参加して本当に良かった!と、産後にお店を訪れてくれるお客さんも多いといいます。

ママのミカタプロジェクトを通して、「すべての子育てママの強い味方」を目指すスタジオアリス。気になった方は是非チェックしてみてくださいね!

ママのミカタプロジェクト特設サイト

ママとベビーのためのマタニティセミナー

ママとベビーのためのベビーセミナー
※セミナーの開催など詳細は各店舗へ問い合わせ

佐々木はる菜 Halna Sasaki

ライター

1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。

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