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上紙夏花

仕事や家事の合間に語学習得!? ママが効率よく勉強するための方法とは?

  • 上紙夏花

2018.10.29

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「忙しい」を言い訳にすると一生話せない

現役大学生のRebcca先生は、江西省出身。日本のドラマや美容の話で盛り上がります!話が合う先生を見つけると学習がさらに楽しくなりますね。

 

みなさん、突然ですが何か外国語を勉強していますか? 私は2008年の北京オリンピックの3年前、2005年頃から中国語を勉強していました。3年ほどは週2回ほど学校に通ったりして集中していたのですが、そこからは中国語を使う機会も少なく、なかなか上達しないまま放置し……どんどん単語を忘れるという状態に。結婚して出産して、仕事復帰して……という毎日の中で、勉強したい思いもありましたが「忙しい」を言い訳に中国語学習から遠のいていました。でも、次男が3歳になり、少し夜に時間ができたりしてまたムクムクと学習意欲が。集中的に学んでいた当時よりも、街中で中国語を聞く機会も多いので「あ、聞いたことあるんだけど、どんな意味だったっけ?せっかくカジッた中国語をしっかり使えるようにしたい!」と思うようになりました。

 

そこで、数か月前からマンツーマンレッスンを始めたのです。講師派遣のインターネットサイトで出会った、Rebcca先生に習っています。先生は2年前に留学生としてやってきました。いまでは、日本語が本当に上手で難しい細かい表現もできるRebcca先生。先生にどのように日本語を勉強したのかを聞いてみました。

 

効率よく学ぶポイントは?

Rebecca先生の勉強方法を参考に、大人が語学を学ぶときのポイントをまとめてみました。当たり前と言ってしまえばそれまでなのですが、改めて大事だと思う効率を上げるための方方法です。

 

・話し相手を見つける

 

当時は友達もいなくて、日本語を練習したくても話し相手が見つからず、家の近所のコンビニに通い詰めて、店員さんと仲良くなって話し相手になってもらったそうです。語学は使ってこそ、身になるものですものね。学校に通ったりする以外でも話し相手を見つけて、できるだけ日常的なことからいろんな会話をすることがポイントとのこと。

 

・映画を学びたい言語の字幕付きで見る

先生の場合は日本語を勉強しているので、日本語音声に日本語字幕付きで見て学んでいるそうです。私も中国語の現代映画を中国語字幕で見たり、録画したNHKの中国語講座の中のインタビューコーナーの中国語を聞き取って書いてみたり、字幕を追いながら合わせて読んだりしています。先生はバラエティ番組もおすすめしてくれました。外国人が中国語を使って討論をする『非正式会談』という番組が勉強になります。いろんな国の人が中国語を話しているのを見ると学習意欲もUPします。

 

CDやDVD付きの教材を購入することが多いです。右手の本はシャドウイングの教材。

・シャドウイングする

シャドウイングといって、聞いた文章から少し遅れて同じことを繰り返す勉強方法です。これは慣れるまで日本語でやっても難しいのですが、きちんと意味が理解できていないとシャドウイングできないので、理解度がチェックできる上に、フレーズが口からついてでてくるようになるのでとてもおすすめです!

 

・とにかく単語を多く覚える!

文法がわかっていてもわかっていなくても、単語さえ多く頭に入っていれば、話す勇気も出てくるし相手に伝わりやすいですよね。大人になればなるほど、(私の場合は)覚えたそばから忘れていってしまうので、覚えた数>忘れる数になるように努力します。移動時間や家事の息抜きタイムに「2つだけ」とかでも、充分だと思います。

 

・毎日使う

1日5分でもいいので、その言語を実際に使うということです。話し相手がいなくても、シャドウイングするなりして口に出すことが必要です。子どもに単語を一緒に覚えてもらうのも楽しいですよ!

 

 

ゆっくり再生ができるアプリを活用!

 

 

「速くて聞き取れない!」「このフレーズだけ繰り返して聞きたい」というときにとっても便利なアプリを見つけました。NHK出版の『語学プレーヤー』です。基本的には無料のアプリで、有料でNHKで放送している語学講座の音声教材をダウンロードすることもできます。そのほかにも自分で購入した教材のCDをiTunesに入れて再生することもできます。

速度は0,5~3倍まで調整することが可能です。区間リピートといって指定した部分だけを繰り返し再生ができる機能がとっても便利!電車で聞くとき、寝る前や起きてすぐなど、このアプリを使って多くのセンテンスを聞くようにしています。

 

今度は挫折しないように、しっかり学習したいと思います!働きながら、家事をしながら勉強している方、一緒にがんばりましょうね。

 

 

上紙夏花 Natsuka Uegami

ライター/ビューティープランナー

1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳

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