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大切な我が子の七五三!当日持参して良かったもの&工夫をご紹介

  • 佐々木はる菜

2018.10.26

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我が家では、昨年11月の後半に、長男5歳・長女2歳で七五三のお祝いをしました。
私たち家族にとっては「初めての七五三」。
予約先からいただいた準備リストなどを参考に基本的な準備はしていたものの、いざ当日が近づいてくると、「実際、何を持っていけばいいの?」と不安になり、準備にも時間がかかってしまいました(そして当日、バタバタしてなんとビデオカメラを忘れてしまいました…)。

これから七五三をされる方は、寒さも厳しくなってくる時期で、その対策も必要です。
今回は、当日のちょっとした工夫を含め、我が家が持参して良かったものをご紹介したいと思います!

我が家が七五三のお詣りに選ばせていただいたのは、自宅からタクシーで15分ほどの場所。全国的に有名なお祭りが行われるなど伝統もあり、また、休みの日や幼稚園の行事で敷地内の公園に行くなど、子どもたちにとって馴染みがあるところでした。そして一番の決め手となったのは、併設の会館1ヶ所で、着付け・写真撮影・お詣り後の会食まで全てでき、子どもたちの負担が少ないと感じたこと。
準備を進めるうちに遠方から祖父母も来てくれることとなり、当日はお天気にも恵まれ、とても想い出深い1日となりました。

持参して良かったもの【身に着けるもの編】

◆ダウンベストとストール

これからの時期の七五三は、寒さ対策も大切!
ただ、普段着ている上着を着物の上から着せるようとすると袖のあたりが入りづらく、かなり大きめのサイズでないと難しいと思います。我が家は、アウターではなく、たまたま兄妹2人とも持っていたダウンベストと、私のストールを持っていきました。ダウンベストがない場合は、着物の上から羽織ることができるブランケットなどがオススメです。

こんなかんじで防寒。

小さな子連れでの七五三は、車やタクシーなどで移動し「本人たちが屋外を歩くのは参拝の時だけ」という方も多いのではないでしょうか。その時だけベストやストールなどを巻いてあげれば、上着がなくても、きちんと防寒することができると思います。外で写真撮影やお詣りを待つ時などは親も冷えるので、かさばらず色々使えて便利なストールは、数枚持っておいても良いと感じました。

◆保温性の高い下着&スパッツ

特に小さいうちは、女の子もスパッツやズボンスタイルに慣れているお子さんが多いと思います。着物の場合、女の子は結構下半身や足元が冷えてしまうので、着付けご担当の方に確認した上で、着物の下に着せました。色はやはり白、トップスは体にぴったりして、襟ぐりが大きいものがオススメです。
ちなみに息子の分も持っていきましたが、男の子は袴を履くため逆にお手洗いがしづらくなると言われ、スパッツはやめました。

◆履きなれた靴と靴下


お詣りの場所にもよりますが、大きな神社だと長い距離を歩くこともあります。記念写真が終わってすぐに靴と靴下に履き替えさせたので、本人たちは祖父母と手を繋ぎながら楽しそうに歩くことができました。

持参して良かったもの【小物編】

◆洗濯バサミ

娘のお手洗い、手を洗う時、食事の時などに、袖や裾をまくって挟んで使いました。着物を汚さないだけでなく、着崩れも防ぐことができ、とても便利でした!

◆飲み物用のストロー

衣装の汚れ防止、女の子はお化粧崩れしないために、ストローを持っていきました。特に、100円ショップなどで売っている「ペットボトルに付けられるストロー」が便利です!小さい時は常に持ち歩く(我が家だけではないはず…)子ども用のマグや水筒ですが、結構重いしかさばることもあり、この日に限ってはペットボトル飲料+ストローは大正解でした。

◆クシ・ヘアピン・ミニスプレーなど

小さな女の子は、どうしても髪が乱れるし、どんどん化粧がとれてしまう…写真を撮られる機会が多い日なので、手早く髪の毛を直してあげられるグッズは便利だと思います!また、私は気が回りませんでしたが、化粧直し用にリップやチークを持って行ってもいいなと思いました。小さな女の子の口紅姿って、なんとも言えず可愛いですよね!

◆ちょっとしたお菓子

「待つ」時間が多い1日でもある七五三。飲食の可否は場所によると思いますが、衣装を汚しにくく一口で食べられる飴やラムネ、グミなどがあると、ぐずってしまった時の気分転換に重宝すると思います。

◆自分(母親)用のストッキングの替え、2枚くらい

最後は子どものものではないですが、ママが洋装の場合、ストッキングの替えは多めに持っていくと良いと思います。私は、子どものお世話でしゃがんだり、たくさんの荷物を持ったりしていたら、いつも間にかストッキングが伝線…しかも2回やってしまい、1枚しか替えを持って行っていなかったため仕方なく伝線したまま写真撮影に臨みました。仕上がった写真ではわからない程度で良かったのですが、「お母さん」は家族写真では座ることも多く、足元までしっかり写りこんでしまうので、多少余裕を持っておくと安心だと思います。
我が家は兄妹どちらもかなり元気なタイプなため、動きやすさと支度にかかる時間を考え着物は諦めたのですが、娘7歳の七五三は、一緒に着物を着られるといいなぁと楽しみにしています。

◆その他、食事会用の着替えなど

食事会がある場合は、頃合いを見て普段着に着替えさせてあげても良いと思います。
うちの兄妹の場合は、年上の息子の方がすぐに飽きてしまい、写真撮影などもなかなかぴしっとせず大変でしたが、当時2歳の娘は、自分たちのために親戚がたくさん集まり、特別な場で「晴れ着」を着て、家族はもちろん道行く人にまで可愛いと褒められることに大満足。写真撮影もお詣りも始終ご機嫌で、食事が終わる最後の最後まで着物も脱がず、主役気分を堪能していました。普段は兄と一緒に走り回っているようなタイプなので、とても意外でした!

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特に、2~3歳の小さなお子さんが主役な場合、当日どんな様子になるか、何をするかわからないのが「子ども」。お子さんの年齢や性格、お祝いする時期や場所、一緒に過ごす方々に合わせてしっかり準備&対策を考えておくことは、子どもはもちろん、ママ自身が当日ゆっくり楽しむためにも大切なことだと思います。
皆さんの七五三が素晴らしいものになるよう、お祈りしています!

佐々木はる菜 Halna Sasaki

ライター

1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。

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