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上紙夏花

夏の終わりにやっておきたい、洗えない絨毯の簡単消臭ケア

  • 上紙夏花

2018.09.07

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洗いたいけど、洗えない!?

今年の夏は本当に暑かったですね。まだ真夏並みの気温の日もあり、よく汗をかいたと思います。我が家には8歳と3歳の男の子がいるのですが、もれなく毎日汗だくです。フローリング部分を水拭きすると、結構汚れていてビックリします。そんな毎日を過ごす中で、ちょっとニオイが気になる箇所があるのです。

ダイニングテーブル下にはカーペットは敷けません。毎食後の床掃除からは、いつになったら解放されるのでしょうか(涙)。

 

それはズバリ、洗えない絨毯! 下の子が小さいのでリビングには薄手の絨毯、いわゆるカーペットで、消臭・抗菌・撥水加工の毛足の短いものを選んでいます。飲み物や食べ物はなるべくダイニングテーブルで……と伝えていても、いつの間にかカーペットの方に持っていって、しょちゅうこぼしています。購入してからもう数年が経つので、消臭や撥水の効果も落ちてきているようです。素材としては洗えるものだったので、クリーニング店に依頼すればキレイにできるのですが、持ち込むのも面倒な上に、料金を調べると新しいのが買えてしまうのではという価格で、なかなか踏み切れずにいます。

 

右側にあるのが、そのカーペットです。年季が入ってきているため、チラ見せで自粛します。

 

あともう一か所!我が家の2階へ続く階段部分には絨毯が敷かれています。この階段が汗っぽいというか……ニオイが気になっているんです。そこで、この2か所の汚れ&ニオイを夏の終わりにしっかりケアしておきたいと思います。

 

重曹はふりかけて1時間放置!

子どももペットも安心なナチュラルクリーニングといえば、重曹!重曹はタンパク質の分解に適しているので、皮脂汚れに有効です。酸性のもの(排水溝などキッチンのニオイ)の消臭にも向いています。さて、絨毯のお掃除方法、簡単過ぎる方法ですが紹介させてください。あらかじめ絨毯は掃除機をかけておきます。重曹に好きな精油を数滴混ぜたものを、ふりかけます。今回は清涼感のあるペパーミントを入れました。重曹をふりかけたら、1時間ほど放置するのがいいようです。そうすることで、中に入り込んだ水分や汚れを重曹が吸い取ってくれます。その後、掃除機で重曹を吸い込んで完了。初めのうちは放置時間が短すぎたのと、精油ナシで行っていたので、あまり効果が感じられませんでした。でも、この方法だと掃除機の排気もさわやかでスッキリします。

 

急な来客時には頼れるファブリックミストを

階段部分は玄関の隣に位置するので、来客時には特にニオイが気になる場所なんです。傾斜がある鼻に近いからか、重曹&アロマでは物足りず……何かいいものはないかと探していました。ただの消臭ミストではなくて、心地良い香りを印象づけるにはファブリックミストがベストでした。最近のお気に入りは、ランドリンのアロマティックウードの香りです。

私の感覚ですが、「柔軟剤以上、香水以下」という香りレベル。どこか懐かしさを感じるような、ウードがメインになっています。そこにローズとオレンジフラワーのフレッシュさが重なって、個性的なのに馴染む不思議な香り。ウードは世界的にブームな香りのようですが、日本向けにアレンジされているようです。洗濯できない絨毯はもちろん、カーテン、食べ物やタバコのニオイが染みついた洋服の応急処置にも役立ちそうですね。

 

私が子どものころ、母が香水を取り扱うお店で働いていて、フレグランスが身近にありました。でも、自分の子どもが生まれてからは、遠い存在になっていました。このアロマティックウードの香りから、幼心に憧れたフレグランスへの想いがよみがえって来ました。生活の中に香りがあるって素敵ですよね。ぜひみなさんも好きな香りを毎日に取り入れてみてくださいね!

 

上紙夏花 Natsuka Uegami

ライター/ビューティープランナー

1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳

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