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川口ゆかり

海・陸・食も楽しめる!子連れアジアリゾート旅を楽しむコツ

  • 川口ゆかり

2018.09.09

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こんにちは。

ライター川口ゆかりです。

 

いよいよ9月。

新学期がスタートし、今年も残すところ3ヶ月となりましたね。

早い方ではもう年末年始の旅行を検討されている方も多いはず。

 

そこで今回は、ちょっぴりハードルが高いと思われがちなアジアの

リゾート旅を楽しむコツ(持ち物、宿泊先など)を8歳・6歳ふたりの

子どもを持つママ目線でお伝えしていきたいと思います。

 

 

子連れにおすすめのアジアリゾートとは?

ビーチリゾートのなかでもアジアを代表する

”プーケット(タイ)”がおすすめです。

日本からほぼ南へ下るだけなので、時差はたったの2時間。

ビザの必要はなく、なにより魅力的なのはハワイやグアムに比べて

物価が驚くほど安いこと!

 

我が家は子供たちを連れて夏休みシーズンに3回ほど

出かけているのですが、何度行っても飽きない。

プールはもちろんですがアンダマン海の真珠と呼ばれる

美しいビーチが旅の舞台!

パウダーサンドのビーチでくつろぐもよし、

タイの激辛フードに舌鼓もよし、格安マッサージで癒されるもよし。

プーケットはまさに海・陸・食、すべて楽しめるアジアンリゾート。

旅行のベストシーズンは11~3月とこれからなので、年末年始の

ご旅行をご検討の方はぜひ。

 

ただ、残念ながら日本からの直行便はないのでバンコク経由が一般的。

東京からバンコクまで約6時間半、バンコクからプーケットまでは約1時間20分と

乗り継ぎがあるので、小さなお子さん連れには少しハードルが高いかもしれませんが

夜or深夜便なら、子供たちが寝ている間に着いてしまったというのがほとんどです。

 

長いフライト、機内でどう過ごす?

機内で眠れない場合は、機内モニターの子ども向け番組を楽しんだり、

持参した新しい本やタブレット、折り紙や風船(膨らませるだけ)、

UNOなど、音が鳴らなくても集中して遊べるものが必須。

小さいお子さんなら、飛行機に乗る前にプレイスペースで

クタクタになるまで遊ばせてから搭乗するのがおすすめですよ。



プーケット旅行に必要な日数は?

バンコク乗り継ぎを考えると往復で1日近くをとられるので、

最低でも4日間。できれば5日間以上が理想です。

 

我が家の場合は(約1週間の滞在のうち)最初の4泊は~ホテル、

後半の3泊は~ホテルというように前半と後半でホテルを変えるようにしています。

*ホテルの予約は携帯アプリ「エクスペディア」か「アゴダ」が便利。

 

 

失敗しないホテル選びのコツとは?

①プールが充実している大型ホテルを選ぶ。

オンザビーチはもちろんですが、プールも最重要ポイント。

しっとり大人っぽいムードのホテルでばしゃばしゃ泳ぐのは

ひんしゅくを買う結果にもなるので水深が浅めのキッズ用プールや

ウォータースライダー、噴水など。変化に富んだプールがある

大型リゾートホテルを選ぶのが鉄則です。

 

 

 

②キッズクラブを上手に活用する

 

空調の整った室内スペースには、トイレやおむつ替えスペースもあるので、赤ちゃん連れも快適。

こちらは私たちが宿泊したホテルのキッズプログラム。フェイスペインティングからマニュキュア、お料理教室と朝から晩まで魅力的な内容がギッシリ!

遊具はもちろん、お絵かきや工作、スポーツといった多彩なプログラムが

充実しているキッズクラブは利用価値大。我が家の子どもたちは、

フェイスペインティングやタトゥーシールなど、無料のアクティビティに大興奮!

滞在中、何度も利用していました。

他の国のお子さんと異文化交流できる貴重な機会でもあるので

積極的に利用したいものですね。

 

 

③客室の収容人数をチェック

1室に泊まれる人数は客室のカテゴリーによって決まっているので確認を!

子どもの年齢や人数にもよりますが、ソファーベッドや(アジアなどに多い

東屋スペース含む)ベビーベッドを利用すれば、1室で済んでしまうケースも。

 

 

今回の旅でも前半でラグーナ地域にある大型ホテル

「アウトリガー・ラグーナ・プーケット」に宿泊した際、

(追加料金が発生してしまうので)エクストラベッドは入れずに

キングサイズのベッドのほかに窓際にある東屋スペースを

キッズ仕様に変更していただき、家族4人1室で快適に過ごすことができました。

休憩スペースだった部分を子ども用のベッドに。小学生と年長さんが寝るには十分な大きさ!

 

旅の後半に宿泊した「キーマラ」は、1室に大人2人+子ども1人と

記載がありましたが、ホテル側に直接メールで交渉して、

エクストラベッドを入れずに、家族4人1室で宿泊することができました。

1室か2室なのか。エクストラベッドを入れるのか。

予算に大きく関わることなので、じっくりと比較検討したいですね。

 

④おトクな+αを探す

ほんの一例ですが、私たちが宿泊した「アウトリガー・ラグーナ・プーケット」の

上位カテゴリーのお部屋にはプーケットで唯一、クラブラウンジがあり、

朝食はもちろん、14時半からのアフタヌーンティーや

夕方からのカクテルタイムに軽食やドリンクが無料に!!

 

そんなわけで、朝食を食べてからプールで泳いで、ランチついでに

アフタヌーンティーをいただき、夜はカクテルタイム+αと。

食費がほとんどかからずに済んでしまったほど!

夜はお酒がFreeなのも、飲む方にとってはありがたいですよね。

 

 

また後半に宿泊した「キーマラ」では、宿泊とセットになった朝食を

(レストランに食べに出向くのはもちろんですが)ルームサービスも

出来るので、さっそくオーダー。

お部屋のプールサイドで気軽に食べることが出来ました。

定番のオムレツや目玉焼き、サラダはもちろん、チャーハンや焼きそばまで、バリエーションも多彩。好きなものを好きなだけ頼めるのも嬉しい。

子どもたちは食べるよりも遊ぶことが最優先。

突然、あれこれ飲みたい、食べたいと言い出したりするので

こういった無料の+αサービスは嬉しいですよね。

 

⑤アジアリゾート旅ならではの体験をしてみよう!

旅した土地でそこでしかできない体験をすることは、

訪れる私たちにとっても心豊かになる機会。

ファミリー向けのホテルでは、象に餌やりをしたり、乗ったりできることも。

ホテルによっては、親子で体験できる”マザー&キッズヨガ”など、

ユニークなプログラムもありますのでぜひチェックしてみてください。

動物好きなお子さんにおすすめのスポット

①猛獣のトラと度胸試し!

タイといえば象が有名ですが、さすがに3回目ともなると飽きてしまったようで

今年は「タイガーキングダム」という観光スポットでトラと触れ合ってきました。

こちらのトラは野生ではなく、生まれた時から動物を飼うように飼育されているから、人間を襲ったりしないんだとか。生後6ヶ月とはいえ、思ったよりも大きいトラに娘も私も心臓バクバク…。

写真では置物のように見えますが、鎖につながっていないトラがうじゃうじゃ・・・。

かなりビビリな娘は、息を潜めるように檻の中へ。「こわいーーー」と言いながらも

トラをなでたり、写真を撮ったりと約10分間のスキンシップ。ひとり1300B(約4000円)

息子はトラと戯れることを楽しみにしていましたが、身長制限(130cm以下はNG)に

ひっかかり、檻の外で見守ることに。。。

 

②美しい夕日を眺めながら乗馬

プーケット滞在中、子どもたちのリクエストで乗馬をすることに。ひとり1700B(約5000円強)。

日本で乗馬といえば、限られたスペースのなかで行う&少し高級なイメージですが

プーケットでは初心者でも気軽に楽しむことができます。

この画像には写っていませんが馬1頭につき、インストラクターが1人ついてくれるので安心。

沈む夕日を眺めながら、美しい海岸線を1時間半楽しむ非日常体験。

子どもたちはラクチン。追いかける親はプロ野球選手のキャンプなみにツライ!だって、砂浜に足をとられるんだもの~。汗ビッショリ!いい運動になりました。

約1時間半、砂浜を走る走る。時折、波打ち際まで近寄って少しだけ海に入ったり…。

相当楽しかったようで、翌日も「馬に乗りたい!」と言い出すほどでした。

子どもはもちろんですが、家族で乗馬を楽しむのも思い出になりますね。

 

タイ料理、子供も食べれる?衛生面は大丈夫??

こちらは私たちが宿泊したホテルの朝食。パンケーキやドーナッツはもちろん、お粥や巻き寿司、お蕎麦まで!大充実の品揃え。

さてさて。子連れアジアリゾートといって、みなさん心配するのが食事面。

独特の匂いや辛味があるタイ料理は、大人はいいけれど子供にはハード過ぎ?

と戸惑うかもしれませんが大型リゾートホテルには、海外からの観光客用に

ピザやパスタ、フライドポテトなどなど、子どもたちの大好きなメニューが揃っており

食事面でもストレスフリーに過ごすことができます。

しかも、ハワイやグアムなどのリゾート地に比べて安い!

滞在中に現地の方で賑わうナイトマーケットに出かけてみたのですが、 ワッフルやアイスクリームからサテ(焼き鳥のようなもの)にお寿司まで。  なんでもござれ。1つ30円程度から高いものでも300円とお値段も破格!!!

ホテル以外の屋台で生牡蠣や果物を口にしない限り、お腹を壊すこともないかと思います。

息子は3歳から、娘は5歳からタイに連れて行ってますが、食事の面で困ったことは1度もありませんよ。

 

子連れアジアリゾート旅に必の持ち物とは?

帽子やラッシュ付きの水着(洗い替えも考えて2セット)、

浮き輪などのほかに日本からいつも持参するのはこちら。

サランラップ、ジップロック、子供用のカトラリーに加え、ふりかけ、味のり、カルピスの原液や水出し麦茶、チキンラーメンなどのお湯を入れればすぐ食べられる即席麺など。衛生面では、はさみ、除菌シート、虫刺されの薬、爪切りがマストです。

子どもって、お茶碗に盛ったご飯は食べないくせに、おにぎりにすると食べる。

そんなこと、ありませんか?我が家はそういう傾向があるので、朝食の際に

(ふりかけとサランラップを持参して)おにぎりをつくって食べさせるようにしています。

 

 

カトラリーを持参するのは、テイクアウトしたものをお部屋で食べる際に便利だから。

お部屋にもカトラリーが置いてありますが、大人用で子どもが使うには大きすぎる

場合がほとんどなのでこれも必ず。ローカルな屋台では、除菌シートもお忘れなく。

 

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ホテル単体で完結できる魅力を持ちながら、

豊富な遊びのバリエーションを持つ”プーケット”。

初めての子連れアジアリゾート旅をご検討中の方にもおすすめです。

 

 

川口ゆかり Yukari Kawaguchi

ライター

1977年生まれ。LEEでは私服コーデや収納企画など、登場するたび話題に。2児の母としてトレンドをプチプラと賢くMIXしたスタイルが大好評。

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