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佐々木はる菜

子どもの習い事の「短期レッスン」。夏休みに活用するメリットとは?

  • 佐々木はる菜

2018.06.15

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皆さんのお子さんは、習い事はされていますか?
「何を」「どれくらい」「何歳から」習うか…。
お仕事があったり、他に兄弟姉妹がいらっしゃったりすると、送迎だけでも大変!子どもたちそれぞれの習い事のバランスも考えなければなりません。子どもにはなるべく色々経験させたいと思う一方、悩ましいことも多いのではないでしょうか。

サッカー、ピアノ、剣道、絵画工作などなど、兄妹合わせると結構忙しい1週間。まだ小さいこともあり、本人たちは今のところ楽しい様子。

我が家では2年前、長男が年少の頃から、長期休みに「短期の習い事」もしています。習い事にまつわる悩みの解決の糸口としても一役買っており、親子共に様々なメリットがあると感じています。

メリット① 普段の生活の中では通わせられない習い事ができる!

習い事の数、曜日や時間の兼ね合いなどで「習わせたいけれど通えない」ものってありますよね。我が家の場合、それは「プール」で、短期習い事活用のきっかけにもなりました。人気の習い事だし、泳げるようにしてあげたいけれど、普段の生活の中でこれ以上増やすのは厳しい…でも短期集中レッスンならば、親の予定も調整しやすく、今では息子たちにとっても「長期休みの恒例行事」となっています。それなりに上達し、休みのたびに少しずつ級が上がっていくので、本人も行くのを楽しみにしています。

メリット② 色々な習い事に、気軽にトライできる!

子どもたちの「やってみたい」という気持ちに気軽に対応できるところも、短期や単発レッスンの良さのひとつだと思います。
最近、知人の勧めがきっかけで、年少の娘に「チアリーディング」を体験させてみたいと教室を探していたのですが、前述の短期スイミングを申し込む際にチアの単発クラスを発見。
まずは一度やってみて、本人の反応を見てみよう。そして、妹が習うならば兄も一緒に何か体験させようかな…と、同じ時間に開催されていた「そろばん」のクラスを申し込んでみました。他にも、例えば今注目を集めている「プログラミング」なども、長期休み期間に特別短期レッスンを開催する教室が多いようです。
また費用面についても、単発の場合は数千円単位に抑えられることが多く、時間的にも価格的にも、通常の習い事を考えるよりも気軽な「お試し」感覚で挑戦できるという点も魅力ではないでしょうか。

メリット③ 苦手なもの、伸ばしたいものの強化

前回の春休み、長男は体操の単発レッスンを受けました(妹は、レッスン中に無理やり乱入…)。通っている幼稚園が体操に力を入れているのですが、何度練習してもなかなかできない技があった息子。参観日にその様子を見て「あともう一息コツがわかればできるのでは」と感じたため、個人レッスンで見ていただくことにしました。レッスン中は結構苦戦しつつも、マンツーマンなので目に見えて上達し、苦手意識も克服できました。

年齢が大きくなると、だんだんと得意不得意がはっきり見えてきます。今度は逆に、本人が得意な「かけっこ」の単発レッスンも行ってみようと、色々な場所で開催されている「かけっこ教室」についても、現在リサーチ中です。きっかけは、「運動会で、学年一速いお友達に勝ちたい!」という言葉。結果はともかく、親としてはその気持ちを応援してあげたいなと思いました。本人も前向きな気持ちで臨めるならば、強化したい力を伸ばすために短期レッスンを活用してみるのも良いかもしれません。

長期休み期間は、普段に比べると自由になる時間があるという方も多いのではないでしょうか。幼稚園など、長めに長期休みがあるご家庭の場合、休みの予定のひとつとして組み込んでしまうのもオススメです。
6月は、夏休みの短期レッスンの申込受付を始める教室が多い時期。気になった方は、通いやすいエリアに興味のある習い事があるかどうか、まずはチェックしてみては?!気軽に参加した体験が、新たな可能性につながる扉になるかもしれません!

佐々木はる菜 Halna Sasaki

ライター

1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。

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