映画ライター折田千鶴子のカルチャーナビアネックス

超絶イケメン俳優が語る映画『最初で最後のキス』    “この役を生きて、僕は自由になれた”

思わずウットリ!! 美しきリマウ君が来日!

既に先週末(6月2日)に公開が始まった作品ですが、どうしても応援したい映画『最初で最後のキス』。ギリギリのタイミングで主演のリマウ・グリッロ・リッツベルガー君が来日したので、心逸らせて駆け付けました!

リマウ・グリッロ・リッツベルガー
1997年4月15日、オーストリア、ウィーン生まれ。3歳のときにイタリアのトリエステに移住する。
インドネシア人の父、オーストリア人の母を持つ。演劇のワークショップに通っていた経験があり、映画初出演となる本作で主演に抜擢された。現在、ローマ大学哲学科に在学中。   写真:齊藤 晴香

すると、まぁ、撮影時から日本公開まで3年という月日が経った今、さらに麗しの美青年となったリマウ君を目の前に、思わずウットリ見入ってしまいました。いけない、いけない。映画のことを聞かなければ。

そう、『最初で最後のキス』はきっと皆さんの心にも刺さる、忘れがたい一作になること間違いなしの映画なのです。

 

3人の少年少女のリアルな思春期映画

舞台は現代のイタリア、北部の地方都市のウーディネという町です。

「最初で最後のキス」
監督・原案・脚本・原作:イヴァン・コトロネーオ
出演:リマウ・グリッロ・リッツベルガー、ヴァレンティーナ・ロマーニ、レオナルド・パッザッリ
イタリア映画/配給:ミモザフィルムズ/提供・配給:日本イタリア映画社
新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほかにて公開中
公式サイト:http://onekiss-movie.jp/
©️2016 Indigo Film – Titanus

リマウ君が演じる16歳のロレンツォは、愛情深い里親に引き取られ、この町にやって来ます。そして高校に通い始めるのですが、個性の強いロレンツォは初日から浮きまくり

う~ん、確かに。日本の高校でも絶対にもちろん、浮きまくるハズ! だってロレンツォ君ったら、ファッショナブル過ぎるんですもの。ショッキングイエローの眼鏡をかけたド派手ファッションで、堂々とステップを踏みながら初登校するのです。一目で“ゲイ”と分かる。でも、それを隠しもせず堂々と「これが自分だ!」と主張できるロレンツォは、観ていて気持ちがいいし、ある種、憧れてしまいます。

――このロレンツォの生き生きとした魅力が、映画の原動力となっていますよね。リマウ君自身は、彼を演じながら、ロレンツォの魅力をどのように感じましたか?

「とても若い彼らは、普通、弱さを持ち合わせた年代です。でもロレンツォは、思春期特有の弱さがなく、とても強い人間です。複雑な家庭環境で育ってきたにもかかわらず。ある意味、非現実的な人物像と言えるかもしれません。そんな彼――何も悪くもない16歳のロレンツォが、田舎の町に来て、不条理な状況に巻き込まれてしまうことからストーリーが生まれてくるわけです」

「彼と他の人間たちの間に距離が生まれるわけですが、その距離こそ、理想と現実の距離と言える気がします。ロレンツォがウーディネという小さな田舎町に現れたことで、彼が自動ドアとなり、この物語を開いた、そんな印象を持っています」

 

暮らしのヒント/ひとり時間 最新の記事

ひとり時間をもっと見る

Writer Profile

折田千鶴子

映画ライター/映画評論家

Chizuko Orita

1968年、栃木県生まれ。LEE本誌で映画&DVD紹介頁やインタビューを担当。その他、新聞・週刊誌・雑誌などで映画コラムや批評、取材記事を執筆。夫と8歳の双子男子と愛犬の、4人1匹暮らし。

LEE100人隊をもっと見る

LEEメンバーになって
お気に入りの記事をCLIPしましょう!

LEEメンバーになると何ができるの?
会員限定記事が読み放題
マイページにお気に入りの記事リストが作れます。
プレゼントやイベント、セミナーに応募できます。
人気連載などにコメントができます。
お得な情報が満載のメールマガジンをお届けします。

メンバー登録はこちら

すでにメンバーの方はこちら

ログイン

LEEメンバーになって
お気に入りの記事をCLIPしましょう!

LEEメンバーになると何ができるの?
会員限定記事が読み放題
マイページにお気に入りの記事リストが作れます。
プレゼントやイベント、セミナーに応募できます。
人気連載などにコメントができます。
お得な情報が満載のメールマガジンをお届けします。

メンバー登録はこちら

すでにメンバーの方はこちら

ログイン