ママの詫び状

結婚の向こう側 〜退屈しない夫婦に学ぶ〜【ママの詫び状 第8回】

「結婚なんかしちゃったらマジ人生終わりだし」(モテ英国詩人バイロン♂)

「モテ」や「愛され」の恋愛必勝指南が花盛りだけど、そもそも「これであなたも連戦連勝、モテまくり!」と言わんがばかりのイケイケな売り文句に、ふと疑問を持った人も多くはないだろうか。「それって、一つ一つの関係が短いってことじゃないの?」

受験社会の延長なのか、目標突破や対象獲得のためには「ナントカ活」と称して懇切丁寧な方法論がちまたにあふれる。けれど、一度結んだ関係の継続や成長や成熟に関しては甚だ手薄なのが不思議だ。日本人って、石の上にも三年とかなんとか言ってやたらと継続を尊ぶわりには、その方法論は「忍耐」一本槍なのである。

忍耐でしか継続できない結婚の、どこに夢なんてあるだろうか。いみじくも、遠く19世紀初頭英国のイケメン貴族詩人バイロンは、とかくいろんな女性とくっついたり離れたり、奔放な恋愛ぶりで社交界の寵児だったらしいが、こんな言葉を残している。

「すべての悲劇というものは死によって終わり、すべての人生劇は結婚をもって終わる」

もー結婚なんかしたらマジ人生終わりだわー、的な男のボヤキをロマン派詩人が格調高く言うとこうなる。裏を返せば、情熱的な恋愛に興じ、浸り、溺れ、百戦錬磨の格調高い詩人は、結局は生涯通して安定した結婚の奥義秘訣を手にし得なかったということだ。

どうやら、結婚は情熱や恋愛技術だけでできるものじゃないらしい。では「墓場」じゃない結婚、色褪せてしまわない結婚、人生を預けて悔いのない結婚って、どうしたら実現できるんだろう。

暮らしのヒント/生き方ナビ 最新の記事

生き方ナビをもっと見る

Writer Profile

河崎環

フリーライター/コラムニスト

Tamaki Kawasaki

慶應義塾大学在学中に子供を授かり学生結婚後、子育てに従事。夫の海外駐在による欧州暮らしを経て帰国後、Webメディア、新聞雑誌、テレビ・ラジオなどに寄稿・出演多数。政府広報誌や行政白書にも参加する。子どもは、21歳の長女、11歳の長男の2人。著書に『女子の生き様は顔に出る』。

LEE100人隊をもっと見る

LEEメンバーになって
お気に入りの記事をCLIPしましょう!

LEEメンバーになると何ができるの?
会員限定記事が読み放題
マイページにお気に入りの記事リストが作れます。
プレゼントやイベント、セミナーに応募できます。
人気連載などにコメントができます。
お得な情報が満載のメールマガジンをお届けします。

メンバー登録はこちら

すでにメンバーの方はこちら

ログイン

LEEメンバーになって
お気に入りの記事をCLIPしましょう!

LEEメンバーになると何ができるの?
会員限定記事が読み放題
マイページにお気に入りの記事リストが作れます。
プレゼントやイベント、セミナーに応募できます。
人気連載などにコメントができます。
お得な情報が満載のメールマガジンをお届けします。

メンバー登録はこちら

すでにメンバーの方はこちら

ログイン