LIFE

佐々木はる菜

星野リゾート リゾナーレ熱海に子連れ旅行!ママだからこそ楽しめる秘密って?

  • 佐々木はる菜

2018.03.16

この記事をクリップする

先日、リゾナーレ熱海にて「ママと息子の初めてのお泊りデート」プランを体験。素晴らしい環境の中で、息子からの”ママ大好き!”という想いを堪能できる貴重な時間を過ごしてきました。(詳細はこちらから!)

熱海の山上に佇むリゾートホテル。家族連れに優しいだけでなく、スタイリッシュな空間デザインも魅力。

子連れにも関わらず、これまで経験したことのないほどの快適な旅行となり、感激の連続だったリゾナーレ熱海での滞在。今回は、5歳・3歳ふたりの子どもを持つママ目線で、その理由を分析しつつ、前回書ききれなかった魅力もお伝えしていきたいと思います!

子連れ旅行につきもののストレスなく出発できる!

リゾナーレ熱海の良さは、ホテルに到着する前から始まります。

アクセスが良く、移動がラク!

熱海は東京から新幹線で約40分。駅を出てすぐのところにシャトルバスがお出迎えしてくれて、ホテルまでは12、3分。我が子たちはまだまだ長時間じっとできず、帰省や旅行での1番の悩みは毎回「移動中の過ごし方」ですが、今回はその負担もほとんどなし。当日も、出発前の午前中は子どもを預け仕事もできたくらいで、その近さはとても嬉しいポイントでした。

新幹線の車内は、駅で購入した新しい本を渡すと静かに読んでくれました。

荷物の準備がラク!

私の場合、移動の次に悩ましいのが「荷造り」。自分の分だけであれば適当に済ませられても、子どものものは色々な場合を考え荷物が多くなりがち…何を持っていくかの取捨選択にも結構時間を取られてしまいます。こちらには、食事、お風呂など滞在中に使用する子ども用品は大抵用意されていました。細かい話ですが、レストランには卓上ケース型のウェットティッシュまでたくさん置いてあり、こまやかさに感激。

赤ちゃん向けのベビースイートルームには、調乳ポット、哺乳瓶・オムツ関連用品やベビーベッド、幼児向けのキッズウェルカムプランには補助便座、踏み台、子ども備品セット、年齢にあわせたおもちゃ、多めに用意されたタオルなど至れり尽くせり。自宅よりも快適に過ごせそう…

下調べをしなくていい!

旅先で何をするか調べたり考えたり…独身の頃は旅の楽しみのひとつでしたが、今はとにかく時間と余裕が足りず、時には「何も調べられていない!」とプレッシャーになってしまう貧乏性の私。ホテルには、リゾナーレ特製「スタッフおすすめお食事ガイド」という近隣のレストランマップを始め、付近で開催されているイベントについての案内など、地元についてのインフォメーションもたくさん得ることができました。

テーマパーク?美術館?「ホテル」という枠を超えた充実の館内

そして何より、ホテルから出る必要がないほど楽しさが詰まった施設は圧巻!

ホテルにいながら「山」も「海」も体験できちゃうなんてすごい。

「ここって本当にホテルなの?」というのは、滞在中に息子が何度も口にしていた言葉。
ホテル直結の敷地内には、樹齢300年を超えるくすのきに造られたツリーハウスや樹上アスレチックが楽しめる「森の空中基地 くすくす」や、屋内にビーチを再現した最上階の「ソラノビーチ Books&Café」をはじめ、館内のいたるところに魅力的なアクティビティがあり、飽きる暇がありません。

大人が子どものために「ガマン」することなく楽しめる!

施設の充実に加え、とても印象に残っているのが、アクティビティ専門のスタッフの方々です。ホテルの様々な場所で見守り、子どもたちに声をかけ、帰る頃には名前まで覚えてくださり、息子はすっかり懐いていました。

季節ごとの企画なども、皆さんが中心となり考えられているそう。

例えば今回、息子と一緒に挑戦したクライミングウォール「親子の北壁」など、様々なアクティビティには必ず付き添ってくださるので安心。

翌日、私だけ筋肉痛に…

体を動かすのが好きな私は一緒に体験しましたが、中には、子どもだけで参加し親御さんはラウンジでゆったり過ごされている方も。お子さんの頑張る姿を楽しそうに見守っていました。

「くすくす」では、たき火での焼きマシュマロやポップコーン作りも体験。煙が目にしみる!!こちらもやっぱり一緒に体験する私…。でも、できたての美味しさは格別でした!



リゾナーレだから叶う、子どもとのちょうどよい距離感

家族での旅行や行楽地へのおでかけは楽しいけれど、帰る頃にはぐったりして翌日以降まで疲れをひきずってしまうことが多い私。でもリゾナーレ熱海では、「お世話をしながら子どもにつきあってあげている」感覚がなく、体はもちろん精神的にとても楽でした。

館内の様々な場所には、素敵なセレクトの絵本や書籍が。おかげで、ちょっとした待ち時間なども楽しく過ごせました。

夕食時に利用したビュッフェレストランには、子ども連れ向けのスペースもあり、食事中に多少賑やかになってしまっても気が楽。息子は、コックコートを着てデザート作りを楽しむ「キッズスタジオ」にも参加しました。

一緒に何か体験しながら想い出を作ることはもちろん、スタッフの方に少しお任せし、子どもが楽しむ姿を眺めながら一息つくこともできる。「自分の気分」に合わせてある程度自由が利くという絶妙なバランスは、幼い子どもを持つ親としてはとても贅沢に感じられました。時には一人でゆっくりスパ…みたいなプランも捨てがたいですが、子どもと一緒に過ごしながらもゆったりできる「リゾナーレならではの距離感」は、これまで経験したことのないパターンでとても心に残りました。

キッズフレンドリーでいて、大人も楽しめるスタイリッシュな空間

また、滞在している間ずっと居心地が良かった理由のひとつに、そのデザイン性の高さがあります。

昨年4月に全室リニューアルした客室のデザインを手がけたのは、建築ユニットのクライン・ダイサム・アーキテクテクツ。四季を通じて開催される熱海の「花火」と海の「青」をイメージしたという素敵なお部屋。

相模湾を望む絶景が自慢のホテルは、全室オーシャンビュー。広々した客室で、時間ごとに移ろう景色を楽しみながらのんびり寛ぐごとができました。

9階にある無料で楽しめるキッズスペースも洗練されたデザイン。こちらからも素晴らしい景色を楽しむことができました。

親子で学べる楽しさも。熱海の魅力、再発見!

今回の旅でもうひとつ、とても心に残っていることがあります。それは、ホテル単体で完結できる魅力を持ちながら「この土地に在ること」を大切にされている姿勢。アクティビティ、レストランのメニューや食材などには、熱海ならではのものがいっぱい!

熱海の「海」と「山」のもの…海藻や貝、樹木などを使ったアートが飾られたギャラリースペース。日本のデザイン史をリードしつづけてきた実績を持つ「日本デザインセンター」が手がけた、美術館のような雰囲気の一画。

熱海の海や森の⽣き物などについて楽しみながら知識を深められる「熱海を旅するルーレット」やすごろくも体験。子どもたちにも熱海についてもっと知って欲しいという想いから、ゲームという入り口を考えられたそう。

「親子で熱海の知らなかったことを知り、新しいイメージを持って帰ってもらいたい。そして、帰りにちょっと街歩きをしてみようかな…なんて思っていただくきっかけになれば嬉しいです」

旅した土地について子どもと共に楽しく学べることは、訪れる私たちにとっても心が豊かになる素敵な機会。スタッフの皆さんの熱海への想いに感動するとともに、地域の文化にも親しむことができました。

旅を通して、四季を楽しめるフィールド

さらに、敷地内に豊かな自然があるため、ホテル内にいながら季節を感じられることも嬉しい要素。リゾナーレ熱海ならではの環境や企画を通して、家ではできない形で季節のイベントに触れられるのは大きな魅力だと感じました。

「くすくす」内の散歩道が気に入った息子は、1泊の滞在中に3回も遊びに行きました。頭上には、地上9mにある樹上アスレチックが広がります。

今の時期に開催されているのは「森の空中基地くすくす」を舞台にしたイースターイベント、「ツリーハウスイースター」。ツリーハウスを貸し切ってのプライベートティータイムや、イースターエッグを探すスタンプラリーなども開催されています。

前回記事でも登場した、地上からの高さ約15mの樹上に位置する日本最大級のツリーハウス。

地元のお菓子屋さんで大切に作られた可愛いスイーツ、名産の柑橘類などを使ったハーブティーなどが並ぶテーブル。季節のイベントでも「ご当地感」は意識されているそう。

可愛いコスチュームを身につけることもでき、女子は喜びそう!色とりどりの花が飾られ、暖炉も設えられたツリーハウス内はとっても快適でした!開催期間は2018年3月17日〜5月31日。

日常の延長線上にある「非日常」

「家族旅行で一番大変なのはママである」ということをホテル全体で理解しサポートしてくれる場所だからこそ、子連れでも、思い立ったらすぐに行くことができ、1人の大人として思い切り楽しむことができる。また、アクセスが良く荷物が少なくて済むと、帰ってから日常生活に戻るのもラク。家族で旅を振り返り、「楽しかったね~」と余韻に浸る余裕も生まれます。

ちなみに、帰りの熱海駅でもう「次はいつ行こうか?」と言い始めた息子は、それから1か月経った現在も尚、何かにつけてリゾナーレ熱海の話をしています。

日常と非日常を、そして、子どもと大人の違いまでも、ちょうど良い距離感で結んでくれる素敵な場所。訪れた人は誰でも皆、きっと忘れられない貴重な時間を過ごせるのではないでしょうか。

星野リゾート リゾナーレ熱海

佐々木はる菜 Halna Sasaki

ライター

1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。

LEE公式SNSをフォローする

閉じる

閉じる