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新米ママの中古マンションリノベーション日記

床と壁の張り替えでイメージ一新!【新米ママの中古マンションリノベーション日記 第10回】

  • 藤本こずみ

2018.03.07

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築30年の中古マンションを購入して、リノベーションに挑戦。

プラン作りにも設備選びにも時間がかかってしまった私たちでしたが、たくさんのプロの力を借りて、どうにか前進することができました。(*前回の記事はこちら)。

 

部屋全体の印象を決めるのは床と壁!?

 

私たちの場合、設備選びにおいて、キッチンの次に悩んだのは、床と壁でした。

床と壁って、空間の中でも広い面積を占めるものですよね。

本やショールームでは、「部屋全体の印象を決めるもの」という言葉を見かけたことも。

それは大事! ついつい肩に力が入ります。

 

実は最初、夫婦でイメージしていたのは、ウォールナットの床×白い壁でした。

落ち着いた高級感のある雰囲気に、と思っていたのですが、いろいろ考えていくうちに「子どもが小さいうちは、明るい空間で暮らすのもいいかも?」という案も浮上。

途中から、オークやメイプルといった明るいブラウンも候補に飛び入りです。

 

キッチンの扉をマットホワイトにすることが先に決まったので、ショールームでそれと近い場所にサンプルを置かせてもらってイメージ。

壁については、「迷わず白!」と思っていたものの……ショールームに行ってみると、そのバリエーションの豊かさにビックリ!

柄が入っているもの、いないもの、黄味がかった白、青味がかった白、と多種多様。

単独で見るとどれも“白”なんですが、並べて比べるとやっぱり違います。

 

ショールームの方によると、ベーシックなクロスには大きく分けて“織物調”と“石目調”があり、どちらかというと織物調は温かみがあってナチュラルな印象、石目調はクールでモダンな印象になるのだとか。

なるほど~。これまであまり意識したことはなかったけれど、確かにその通りで面白い!

 

設計をお任せした”チーム匠”が、工事中の新居の一角に貼ってくださった候補の壁紙サンプル。「昼、夜、どちらも見比べるといいですよ」とのアドバイスも。

 

床材も壁材も、サンプルをもらって、工事中の新居に持って行ってみたり手持ちの家具と並べてみたり。

決定までの間は、寝ても覚めても「ゆかゆか」「かべかべ」。

駅でプラットフォームの模様を見て、夫に「ねえ、この床可愛くない!?」と興奮気味に告げ、「いやそれ、住宅用じゃないから!」とツッコまれたことも(笑)。

 

ちなみに、私の頭の中がフローリングやクロスといった内装系のことでいっぱいだったこの頃、夫の頭の中は配線や照明といった電気系のことでいっぱいだったようでした。

夫婦で、興味があってこだわりたい部分、相手に任せたい部分が違っていたため、役割分担ができたのはラクだったかもしれません。

 

床&壁のBefore/After

 

最終的に選んだ床&壁は、こちら。

今回もBefore/Afterを並べてみます。

【Before】床はカーペット、壁は白のクロス。30年ものだけに、経年変化あり。

 

【After】床と壁だけでなく、その継ぎ目の”巾木”も新しいものに。これを白にしたことで、想像以上に明るいイメージになった気がします。

 

床はメイプル、壁は石目調の白。

どちらも、候補の中で最も明るいものに落ち着きました。

改めて見てみると……悩んだ割には超シンプル(笑)。

 

これらもキッチンの時と同様、「汚れが目立ちそう」という心配はあったのですが、なんと引っ越し直後に息子が大きなおもちゃの車をガッシャーン!!

いきなりばっちり傷がついたため、あっという間に吹っ切れました~。とほほ。

住活の原点が“子どもがのびのび暮らせる家探し”だったことを思い出し、気を静める私……(笑)。

 

今、リノベーションを振り返って、我が家なりにこだわったことを挙げるなら、“できるだけ実物を見て選んだ”ことかもしれません。

カタログやインターネットの写真だけではなかなか決められなかった私たち。

水回りの設備、フローリング、クロス、照明器具など、何かを選ぶ時にはその都度ショールームに見に行っていました。

着工前後の2ヶ月ほどは、毎週末ショールーム、というのがお決まりコースに。

だからこそ時間はかかってしまったのですが、実物やそれに近いサンプルを見て、触って、納得して選ぶことができたのはよかったな、と思います。

 

工事が終わり、養生が取れて、フローリングとクロスが現れると……部屋のイメージが激変!

やっぱり、床と壁の張り替え効果は大きかったと実感しました。

とてもシンプルな空間になったので、これをベースに家族でインテリアを楽しんでいけたら、と思っています。

藤本こずみ Kozumi Fujimoto

ライター

1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。

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