上紙夏花

その情報は本当?妊産婦に正しい情報を!医師監修のアプリが誕生

筆者は8歳と2歳の息子が二人います。8年前と2年前とでは、お産や子育ての常識がずいぶん異なるということに驚いた経験があります。そして、その情報の出所がわからず信憑性に欠けるものもあったりして、戸惑うこともありました。

 

ライターのほかに、ベビーマッサージの講師をしているのですが、レッスンに来られるママが「義母から抱っこ癖をつけないようにと言われているのですが…」とか「お座りを練習させているんですけど…」などと、いろんな情報に翻弄されている様子を目にすることも。いったいどこに行けば、エビデンスのしっかりした正しい情報に出合えるのかとモヤモヤしていたのですが、今回ぴったりなアプリを見つけることができましたので、ご紹介します。

 

産婦人科医が作った妊娠・出産アプリ『Baby+』

アプリ開発の元となったのは、こちらの書籍。イラストはヨシタケシンスケさんですね。2015年9月から年間約50万部を妊婦さんに配布しているそうです。「必要なときに開けないことも多い」「本の中で探さなくても必要な情報に簡単にたどり着く」ためにアプリが作られました。

 

妊産婦が正しい情報のもと、安心安全な出産・育児ができるように、日本産科婦人科学会が監修した『Baby+』というアプリが4月にリリースされます。アプリ内のすべての機能を無料で使うことができるそうで、ダウンロードしたら出産予定日とお産場所を入力します。そうすると、妊娠週数に合わせて、欲しい情報を得られるほか、エコー写真のアルバム機能があったり、通院先の産院からの情報を受け取れたりととても便利です。

 

情報の内容は幅広く、妊娠初期から産後1か月くらいまでのママとベビーの身体のこと、お産についてのあれこれ、そして、生まれてからのベビーのお世話、予防接種のことなど細かくいろいろなことが必要なタイミングで知ることができます。アプリ内のコラムは産婦人科医が執筆していて、誰が書いた記事なのかが明確にわかり、ママの不安や悩みを解消できる内容です。

 

産婦人科医と妊産婦の意識調査でわかった課題とは?

 

「女性に寄り添う社会を目指すBaby+の意義と役割」記者発表にて、公益社団法人  日本産科婦人科学会理事長の藤井知行先生のお話を伺いました。「約9割の産科医が(妊産婦が得る)情報に課題を感じてます」と藤井先生。

 

 

昨年12月に産科医128名と妊産婦600名に対して「妊娠・出産に関する情報についての意識調査が行われました(日本産科婦人科学会協力のもと、リクルートマーケティングパートナーズが実施)。産科医も妊産婦も「情報過多である」という共通認識ではあるのですが、「信憑性が低い情報が多い」ということを問題視しているのは産科医86.8%に対して、妊産婦は33.3%という結果で、53.5%もの差が生まれています。つまりは、妊産婦自身は、信憑性が低い情報と気づかずに信じてしまう人が多いと言えるのです。

 

 

 

また、産科医は「母体についての情報」を提供したがっていることに対し、妊産婦は「制度や子どもについての情報」を集めたい人が多いという結果も。どちらも大切ですが、あふれる情報の中から取捨選択するのはとても困難です。妊産婦の情報収集元はインターネットが半数以上という結果からも、もっと手軽に必要な情報をタイムリーに届けるために、このアプリの開発に至ったとのこと。

 

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Writer Profile

上紙夏花

ライター

Natsuka Uegami

1977年大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子6歳&1歳。

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