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佐々木はる菜

星野リゾート リゾナーレ熱海で「息子がママをエスコートする」ふたり旅!

  • 佐々木はる菜

2018.02.27

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ママ大好き!と言ってくれる今のうちに…5歳息子と「初めてのお泊りデート」

学年でも1番体が大きく腕白な長男ですが、家ではすぐに膝に乗ってきたりとまだまだ甘えん坊。それでも、「あとどれくらい、こうやってくっついてくれるんだろう…」と思うことも増えてきた今日この頃。素直にママが大好きと伝えてくれる今だからこそ、息子とゆっくり過ごす時間を作りたい!と、思い切ってふたりで「星野リゾート リゾナーレ熱海」へ。
ママと息子のふたり旅を応援してくれる素敵なプランの数々を体験してきました!

2011年12月に開業、熱海の高台にありお部屋は全室オーシャンビュー。窓の外には常に絶景が広がります。都心から新幹線で約40分のアクセスの良さも魅力!

ホテル中に楽しい仕掛けがいっぱい!滞在するだけで親子ともに大満足

ファミリーフレンドリーで家族旅行には最高だと評判が高いリゾナーレ熱海ですが、今回初めて訪れた私は、噂以上の快適さにびっくり!ホテルから一歩も出なくても飽きる暇がないほど楽しさが詰まっていました。

館内に入るとまず目に飛び込むのが吹き抜けのフロアからの自慢の眺望。親子で息を飲みました。ワンフロア下には、伊豆七島をモチーフにした可愛いテーブルが並ぶアクティビティラウンジが。

館内の様々な場所には絵本や書籍がさりげなく置かれており、本のセレクトも素敵でした!おかげで、ちょっとした待ち時間なども息子はおとなしく平穏に過ごすことができ、親の心も平和…笑

壁面には鮮やかなデザインの、クライミングウォールが!迫力!!

私たちも親子でトライ!高い所は得意なはずが結構怖い…息子の方がひょいひょい登って行き、成長したなぁとしみじみ。

熱海の海や森の⽣き物などについて楽しみながら知識を深められるゲーム「熱海を旅するルーレット」や、すごろくも体験。

すごろくに使うシールなどもスタッフさんの手作り!「熱海九木」と呼ばれる9種類の木を同じ大きさのキューブにし、重さや香り、手触りなどを比べるハンズオン展示や、クラフトコーナーも。

こういったギャラリーや自由に使えるキッズルームも、洗練されたデザインが印象的でした。

子どもに寄りすぎないデザインでとってもおしゃれ!「幼児さんだけではなく、小学生くらいまで結構楽しんでいる」とのこと。息子も例に漏れず楽しそう!ボールプールで泳ぎ出したあたりで連れ出しました…

今回滞在した「テラススイート」はなんと120㎡!ワンフロアに4室しかなく、文字通りゆったり…贅沢すぎる!

広々としたバルコニーもあり、そこから絶景が!部屋に入るなりバルコニーに飛び出した息子、スタッフの方々と何やら楽しそうに話していました。

館内はどこもファミリーフレンドリーな設計で危険な場所がなく、子どもが自由に動き回っても安心。さらに、スタッフの方々も子どもたちに積極的に関わり話しかけてくださるので息子は生き生きと過ごしており、おかげで親もほっと一息つくことができます。子どもを楽しませるために大人が無理をするのではなく、滞在することで大人も心からリラックスできる場所を作りたい。そんな、「大人のためのファミリーリゾート」を目指しているという言葉がとても印象的でした。

森に浮かぶ秘密基地、樹齢300年のくすのきに創られたツリーハウス! イースターイベントも開催。

素敵すぎるお部屋に後ろ髪引かれつつ、まずは、ホテルから直結する敷地内にある「森の空中基地 くすくす」へ。

木の扉を開くと、森へと続く小道が…

小道の先には、樹齢約300年の大きなくすのきの上に佇むツリーハウスが!緑豊かな中で、地上9mにある樹上アスレチックなども楽しむことができます。

ツリーハウスクリエイターの第一人者、小林崇さんによる日本最大級のツリーハウス。高さは地上15m!

手前のウッドデッキには、春らしい色とりどりなティーパーティが準備されており、イースターイベントをプチ体験。

地元のお菓子屋さんで大切に作られた可愛いスイーツ、名産の柑橘類などを使った3種類のハーブティーが。

好きなお茶とお菓子を選び、可愛いコスチュームを身につけることも!お菓子の美味しさに、幸せいっぱいだった息子。

ツリーハウスを貸し切ってのプライベートティータイムや、イースターエッグを探すスタンプラリーなども開催されるイベント「ツリーハウスイースター」。開催期間は2018年3月17日〜5月31日。



大人も子どもも美味しく楽しめる工夫がいっぱいのビュッフェ。パティシエ体験も!

夕食・朝食をいただいた「スタジオビュッフェもぐもぐ」には、旬の食材や伊豆地方ならではのメニューが並びます。

レストランからも最高の眺め!子ども用のエプロン、カトラリー、ウェットティッシュまで完備。ちなみに温泉にも子ども用のボディウォッシュなどが揃っており、さすがのホスピタリティ!子どものセットは何も持たず、手ぶらで行けばよかったなぁ…

夜は「⽣しらす 釜揚げ丼」「アジフライ リゾナーレ流」などの名物メニュー、朝は伊⾖地⽅で親しまれているお茶を使⽤した「ぐり茶トースト」や、⽬の前でシェフが焼くオムレツ、「海鮮ラーメン」なども!

そして、コックコートを着てデザート作りを楽しむ「キッズスタジオ」にも参加!

着るだけで親子ともにテンションが上がります!

同年代のお友達と一緒で楽しそう。可愛い姿をカメラにおさめようと、皆さん写真撮りまくりでした笑

自分で作ったスイーツは格別の美味しさ!珍しくママにも半分くれました。

息子がママを思い浮かべて演出した「夜のお部屋デート」

食事中から、
「お部屋に戻ったら、何か変わっていることなんてあるはずがないよね」
「今言ったことはうそだよ!何も変わっていない普通のお部屋だよ!」
などと、時折発言が変だった息子。レストランから戻る途中もそわそわ…。
そして部屋のドアを開けると、あれ?真っ暗…途端に室内の扉を開ける息子!

「じゃーん!」

なんと、2⼈分のワイングラスとドリンク、ジュエリーボックスのような箱に⼊ったチョコレート、そして息子からのお手紙が…!

「ママ、いつもありがとう」とカードを渡され、さらに、夜景の見えるテーブルへグラスなどを運んでくれました。

着いてすぐに息子がスタッフの方とお話していたのは、実はこのサプライズの相談。私の好みの色のテーブルクロスやキャンドルホルダーを選び、一緒にメッセージカードを作成。スタッフの方が夕食中にこっそりお部屋に設えてくれたそう。ベッドにはお揃いのパジャマまであり、ふたりで温泉に行った後はそれを着てゆったり。ドリンクを注いでくれたり、スイーツを食べさせてくれたり、キャンドルを枕元に移動したりと、彼なりに私を喜ばせようと背伸びしてくれる姿がまた嬉しく、息子が寝てしまった後も感激で眠れませんでした…。今日1日のことはもちろん、小さい頃からのことが自然と思い返されつい涙がこぼれてしまい、いつまでも寝顔を見ていたい気持ちでした。

薪割りから息子がチャレンジ!自然に囲まれながらのアップルパイ作り

翌朝、お部屋から見える朝陽、朝の温泉、朝食を満喫したあとは再び「森の空中基地くすくす」へ。なんと、スタッフの方と一緒に息子が薪割りと火熾しに挑戦し、その火でアップルパイを作ってくれるとのこと。

お世話になった「やまぴー」さん。優しくかっこよく、息子はめちゃくちゃ懐いていました!アクティビティスタッフの皆さんの胸には呼びやすいあだ名の名札があり、より親しみやすかったです。

専用のグローブと台を使うので危険はなく、スタッフの方もぴったりついてくれるので安心。煙が目にしみても必死でガマン。

パイシートをのばしてから細くカット。工作みたいで楽しそう!

りんごをのせてくるくる。

屋外で豊かな自然を感じながらの貴重な体験。スタッフの方々にお任せして、息子が楽しみながら頑張る姿をゆっくり見守ることができ、それも嬉しかったです。

そしてツリーハウスで消えていくふたり…

しばらくして戻ってきた息子は、素敵なコスチュームに!
そして、ツリーハウスまで私の手を引きエスコート。貸切のツリーハウスに通され待っていると…
「ママ、いつもありがとう!」と、アップルパイのプレゼント!

バラの花状のかわいいアップルパイ。

半分以上息子が食べましたが笑、おいしかった!

スタッフの方と一緒とはいえ、薪割りからアップルパイ作りまで、一切私の手を必要とすることなく楽しみ、ツリーハウスまで手を引いて連れて行ってくれた息子はなんだかとても頼もしく見えました。可愛い飾りつけのされた貸切のツリーハウスでふたりゆっくり過ごすことができ、また夢のような時間…。

一面に白い砂浜が!ホテル最上階のカフェで、海を眺めながらのんびり読書タイム

最後に訪れたのは、ホテル最上階にある「ソラノビーチ Books&Café」。
⽩い砂浜が敷き詰められた中にゆったりとしたソファがあり、海を眺めながら様々な本を楽しむことができました。息子とふたり過ごした素敵な時間を振り返りかみしめながら、本を読んであげました。

読んだ本はひたすら昆虫が出てくる「虫の本」でしたが…

スタッフの方々の想いと素晴らしい環境…リゾナーレ熱海だからこそ味わえた、息子とのかけがえのない時間

今回何より嬉しかったのはやはり、自分にとって大切な息子が「私を喜ばせるため」に、考えたり頑張ったりしてくれる姿を見られたことでした。そしてそれは、スタッフの皆さんのサポートがあったからこそ!また、息子が常に全力で楽しんでくれているので私自身が子どもの「お世話」をする必要がほとんどなく、心身共にリラックスできました。
滞在するだけで心躍る場所だということに加え、常にそんなゆったりした気持ちでいられるので、息子とただ手をつないで歩いているだけでも幸せで、子どもの存在そのものに自然と感謝の念が湧いてきました。
本来、子どもとちゃんと向き合うことはいつでもどこでもできるはず。私にとっては一生の思い出と言えるくらい素晴らしい時間だったからこそ、改めて日常もだいじに過ごしたいと思うことができました。

「ママ大好き!」という息子からの気持ちを堪能できる貴重な旅、ひとりでも多くの親子に是非体験していただきたいです!

星野リゾート リゾナーレ熱海
「ママと息子の初めてのお泊まりデート」
■宿泊期間:2018年3月2日〜4月25日の月・水・金曜日
■宿泊料金:大人1名 29,150円〜/小学生1名 22,730円〜/6歳以下の子ども1名 18,450円〜(1泊2食付き/2名1室利用時/宿泊・税・サービス料込)
■定員:2名
■プラン内容:1泊2食+薪割り&アップルパイ作り体験+チョコレート&スパークリングワイン・ジュースセット+お揃いパジャマレンタル

佐々木はる菜 Halna Sasaki

ライター

1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。

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