切り方次第で、食感に驚くほど変化が出る"なす"。その魅力を話すのは、雑誌や広告で活躍中の料理家、髙山かづえさん。
「包丁で細切りにして炒めたものと、電子レンジで蒸して手でさいたものでは、食感や調味料のからみ具合がまったく違っておもしろいです」
そんな髙山さんに、ごはんが進む人気の甘辛レシピを教えていただきました!
なすと豚ひき肉の山椒みそ炒め
なすは細切りにすると火の入りが早くなり、ひき肉ともよくからみます。砂糖で水分を出し、しんなりさせてから調味料を入れるのがコツ。
材料・2人分
- なす…… 3 本
- 豚ひき肉……150g
- 赤ピーマン…… 1 個
- 砂糖……小さじ1
- A
- みそ……大さじ2
- みりん……大さじ1
- 酒……大さじ1
- 粉山椒、塩……各少々
- サラダ油……大さじ1
作り方
- なすは縦に1 ㎝厚さの薄切りにし、さらに1 ㎝幅に切る。ひき肉は塩少少を振る。赤ピーマンは種とワタを取り、細切りにする。
- フライパンにサラダ油を入れ、強火にかける。ひき肉を加え、1 分ほど炒めたらなす、赤ピーマンを加える。1 ~ 2 分炒めたら砂糖を加え、さらに炒める。
- なすから水分が出てしっとりしてきたら混ぜ合わせたAを加え、さっと炒め合わせる。器に盛り、粉山椒を振る。
これで元気が出る!
甘辛味に粉山椒を振ることで清涼感アップ。かける量はお好みですが、この炒め物は少し多めでもOK。
「厚みを残してソテーしたり、薄切りにして生のまま楽しんだり。同じ味つけでも切り方を変えると違う味になったりするので、いろいろ試してみてください」(髙山さん)
次回は中山智恵さんのトマトレシピをお届けします。
撮影/豊田朋子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/田中のり子 本誌編集部
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