家族の人数や年齢に合わせて選んできた
中古マンションをリノベ2回、平屋に住み替え、建築条件付き土地【住宅費高騰時代の"私たちらしい住まい"実例】
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@homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす
2026.10.21
譲れる、譲れないの見極めがもっと大事に
住宅費高騰時代に私たちは家をどう考える?

不動産価値や資材、人件費が上がり続け、さらに金利の上昇も……。今、住宅を手に入れるのに厳しい時代です。自分たちが満足できる住まい方を模索し、選んだ方々を取材し、さらに住宅のプロにも意見を伺いました。物価が上がり続けるなか、私たちが住まい選びで大切にするべきことを、一緒に考えてみませんか?
「わが家の正解はこんな形でした」
こんな時代の"私たちらしい住まい"実例
マンションか戸建てか、新築か中古か。それぞれの方法で、家族に合った豊かな住まいを見つけた3人のストーリーを紹介。正解がひとつではないのがわかります。
中古マンションをリノベ2回
こだわりのリノベで価値アップ! “値下がりしない”中古という選択
幼少期に実家で3回住み替えをし、「一つの家に一生住む」という固定観念がなかったrimiさん。これまでご自身も2回の住み替えを経験。いずれも築40年ほどの中古マンションを選びました。「新築は多くの人に合わせた間取りなので、自分たちの暮らしにフィットするとは限らない。家族の変化に合わせて住み替えるなら中古物件をリノベーションするほうが、住み替え時も市場で差別化できるなどメリットが大きいんです」。物件選びでは修繕積立金が十分貯まっているか、メンテナンスの状態、管理組合の運営などを重視。「現在の住まいも、子どもの成長とともに間取りの変更を柔軟にしていくつもりです。将来的には夫婦2人で60㎡程度の小さい家に住み替え、売却資金を老後にかかる費用として残せたらと考えています」
rimiさん
会社員の夫、小1の双子の女の子、1歳半の女の子の5人家族。会社員として勤務し、今年2度目の育休から復帰。インスタグラム(zz_home__)で暮らしについて発信。
1回目のリノベ
家族 4人75m²

2022年、双子の娘が3歳のときに入居した2LDKマンション。リノベ前提だったわけではなく、偶然出会った条件に合う物件が未内装だったため、フルリノベを決意。「リノベーション関連の企業に勤務していることもあり、設計に挑戦して施工会社に図面を引いてもらいました」。リビングを広めにとり、収納も充実。内装もこだわったことがプラスの要素になり、スムーズに買い手が決まりました。
2回目のリノベ
家族 5人90m²



設計のプロと〝生活の棚卸し〞をして子どもの成長も見据えた間取りに
2025年、三女の誕生を機に、前の家から近接した3LDKマンションに住み替え。今回は設計をプロに依頼。「どんな暮らしをしたいかについて〝生活の棚卸し〞をして、間取りを決めてもらいました」1.前の家に続いてリビングは広めに。回遊動線も重視しました。2.当初はリビングの一角に置いた子どもの学習スペース。3.天井の張り出しなどは築古ならでは。生かしながら設計を。今後は子ども部屋に学習机を置いたり、広めの子ども部屋を分割したりと、成長に合わせた間取りの変更も想定しています。
エリアを変え、中古平屋に住み替え
住宅費が今までの半分以下に。「シンプル平屋」での身軽な暮らし
2018年、長女の誕生を機に夫婦で勤務していた会社の近くに注文住宅を新築したmahoさん。一生住むつもりの購入でしたが、次女の誕生後ライフプランが変化。夫の転職などもあり、家族の時間を優先するため夫の転職先の近くに転居を決意し、自宅を売却。エリアの人気上昇もあり、売却額はローン残高を上回ってプラスに! 予想以上に早く買い手がついたため、新居が決まるまで2DKで仮住まいをしました。「手狭でしたが、この経験で〝最小限のものでも工夫次第で楽しく暮らせる〞という共通認識が、家族の間に生まれました」。その結果、選んだのは築25年のシンプルな中古平屋。月々のローン返済額も約半分に。収納や間取りを決め込まず、暮らしながら手を加える住まいづくりを楽しんでいます。
mahoさん
会社員の夫、8歳の長女、6歳の次女の4人家族。在宅ワークと並行して、ブログ(https://kurashi-cocochi.com/)やインスタグラム(ma.me_2347home)で発信も。



リフォームは水回りなど最低限のみ。畳や障子など元のつくりを生かしています。1.ふすまを開けると広いワンルームのように。奥の棚は押し入れを活用。2.子どもたちの学習スペース。狭いながらもどうしたら快適に過ごせるか子どもとも意見を交換。3.以前の住まいは対面キッチンでしたが、現在は壁付け。「子どもが成長し、壁付けキッチンはお手伝いを頼みやすくて快適です」
建築条件付き20坪の土地を購入
条件付きの土地にしたことで予算内で理想の住まいに
「賃貸が身軽でいい」と考えていたななこさんが戸建ての購入を決めたのは、2LDKのメゾネットでは手狭になったとき。3LDK以上の物件を探し始めましたが、希望エリアでは賃貸のファミリー向け物件が見つからず……。「中古物件も検討しましたがピンとこなくて。消去法で、新築戸建てにシフトチェンジしたんです」。そこで見つけたのが「建築条件付き」の土地。「施工会社が決まっていて、一定期間内(3カ月以内)に間取りを確定するという条件があった分、希望の立地で予算内に収めることができました。打ち合わせは慌ただしかったですが、月々のローン返済額も想定していた家賃と変わらず。子どもがのびのび過ごせて、友達も招きやすくなり、結果的に戸建てを購入して大満足です」
ななこさん
会社員の夫、小1の長男、4歳の長女との4人家族。フリーランスで働きながら、子育てや日常を発信するインスタグラム(nanako_mum)に加え、家情報も(nanako_no_ie)。



1.土地は20坪ほどと小さめ。「光が入ると狭さを感じないとアドバイスを受け、リビングは吹き抜けに」2.「子ども部屋は広くせず、手前に転用可能なセカンドリビングを確保」3.車を持たないと決めたため、駐車場の代わりにファミリークローゼットを。「駐車場がないと将来売却しにくいらしいのですが、売るときは更地にすることも視野に入れ、今の住居空間を優先しました」
Staff Credit
撮影/林 ひろし 取材・文/古川はる香
こちらは2026年LEE10月号(9/7発売)「住宅費高騰時代に私たちは家をどう考える?」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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