LEE COVER INTERVIEW 有村架純さん「有村さんと、秘密の話」
LEEカバーに初登場!
【有村架純さんインタビュー】映画『花まんま』「関西弁が飛び交う現場は、故郷に戻ったような感覚になりました」
2025.05.10 更新日:2025.05.12
LEEカバーインタビュー
有村架純さん「有村さんと、秘密の話」

カメラの前に立つだけで、そっとほほえむだけで、スタジオの空気がやわらかくなる。美しく、可愛らしく、ふんわりと、まあるい空気を身にまとう人。デビューから15年、第一線で輝き続ける、有村さんの“魅力の秘密”を探ります。
あちこちで関西弁が飛び交う現場はどこか懐かしく温かく、故郷に戻ったような感覚になりました
Kasumi Arimura
妹を、兄を、家族を思う温かい気持ちが詰まった映画

「映画『花まんま』の脚本を初めて読んだときは、王道の家族の物語といいますか、大阪の下町が舞台になっているので。とても人情みあふれる、どこか懐かしい印象を受けました。こういう感じの作品にはしばらく出会っていなかったですし、主演の鈴木亮平さんとちゃんと共演するのは初めてですし、前田哲監督とも以前からご一緒したいと思っていたので。すぐに出演を決めました」
有村さんが演じたのは、鈴木さん演じる俊樹の妹、フミ子です。両親を早くに亡くし、大阪の下町で二人きりで生きてきた兄妹。フミ子の結婚が決まり、俊樹の肩の荷がやっと下りると思ったそのとき、ある秘密が明らかに……。物語は思いもよらない方向へと動き始めます。
「今まで亮平さんとお会いする場所といえば東京、それも日本アカデミー賞だったり、授賞式がほとんどで。その姿からストイックで実直なイメージを持っていたのですが、今作の現場にいる亮平さんは“関西にいる普通のお兄ちゃん”そのものでした(笑)」
『花まんま』の撮影場所はすべて関西。同じ兵庫県出身の鈴木さんと有村さんにとって、関西弁が飛び交う現場はどこか懐かしくホッとするような場所で、「温かく“おかえり”と出迎えられているような感覚になった」とほほえみます。
「だからですかね、お箸をコロコロッと落としてはアワアワと慌てたり、お茶目で抜け感のある亮平さんを目撃する機会がとても多くて(笑)。新しい現場に入るときは、今も緊張してしまう私ですが、ナチュラルな亮平さんのおかげで、肩ひじ張らずに現場に入ることができました」
妹を、兄を、家族を思う温かい想いが詰まっている今作。
「劇中での俊樹とフミ子は可愛らしく、実際に完成された作品を見ても、可愛い映画ができたなと思いました。ふっと心が温まる家族の物語、LEE読者の皆さんにも楽しんでもらえたらうれしいです」
Information
映画『花まんま』

大阪の下町で暮らす二人きりの兄妹。「妹を守れ」という亡き父との約束を胸に生きてきた兄・俊樹(鈴木亮平)。妹のフミ子(有村架純)の結婚が決まり、その約束を果たせそうだと思ったとき、遠い昔に封印したはずの〝秘密〞が蘇り……。涙あり、笑いあり、感動あり、心揺さぶられる家族の物語。全国映画館で上映中。
映画『花まんま』公式サイト
Staff Credit
撮影/菊地泰久(vale.) ヘア&メイク/尾曲いずみ(STORM) スタイリスト/瀬川結美子 取材・文/石井美輪 撮影協力/アワビーズ
こちらは2025年LEE6月号(5/7発売)「LEE COVER INTERVIEW 有村架純さん「有村さんと、秘密の話」」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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