東日本大震災から12年

2011年3月11日、14時46分。皆さんはどこで何をしていましまか？

私はその日は家族で近所の公園にピクニックに行き、帰り道で当時3歳だった娘が寝てしまったため、自分だけ商業施設で車を降り、一人買い物をしている途中でした。ちょうど3階の売り場を歩いていたところ、あれ？何か揺れてる？と。すぐに激しい揺れが。

家電売り場では商品が棚から落ち、天井もベニヤ板が剥がれて電球が今にも落下しそう。ただ事ではない、とその場にいた誰もが暫く言葉を失っていました。

お店を出て駐車場に避難誘導されたのですが、コンクリートの地面に亀裂が入り、流氷のように動いていました。その隙間からは時折水が吹き出して、初めて見る、今まで想像もできなかった光景でした。

マンホールはあの有名なテレビゲームにでてくる土管みたいに飛び出して、地面は液状化。普段なら5分で帰宅できる道ですが、泥に足を取られるので30分かかりました。

当たり前だった日常が一瞬で崩れ、大切な家族と離れ離れになってしまった人も大勢います。いまだに行方不明の方が2523人いるという辛い現実。

毎年3月11日は黙祷を捧げ、キャンドルを灯し、皆の心が癒えますようにと願います。

当時、計画停電中に灯したキャンドルを思い出します

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