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バジルポテトのケークサレレシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ

  • 八田真樹

2017.04.11

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4月
春、本番。新じゃがいも、新玉ねぎ、春キャベツ・・・春野菜も旬をむかえています。今回はそんな春野菜を使った甘くないケーキ、バジルポテトのケークサレです。焼きこむ野菜でいろんな顔がたのしめるケークサレ。同じ素材でも炒めてから加えるのと、そのまま加えるのとまた違った焼き上がりになるのもたのしいし、何といってもにぎやかできれいな切り口が魅力です。トロンととけるようになじんだ生地にしたいときには炒めてから、野菜のフレッシュなかんじを残したいときには火を入れずにそのまま焼きこんでいます。どんな焼き上がりにしたいかイメージして作り分けてみてくださいね。

今回は野菜の甘みも出したいので、炒めてから加えるレシピ。たっぷりのバジルもさわやかです。しっかりと水気を絞ってから加えましょう。温めなおすときはオーブンでもう一度焼いています。少しだけのときには、電子レンジとトースターの合わせ技(笑)。電子レンジはふんわりとやわらかく、トースターはカリっと香ばしく温められるので、数秒チンしたあと、トースターで表面をカリっとトーストしてます。粉チーズの軽めの生地だけれど、じゃがいも効果で食べ応えもしっかり。おやつや朝食にもいいし、ワインと一緒に楽しむのもおすすめです。

 

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             おうちケークサレ

 

 

 

バジルポテトのケーク・サレ

【材料】 18x8x高さ6cm 1台

・ 卵 2個
・ 牛乳 80ml
・ サラダ油 45g
・ パルメザンチーズ 30g
・ 薄力粉 100g
・ ベーキングパウダー 小さじ1
・ 塩 少々

・ じゃがいも 150g
・ 玉ねぎ 1/3個
・ バジル 20g
・ アンチョビ 3~4枚

 

【作り方】
* 型にクッキングシートをしく。オーブンを170℃に温めておく。

1 じゃがいもは5mm厚さの拍子切にし、水にさらす。玉ねぎは横半分に切り、薄切りにする。バジルの葉は千切りにし、アンチョビは刻む。(写真a)

2 フライパンにオリーブ油を熱し、玉ねぎを炒める。玉ねぎがしんなりしたら水気をきったじゃがいもを加えてさっと炒め合わせ、軽く塩、コショウをふって火からおろす。キッチンぺーパーの上に広げて汁気をきる。

3 ボウルに卵を割りほぐし、パルメザンチーズ、塩を加えて泡立て器でよく混ぜる。

4 (3)にサラダ油を少しずつ加えてよく混ぜる。

5 (4)に牛乳を少しずつ加えてよく混ぜる。

6 (5)に(2)、アンチョビ、バジルを加えてゴムベラで混ぜる。

7 (6)に薄力粉、ベーキングパウダーを合わせて振るい入れ、さっくりと混ぜ合わせる。(写真b)

8 型に生地を入れ(写真c)、170℃で40分~45分ほど焼く。(竹串を刺して何もついてこなければ焼き上がり)

 

(写真a)%e5%86%99%e7%9c%9f%ef%bc%93

 

(写真b)%e5%86%99%e7%9c%9f%ef%bc%95

 

(写真c)%e5%86%99%e7%9c%9f%ef%bc%96

 

 

 

製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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