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堤 人美さんとワタナベマキさんの旅する気分で韓国ごはん台湾ごはん

溶ける食感を味わう素朴なスイーツ「台湾カステラ」レシピ/ワタナベマキさん

  • ワタナベマキ

2022.07.06

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ごはんの後も、旅するように 台湾のおやつ

やっぱりシメは甘いもの。地元でも大人気のスイーツ! 旅気分がますます盛り上がります。

台湾カステラ

溶ける食感を味わう素朴なスイーツ「台湾カステラ」レシピ/ワタナベマキさん

卵たっぷり。シュワッと軽く、溶けるような食感の台湾の大人気スイーツ。「地元では、昔ながらのパン屋さんに並んでいる、素朴なおやつです」(ワタナベマキさん)

材料・1個分(12×18×6㎝の型使用)

  • 卵……4個
  • 中力粉……50g(または薄力粉25g、強力粉25gを混ぜる)
  • 牛乳……大さじ3
  • 油(米油、太白ごま油など)……大さじ4
  • グラニュー糖……80g

下準備

  • 型にオーブンシートを敷き込む。
  • 牛乳を50℃(触って少し熱い程度)に温める。
  • 卵は卵黄と卵白に分け、卵白は冷蔵庫で冷やしておく。
  • 中力粉はふるっておく。
  • オーブンを180℃に予熱する。

作り方

  1. 油をボウルに入れ、湯煎に1分ほどかけて温める。湯煎から外し、卵黄と牛乳を入れてよく混ぜて全体をなじませる。
  2. ①に中力粉を加え、泡立て器で手早く混ぜる。
  3. 別のボウルに冷やしておいた卵白を入れ、グラニュー糖を加える。泡立て器で空気を含ませるように混ぜ、七分立て(ツノがスーッとおじぎをするくらい)のメレンゲにする。
  4. ②に③の1/3量を加え、泡立て器で混ぜ合わせる。なじんだら、残りの③を加え、ゴムべらに持ち替えて泡をつぶさないようにさっくりと混ぜる。
  5. ④を一気に型に流し入れる。10㎝程度の高さから2~3回落とし、生地の中の空気を抜く。
  6. 大きめのステンレスバットにキッチンペーパーを敷き、⑤の型をのせる。型の1.5㎝高さまでバットに湯を注ぎ、バットごと天板にのせ、180℃に熱したオーブンで12分焼く。150℃に下げ、さらに45~50分焼く。

教えてくれたのは 
ワタナベマキさん

ワタナベマキさん

旬の素材をシンプルに味わう料理で人気。ここ10年ほど、毎年訪れるほどの台湾愛を持ち、レシピ本も発表。台北のみならず、台南、新竹など地方にまで足をのばす。最近は韓国エンタメにもハマっている。
Instagram:maki_watanabe
Twitter:maki_watanabe_
公式サイト:https://maki-watanabe.com/

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2022年7月号【堤 人美さんとワタナベマキさんの旅する気分で韓国ごはん台湾ごはん】より
撮影/メグミ スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美

ワタナベマキ

料理家

ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。

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