生きた英語を身につけてグローバルな感覚を養ってほしい、子どもが「やりたいこと」に出会い、自分らしさを磨いてほしい。子どもの将来を考えると、幼いうちからどのような体験をさせるといいのかと親の悩みは尽きません! 特に幼児期に通う園選びや、習い事選びは情報集めに奔走し、比較検討に時間をかける人も多いはず。
英語をはじめ、思考力、運動能力、ライフスキルをバランスよく学べるプログラムが充実していると注目を集めているのがKids Duo International(KDI)です。幼稚園と保育園の機能を一体化させた“バイリンガル幼児園※”で、多様な経験ができる園生活に加えて習い事もさせたい要望が叶うことから、働くママも朝から夕方まで安心して子どもを預けることができるんです!
最近、子どもの習い事やグローバル教育に関心があるというLEEキャラクターの高井理子さん親子が体験入園してきました。
※幼児園=保育園と同じ保育時間、幼稚園以上のカリキュラムを提供するKDI独自の保育施設です。
LEEキャラクター高井理子さん&りんくん
4歳のりんくん、0歳の次男の母。りんくんは現在保育園の年中クラスに在籍。そろそろ習い事を始めて子どもの得意分野を伸ばしてあげたいと思いながらも「今は育休中ですが、復職すると平日の習い事の送迎は難しくて…。週末に習い事を入れると家族の時間がなくなってしまうのが悩みどころです!」
バイリンガル幼児園ってどんなところ?
まずはKDIのカリキュラムの特徴やどんな方が通っているのかなど、高井さんが気になることを、KDI教務責任者である小野木文香先生に質問!
高井さん(以下、高井) KDIの英語教育には、どんな特色があるんですか?
小野木先生(以下、小野木) KDIでは英語環境の中で言語習得を目指すイマージョン教育を取り入れています。すべてのクラスに英語ネイティブの先生が配置されていて、その先生とのコミュニケーションは英語で行います。その結果、シャワーのように英語を浴び続けるとともに、自然と日常生活に必要な英語が身についていきます。
高井 英語教育以外には、どのようなプログラムがあるのでしょうか?
小野木 知育教育、運動指導、職業体験、ライフスキル教育などが主なプログラムですが、いずれもただ遊ぶだけでなく、それぞれのプログラムの中で子どもたちが目的を持って活動できることを重視しています。
高井 教育方針として「自分力を育てる」ことを大切にされているとのことですが、どういうことなのでしょうか?
小野木 「自分力」とは自分で決めて、自分で行動するということですね。成長してからその力を発揮するために、幼児期には頑張る力、諦めずにチャレンジする力を育むことが「自分力」につながると考えています。友達から刺激を受けることで「頑張ろう!」と思えることもあるでしょうし、先生はやり方を的確に指示して、褒めることを心がけています。なんでもいいから褒めるのではなくタイミングも大切で、目標を達成した瞬間に褒める。「できた! うれしい!」という感覚を積み上げていくことが、幼児期はとても重要だと考えています。
高井 これだけ手厚い教育をされていると、親の出番も多い気がしていて。共働きでも通えるものなのでしょうか?
小野木 KDIでは7割のご家庭が共働きという園もあります。通常のカリキュラムは9時から17時ですが、年中年長クラスは17時以降には課外授業の時間も。習い事のように送迎の必要もないと、親御さんにはご好評いただいています。
高井 そうなんですね! 息子も年中になって、そろそろ習い事を始めようかと思っていたのですが、平日は送迎が難しくて、土日は家族で過ごす時間が欲しいと悩んでいたんです。
小野木 そこは園にまかせていただいて、ご家庭ではお子さんと接する時間をたっぷり取っていただけたらと。園から帰宅後に習い事となると、一度スイッチが切れてしまって「行きたくない!」となるお子さんもいますが、園での課外授業の場合は、日常のカリキュラムの流れの中で行えます。スムーズに課外授業に移れるので、集中力を切らさずに楽しみも持続できているという声も聞きますね。
高井 送迎などの負担はなく、子どもにいろいろな経験をさせてあげられるって、本当に働くママにはありがたすぎますね!
09:00 Circle Time
・朝の会 ・ウォーミングアップ
09:20 English Topic(テーマ活動)
・動物をテーマにした英語にふれる(2ヵ月に1テーマを学習)
10:20 Phonics(フォニックス)
・アルファベットと音のルールに学ぶ
10:50 Arts & Crafts
・英語環境で行う図画工作
11:20 ランチ&お昼寝
・給食によるランチ ・お昼寝
13:30 英語で自由遊び
・英語環境で自由に遊ぶ
14:00 Ninjaあそび(運動)
・技術:操り玉を投げる ・ゲーム:忍者陣取り
15:00 Snack Time
・おやつ
15:30 数のおけいこ
・数字の知育レッスン
16:00 音楽
・鍵盤ハーモニカ ・歌を歌う
16:30 Circle Time
・帰りの会
17:00 降園
・帰宅(バス送迎)
楽しみながらネイティブの発音が身についていく
先生と一緒にほっぺを指さして「Cheeks!」
各教室に配備された電子黒板も活用しながら、ネイティブの先生が英語で教えてくれます。今回のテーマ「体」の部位。英語でのコミュニケーションは初体験のりんくんでしたが、先生の動きや表情を見て、やがて「Cheeks!」「Nose!」と声を発するように! 子どもたちは電子黒板にも興味津々だそうで、触ったり、自分で書き込んだりしたい気持ちが、積極的に手を挙げて答えるきっかけにも。まさに日常的に、楽しみながら英語を習得していきます。
国語、算数、理科、社会の学習につながる土台を築く
枠と同じ形になるように、工夫しながらブロックを並べていきます。
知能教育では99種類の知育教材を使って「目的をもったあそび」を体験し、子どもたちの「できた!」「おもしろい!」を引き出します。今回はパターンブロックという図形ブロックを用いて数のおけいこを体験。楽しみながら算数の基礎となる数量感を身につけていきます。ここでも“どれだけ早く正解に導くか”よりも、先生は「いくつのブロックでできているかな?」「もうひとつブロックを増やしてみようか?」と声をかけ、子どもが自ら考えることに重きを置いています。考えるプロセスを経験していくことが、就学後の学習の土台となるのです。
スモールステップで身体の動かし方を体得
運動をする「Ninjaあそび」では、的あてで遊びながら「投げる」を学んだりんくん。終始ノリノリで集中して取り組んでいました。
KDIの運動プログラムは、走る、飛ぶ、投げるなどあらゆるスポーツの根幹となる9つの基本動作を「Ninjaあそび」を通じて体得していきます。今回体験したのは「投げる」。ボールを投げるときの腕の動き、目線の動かし方などの必要な動作を要素に分けて段階ごとに体得していきます。スモールステップで進めていくので、「できた!」を何度も体験できることがやる気につながります。成長してどのスポーツをやるにも、KDIで学んだ動作が生きてくるとか。
リアルな職業体験が社会の仕組みを知るきっかけに
りんくんが選んだのはファイヤーファイター(消防士)。消火活動について先生が英語で伝えてくれます。
園舎内にリアルな職業体験ができる専用コーナーが。ベーカリーなら実際にパンを焼いてみる、メールキャリアなら各教室に郵便物を配達するなど、プログラムもかなり本格的! 仕事を終えると園内のみで使えるお金もお給料としてもらえるとか。職業体験を通じて、社会にどんな仕事があるかを知り、働く人への感謝の気持ちが芽生えます。また、職業体験プログラムもすべて英語でやりとりをするので、仕事にかかわるボキャブラリーが増えることにも。
体験後は「楽しかったね!」と親子とも笑顔に。
実際にプログラムを体験してみて「想像以上の充実ぶりでした!」と高井さん。「バイリンガル幼児園ということなので、英語に特化した内容かと思ったら、それ以外のプログラムも素晴らしくて。算数にしても、運動にしても、物事の根本から教えるという考え方に共感しました。保育時間が夕方までと長いのも安心できるポイントですね」。また、りんくんについては「プログラムに取り組む様子を見て、今まで気づかなかったわが子の興味があることを発見できました。KDIに通うことで、秘めた可能性が伸ばせるということですよね。帰宅したら入園説明会の予約について家族会議をしたいと思います!」
Kids Duo International 幼児園一覧
東京
・東雲
東京都江東区東雲1丁目5-21
・池上
東京都大田区仲池上2-10-1
・三鷹
東京都三鷹市上連雀9-29-12
・国立
東京都国分寺市富士本2-15-1
神奈川
・青葉台
神奈川県横浜市青葉区榎が丘4-11
・センター南
神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央17-30
千葉
・ニッケコルトンプラザ市川
千葉県市川市鬼高1丁目1-1
ニッケコルトンプラザ ツムグテラス1・2F
・おおたかの森
千葉県流山市おおたかの森北2-56-4
・新浦安
千葉県浦安市高洲3-26-28
埼玉
・武蔵浦和
埼玉県さいたま市南区白幡5丁目3-21
大阪
・豊中
大阪府豊中市少路1-9-14
お問い合わせ
Kids Duo International
受付時間10:00~16:00 (土・日・祝除く)
※オフィシャルサイトよりお近くの園までお問い合わせください。
撮影/露木聡子 ヘア&メイク/杉山えみ モデル/高井理子(LEEキャラクター) 取材・文/古川はる香