渋谷にある予約制レストラン「HITOTEMA」主宰で料理家の谷尻直子氏と、浅草で予約制にて糧菓のコースを提供する「菓子屋ここのつ茶寮」主宰の溝口実穂氏が考案した、対（ツイ）なる和のチーズケーキ「一対」がサイト「ITTSUI.jp」にて発売開始！
ひと足先に試食会に参加させていただきました。そのレポも掲載します。
「一対」は国産食材にこだわったベイクドとレアのチーズケーキセット
「一対」は、和のもの、季節を大切に、食を通して心をつなぐ、谷尻氏と溝口氏の“心を整える菓子をつくりたい”思いが重なり実現した、初めてのコラボレーションプロジェクト。
ベースとなるお菓子は、ふたりが偏愛するチーズケーキ。お互いが得意とする、日本文化を感じることができる国産食材にこだわり、幾度も試作を繰り返し、誕生したものだそうです。
谷尻氏が考案した「味噌クラストのベイクドチーズケーキ」と、溝口氏が考案した「きな粉クラストのレアチーズケーキ」の2種類が1箱で味わえることを“一対”としたチーズケーキセット。
お店に足を運べずとも、「一対」をお取り寄せすることで、「HITOTEMA」、「菓子屋ここのつ茶寮」が織りなす食体験を、より身近に感じることができます。
一対（イッツイ） ￥9,900（送料：全国一律￥1,100） ／内容：（写真左）味噌クラストのベイクドチーズケーキ 400ｇ、（写真右）きな粉クラストのレアチーズケーキ 320ｇ
●味噌クラストのベイクドチーズケーキ
福井県産の有機味噌を、米粉ときび砂糖のクラストに混ぜ込んで焼き上げ。塩味を効かせたクラストが、チーズケーキの甘味とクリーミーさを絶妙に引き立て、チーズと味噌、二つの発酵食品のマリアージュを堪能できます。
●きな粉クラストのレアチーズケーキ
香ばしさと食感のアクセントに、北海道産のきな粉を使用。まるで雲の様に真っ白でなめらかなレアチーズムースと、焙煎されたきな粉の香りのハーモニーが口の中に広がり、フワフワとザクザクの食感を同時に味わえます。
好きな時間に、好きな様に食べてもらえるよう、ケーキの土台となるクラストが別添えで入っているのもうれしいポイントです。
味わいかたが何通りも楽しめます
発売に合わせて、メディア試食会があり、ひと足先に「一対」を味わうことができました。
素敵な器とともにお目見え！ 四角いお皿は山田隆太郎氏、丸いお皿は青木良太氏の作品。
味噌クラストのベイクドチーズケーキは、さっぱりした味のチーズとコクのある味噌がすごくマッチしていました。濃厚なのに、重くない。そして、ワインや日本酒がすすみそうな一品です。
きな粉クラストのレアチーズケーキは、レアチーズが本当にふんわりとした口溶け。一方で、香ばしいきな粉クラストでザクザクな食感も楽しめ、いくらでも食べられそうな感覚になります。お茶との相性も抜群です。
ケーキは解凍の時間でも食感が変わるため、いろいろ試すのも楽しそうです。（試食会で出されたのは１時間30分ほど解凍されたものでした）
溝口氏は、祖父母が育てているしそを蒸留したホットウォーターもご用意してくれていました。チーズケーキのジャマをしないようなスッキリしたのどごしでした。
ベイクドチーズと相性抜群の味噌クラスト、レアチーズのアクセントとなるきな粉クラストは、砕いてふりかけたり、そのまま塗ったりと、お好みで楽しめると教えていただきました。
味噌クラフトを砕いただけなのに、ベイクドチーズケーキが一段とおしゃれなスイーツに！
お茶や純米酒、ワインも一緒にいただくことができ、おやつタイムのカフェでひと息、ディナー後のスイーツタイムでひと息ついているような至福の時間を過ごせました。
公式ホームページでも、今後、お茶やお酒など、「一対」のおともにおすすめのペアリングを公開予定なのだそう。「一対」のチーズケーキがあれば、毎日の楽しみが増えそうです。
ぜひ、自分へのご褒美や、友人などへのお土産にいかがでしょうか。
発案者おふたりのプロフィール
（写真左から）溝口氏、谷尻氏
谷尻直子（Naoko Tanijiri）
料理家・フードプランナー。東京都渋谷区にある予約制レストラン《HITOTEMA》を主宰。ファッション業界を経て料理家へ転身。「現代の日本母の料理」をコンセプトに、6年間ベジタリアンであった経験や8人家族で育った経験、発酵食品や薬膳の知識を活かし、食を中心としたトータル的な提案を行う。著書に『HITOTEMAのひとてま』、『HITOTEMAのひとてま第二幕』。
HITOTEMA
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溝口実穂（Miho Mizoguchi）
東京・浅草で予約制の「菓子屋ここのつ茶寮」を主宰。日本に古くから伝わる歌詞を通じて「お客様一人一人の世界を広げられる茶寮であれたら」という想いを持ち、繊細にして緻密な菓子とお茶への愛を整えられた空間で体現。「菓子屋ここのつ茶寮」では、甘いものやしょっぱいものを織り交ぜた5皿の菓子とそれに合わせた6種類前後のお茶を提供している。
「菓子屋ここのつ茶寮」
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