クリーンな女性らしさに確かな上質感を秘めた、進化系ベーシックアイテムを編集部が厳選。理想の女性像を表現した親近感あふれるスタイリングにのせ、おしゃれに軽やかにお届けします。

profile

● おおひら　のりこ　Noriko Ohira

LEE DAYS世代のスタイリスト。10代の頃、シャルロット・ゲーンズブールに憧れ、徳島から上京。アニエスb.に就職後、スタイリストを目指して方向転換。現在は雑誌やWEBを中心に活躍。

● AH

約20年『LEE』編集部のファッション＆ビューティ担当、副編集長を経て、現在は「LEEマルシェ」室長兼『LEE DAYS』編集長を務める。LEE DAYSのカジュアル派代表として、おしゃれを日々、研究中。

「LEE DAYSが思い描く女性像をアイテムに落とし込んでみました」

LEE DAYS2号目にして実現した編集部セレクトアイテムのご紹介。スタイリングを手がけた大平さんと編集長AHが、思いの丈を語り合います。

AH　大平さんが考えるLEE DAYSらしいファッションって、どんなイメージですか？

大平　上品で甘さのある大人カジュアルといった感じでしょうか。エレガントなマダムではなく、もっと日常にふわっと溶け込む親しみやすさとか可愛げがあるような。

AH　大平さんや私もそうですが、読者の多くはおしゃれの根底にトラッドやフレンチカジュアルが存在する世代だと思うんです。

大平　まさにドンピシャです（笑）。今回のアイテムは、その世代のアンテナに引っかかる魅力を持ったものばかりですよね。

AH　そこをベースに育った方々がたどり着く到達点の提案ができたらいいなと思いました。好きなものは好きという気持ちを込めて。

大平　そういった思いを意識しつつ、スタイリングは明日にでも真似したくなるものを目指しました。

AH　はい、私もぜひこのまま完コピさせていただきます！（笑）

装いが瞬時にこなれる大人のための上質な一足

NOVESTA
「白レザースニーカー」
￥31900

旧チェコスロバキアで1939年に誕生したフットウェアブランド。古くから制作されていたモデルをベースに、よりはき心地よく、現代的でジェンダーレスなデザインにアップデートされたジャーマントレーナーから、清潔感たっぷりのホワイトをチョイス。

「ほっそりとした形と、上質さがきわ立つレザー×スエードの組み合わせが目を引きました。コーデに品のいい抜け感が欲しいときに最適！」（AH）

素材によって異なる色みでオールホワイトを表情豊かに

スニーカー￥31900／LEEマルシェ（ノヴェスタ）　ジャンプスーツ￥42900／エース代官山（エース）　Tシャツ￥12100／シンゾーン ルミネ新宿店（ザ シンゾーン）　ピアス￥2640／ロードス（オギー）　ストール￥62700／グリニッジ ショールーム（ジョシュア・エリス）　バッグ￥86900／エバゴス　靴下￥2970／シップス 有楽町店（ブルーフォレ）

とびきり上品な白スニーカーは、スマートなシルエットも大人っぽさを引き上げる要因。パンツはもちろんスカートにも相性抜群です。

定番の一歩先を行くスニーカーとの出会い

メンズライクなジャンプスーツの足元に、軽やかな抜け感をもたらす白いスニーカー。品格漂うワンランク上の存在感で、デイリーな着こなしを大人っぽく上品な印象に仕上げてくれます。

清潔感の決め手はソールに至るまですべて白で統一したルックス。イタリア製の牛革を使用した表革とスエード、ラバーソールの微妙な色みの違いが、オールホワイトを表情豊かに見せます。ややタイトな作りなので、足幅が広めの方はワンサイズアップがおすすめ。

サイズ：22.5〜23、23〜23.5、23.5〜24、24.5〜25、25〜25.5㎝
材質：甲材／牛革　ソール／ゴム

撮影／野田若葉（TRON）　ヘア＆メイク／YUMBOU（ilumini.）　スタイリスト／大平典子　モデル／寺田椿　イラスト／Jasmine Fulford　取材・原文／葛畑祥子
※商品価格は消費税込みの総額表示（2021年10/20発売LEE DAYS VOL.2現在）です。